RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。
今回は暮らしやすさを大切にしながら、スッキリとナチュラルに空間を整えているRisuさんに、キッチンでの工夫を中心に収納のこだわりをお伺いしていきます。
今回教えてくれたユーザーさん♪
50代フルタイムで働く主婦。休みの日を使って整理収納アドバイザーとして活動中。夫、大学生2人の子どもと4人家族。趣味は料理。片付けは苦手で、どのようにしたらスッキリ、楽に生活できるかをいつも模索中です。
散らかって見えない、理に適ったスタイル
Risuさん宅の収納を拝見していると、次第に収納なのかインテリアなのか分からなくなります。それほど、『しまう・収める』姿が美しいのが特徴。毎日使う道具や材料がインテリアとして、眺めの中で活きているのが素敵だなと感じます。そこにはどんな工夫や思いが込められているのかが気になりますよね。まずは、そのあたりから教えていただきました。
「飾ることを楽しみつつ、見せるところと隠すところを分けました。色は統一して、散らかって見えないようにしています。特に食品の見せる収納は、フードロスを避けるためにたどり着いた手段でもあります。」
なるほど、確かにキッチンの背面の収納にしても見せると隠すのメリハリがあります。そのバランスもまた、たまらなくオシャレ。さらに、キッチンではフードロス対策もされているとのことで、ここからはさらに詳しく収納の工夫と併せて掘り下げていきましょう！『もったいないを減らす』アイデアはきっと、スッキリとした暮らしをより合理的なものに導いてくれるはずです。
時短やフードロス回避を意識したキッチン収納の工夫
その1 アクション数が少ない容器に入れれば、時短になる
「毎日の料理をいかに早くこなせるかを考えると、少しでも効率的に行うことが肝心になります。例えば、蓋を回して開ける容器より、片手で蓋を開けられる容器を使う方が効率的です。そんな風になるべくアクション数を少なくするべく、毎日使う調味料は使いやすい容器に入れ替えています。このひと手間で、日々の時短効果が上がりました。」
その2 透明な容器を使えば、減りや賞味期限の管理もしやすい
「食品はきちんと管理していないと、賞味期限がすぐに切れてしまいます。そしてそのまま存在すら忘れてしまうこともあります。だから、透明な容器を使って、減り具合を一目瞭然にしました。賞味期限も一緒に添えておけば見落としもありません。これでだいぶフードロスを減らせると思います。」
その3 アクセントに植物を置けば、雰囲気が和らぐ
「色の統一をしてスッキリシンプルにしたものの、どこか印象が殺伐としてしまいました。そこで、観葉植物をひとつ置いてみました。それだけで雰囲気が柔らかくなり、心地良さもUPします。キッチンに立つのが楽しくなり、きれいに維持するモチベーションも高まりました。」
オススメの収納アイテム
いろいろな形があり、組み合わせ方でバランス良く収まります。蓋のボタンを押して密封をさせる仕組みや、軽くて丈夫で場所を取らないところ、中身がわかるところが気に入りました。類似品も試しましたが、やはりオクソーが本当に良かった。
販売サイトで商品を見る最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました
「収納が苦手な人は、アクション数を減らす収納方法がおすすめです。また、無理にきれいに収めようとしなくてもいいと思います。苦手な人は面倒でやらなくなります。例えば、家族の下着、靴下などシワが気にならないものなら、ポイと入れるだけの引き出しだけあればOK。つっぱり棒を利用した収納にとりあえず掛けるとか、床にものを置かない意識を持つだけでもスッキリ見えるようになりますよ。」
無駄を減らせば面倒も減って、暮らしやすくなる
アクション数を減らし、『もったいない』も減らして、見た目は良くするRisuさんの発想は画期的でした。ちなみにこちらの写真は、休みの日にがっつり料理をする日のキッチンカウンター。やはりアクション数を減らせる容器に入れ替えられたオイル類が、ズラリと並んでいます。普段は酸化を避けるために暗所にしまってあるけれど、がっつり使う時はここにポンと登場させるのだそうです。しまい方、使い方、見せ方、見せることで得られるたくさんのメリット……全部が暮らしやすい日々の流れにきちんと通じているのが素敵ですよね。
今回は注目した箇所こそキッチンですが、Risuさんの考え方は掃除道具であったり、洗剤であったり、玄関やクローゼットでだってきっと応用できます。ぜひ、参考にしてみてください。
Risuさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい！
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