RoomClip Award

RoomClip Awardとは?

生活者の行動をもとにした
独自の住まいのアワードです。
「Keyword Ranking」「Best Products」
の二つの観点で、
「RoomClipのユーザーさんの投稿数、
検索数、いいね数、コメントなどの
データをもとに、
今年注目された暮らしと
インテリアに関するキーワードと
プロダクトを選出しています。

Keyword Ranking

キーワードランキング

RoomClipでの投稿数、検索数、いいね数、
保存数、コメントなどのデータをもとに、
今年注目された暮らしとインテリアの
トレンドを選出しました。

  1. 01

    色のある暮らし

    シンプル、ホワイト、ナチュラルといったすっきりとしたスタイルが人気だったここ数年の部屋のインテリアトレンドですが、にわかに色を取り入れたお部屋の投稿が目立つようになっています。花、ポストカード、インテリア雑貨などの小さなものから、ブランケット、ラグ、ベッドリネン、といった大きなもので色を取り入れる人もいます。中にはお部屋全体が色で満たされたような投稿もあり、カラフル、ポップ、レトロ、といったスタイルのタグも増加傾向に入っています。“脱コロナ”の2023年を象徴するような、明るく彩り豊かなお部屋が投稿されました。

    撮影 ririri さん
  2. 02

    省エネ・断熱

    省エネ・断熱への関心の高まりは、電気代の高騰が引き金になりました。2022年の冬、節電に関連する検索は前年比15倍、断熱に関連する検索は前年比約2.6倍に増加し、2023年の10月時点でも前年を上回る勢いで増加しています。電気代の高い冷暖房器具の利用抑制や代替とともに、冷暖房効率を上げる試みが積極的に行われました。さらに追い風になったのが、経済産業省・環境省の先進的窓リノベ事業です。補助金を使った高断熱の窓リフォームが急速に進行、住まいと暮らしの中で、省エネ・断熱の優先度が急上昇した1年でした。

    撮影 Hannah さん
  3. 03

    ゲーミング部屋

    2020年以降、コロナ禍のおうち時間の増加とeスポーツの盛り上がりとともに、ゲーミングチェアやゲーミングデスク、ゲーム関連製品が住まいの中へと取り入れられ、暮らし方に応じた様々な形式のゲーミング部屋が構築されてきました。ゲームのための空間として初期から多く見られたのが、一人用のゲーミング部屋にサイケデリックなライティングを施す独特のスタイルです。2023年現在ではゲーミング部屋の形式は多様化しており、趣味部屋や仕事部屋、リビング、ヌックなどと融合し、独自の発展を遂げています。

    撮影 cotori さん
  1. 04

    専用収納テク

    「特定のもの」だけにフォーカスした専用の収納ノウハウに注目が集まっています。リビングのリモコン、洗面所のドライヤー、玄関の消臭剤、子供部屋のレゴやトミカなど、住まいのあらゆる場所で専用収納ノウハウが構築されています。メーカーからも専用収納を意図した製品が続々と発売されており、このトレンドを後押ししています。

    撮影 yocchan さん
  2. 05

    ペットテック

    “脱コロナ”でお出かけや旅行が急増した2023年、猫や犬をはじめとしたペットと暮らす人々の間で注目されたのが「ペットテック」関連の製品です。外出してもペットの世話ができる環境づくりが目指され、「自動給餌器」「自動給水機」「自動トイレ」「見守りカメラ」「空調管理」を中心に、様々な製品が住まいに迎えられました。

    撮影 botan さん
  3. 06

    スロップシンク

    2023年も引き続き家事の時短効率化は、最も関心の高いテーマの一つです。その中で注目を高めたのが汚れ物専用シンク「スロップシンク」です。子供とペット関連の汚れもの、花や植物の水やりなどを洗面と分けて行いたいという人を中心に採用されています。ランドリールームへの導入も進んでおり、今後ますますの注目が予想されます。

    撮影 sally さん
  4. 07

    パウダーコーナー

    “脱マスク”でコスメ関連商品への消費が上向いた2023年、住まいの中では、パウダーコーナーへの関心が急上昇しました。話題は、増えるコスメに対応するコスメ関連の収納ノウハウだけにとどまらず、スチーマーや美顔器など近年多様化している美容家電、美容関連グッズの置き方、収納の話題についても連動し盛り上がっています。

    撮影 sun さん
  5. 08

    スポット家電

    限られたシーンにおいてのみ特化して利用する「スポット家電」に注目が集まりました。机の上で消しゴムのカスを掃除する「卓上クリーナー」、首にかけて利用する「ネッククーラー」、布団だけを乾燥する「布団乾燥機」など、用途を限定した様々な家電が、より心地よい暮らしにこだわる生活者の個別のシーンに取り入れらました。

    撮影 koko_hika さん
  6. 09

    孫のいる暮らし

    「孫」と豊かに暮らすためのノウハウや商品に注目が集まっています。お孫さんのためのイベント装飾やDIYノウハウ、帰省した時のための遊ぶスペース、ゲストルームがリフォームで実現される例などが投稿されています。SNSを利用する世代も徐々に歳を重ね、新しいライフステージの話題が盛り上がるようになっています。

    撮影 mayumii0329 さん
  7. 10

    室内窓

    2023年もウェルビーイングな暮らしへの関心は継続、家族世帯でも一人でゆったりと過ごす時間を確保したいと考える人が増えています。そんな中一人でいる時も家族と緩やかにつながっていられる空間を実現できる「室内窓」に注目が集まっています。2019年以降に大手メーカーから室内窓製品のリリースが相次ぎ、普及を後押ししています。

    撮影 au_mean さん

総評

2023年のRoomClipAwardは、“脱コロナ”を象徴するような、新しい動きが多く見られました。「色のある暮らし」「ペットテック」「メイクスペース」は今後注目です。

一方でこれまでのトレンドの延長戦上に生まれ、それぞれニーズをより高いレベルで実現するような「専用収納」のような新しいノウハウ、「スロップシンク」「スポット家電」「室内窓」のような新しい商品、「ゲーミング部屋」のような部屋化の動きも確認できました。さらに「孫と暮らす」のような、新しいライフステージの話題や、「省エネ・断熱」に見られるような社会問題に向き合うような話題など、多様なキーワードがRoomClipを彩りました。

RoomClip Award 2023 連動企画

わたしの暮らしアワード

2023年はどんな1年でしたか?
現在RoomClipでは、2023年を振り返る1枚
を募集する投稿イベントを開催中です!
みなさんの今年の1枚を表すたくさんの
投稿、お待ちしております♪

Event

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Past Awards

過去のRoomClip Award

  1. 2016年アワード

    Room No.336649 mtokt

    「ヘリンボーンフローリング」の床には「ペンドルトン」のラグがひかれ、ソファには「ラウンドビーチタオル」を掛ける、そんな「西海岸インテリア」が2016年の主役になりました。「スターモチーフ」の小物や、水回りの「サブウェイタイル」など、定番のアイテムも多くRoomClipに投稿されました。

  2. 2017年アワード

    Room No.609347 mi-

    部屋にある「ファブリック類」特にソファやクッション、ラグやベッドリネン、そしてタオルを少しトーンの違うグレーにする「グレーインテリア」が注目を集めました。2016年頃に盛り上がった、部屋のあらゆるモノの色を白で揃える「ホワイトインテリア」から、少しトーンを落ち着かせる形でトレンドになりました。

  3. 2018年アワード

    Room No.198775 yupinoko

    有機的な素材使いでリラックスした雰囲気が特徴の「bohoスタイル」。このスタイルに欠かせないタペストリーの一種である「ウィービング」をハンドメイドするノウハウに注目が集まったほか、藤や竹、レザーや流木や石などのアイテムや、幾何学模様のファブリックアイテムが人気となりました。

  4. 2019年アワード

    Room No.243242 ineko_k

    「北欧インテリア」「ブルックリンスタイル」といったような既存のインテリアスタイルの枠にとらわれず、「リラックス出来る空間で暮らしたい!」や「植物やペットと快適に暮らしたい!」など、自分の感覚や趣味、ライフスタイル、ライフステージにフィットした自分なりのスタイルを模索する「自分スタイル」が人気を集めました。

  5. 2020年アワード

    Room No.534234 ranko

    新型コロナの影響により住まいと暮らしに大きな変化がありました。中でも注目は新たにこれまで家の外で行っていた活動を家の中で代替的に行うトレンドです。リビングや庭やテラスでキャンプを行う「おうちキャンプ」、本格的なお酒やおつまみを家で楽しむ「おうち居酒屋」、などその活動は多岐に渡り、ニューノーマルな暮らしトレンドとなりました。

  6. 2021年アワード

    Room No.130811 mayuringo

    家の中で過ごす時間が長くなったことによって、部屋のオシャレさという視覚的な部分だけでなく、いかに快適に暮らすか、という部分を話題にする人が増えています。整った部屋を保つための家事ノウハウや家電の利用、住まいの基礎的な快適性をあげる照明や空調関連アイテム、香りや音楽などの五感を満たすグッズ、など幅広い視点で心地よさの追求が行われています。

  7. 2022年アワード

    Room No.5351709 Norika

    新型コロナウイルスの感染拡大から3年が経過し、「ウクライナ情勢」や「急激な円安による物価上昇」など新たな懸念が浮上した2022年。蓄積された疲労に対して「癒し」を求める傾向があり、「自分だけの癒し空間」や「快眠寝室」など、心身の癒しを求めるキーワードが見られました。