RoomClip Award 2017☆今年のインテリアトレンドを大発表!

RoomClip Award 2017☆今年のインテリアトレンドを大発表!

2017年も残りわずかとなりました。みなさんにとってはどのような1年だったでしょうか?RoomClipはサービス開始から6年目に突入、投稿写真は270万枚を突破し、RoomClip発のスタイルやノウハウがマスメディアに取り上げられる機会も増えました。
RoomClipでは、写真数、アクセス数、検索数、いいね数、コメント数などのデータをもとに、今年もっとも注目された暮らしとインテリアのキーワード「RoomClip Award 2017」(ルームクリップアワード2017)を選出しました。2015年から始めたこの取り組みは今年で3回目になります。今年もインテリアのスタイルから、住宅設備関連、DIYや収納関係など多種多様な暮らしにまつわるキーワードが選出されました。

目次

RoomClip Award 2017

1位:グレーインテリア
2位:キッズスペース
3位:アウトドアインテリア
4位:家電のインテリア化
5位:ハーバリウム
6位:業務用○○
7位:DIY初心者
8位:狭いスペースを活かしたい
9位:イベントデコレーション
10位:アクセントクロス

1位:グレーインテリア

部屋にある「ファブリック類」特にソファやクッション、ラグやベッドリネン、そしてタオルを少しトーンの違うグレーにする「グレーインテリア」が人気を博しています。
去年(2016年)盛り上がった、部屋のあらゆるモノの色を白で揃える「ホワイトインテリア」に続く、「色」を全面に押し出したスタイルです。ただ、グレーインテリアの特徴としては、部屋にある全ての要素やものをグレーに統一するわけではなく、床や壁、家具などについては、白だったり素材そのままの木質だったりと、さまざまなものや要素と組み合わされているようです。
その根底には、ホワイトインテリアの流行で一旦真っ白になったファブリック類(=汚れやすいもの)をグレーに置き換えた、という生活に根ざした理由があったのかもしれませんね。

2位:キッズスペース

住宅事情や家族構成の都合で、子ども専用の部屋が確保できない方をはじめ、子どもをリビングで勉強をさせる「リビング学習」を取り入れるため、また、子どもと一緒の時間を大切にするために、あえて子どもの過ごす空間を「キッズスペース」としてリビングやダイニングに取り入れる方が急増しました。
RoomClipでもユーザーさんのキッズスペースのアイデアを集めた書籍を出版しました。(キッズスペースを簡単リメイク&ちょこっとDIY(株式会社メディアソフト))
キッズスペースは、単に子どもが楽しめる空間というだけではなく、子ども専用のスペースではないからこその、「簡単に片付けられる収納」など、さまざまなアイデアや工夫が盛り込まれたものばかり。お子さんのこと、家族のことを想い、つくられた素敵な投稿で溢れました!

3位:アウトドアインテリア

2016年頃から徐々に見られるようになっていたアウトドアキャンプ用のグッズを部屋でも活用するアウトドアインテリアが、今年大いに盛り上がりました。
「折りたたみチェア」「ハンモック」「折りたたみテーブル」をリビングで使ったり、キャンプ用の「ケトル」などの「調理器具」や割れないファイバー素材の食器、カトラリーを食事に利用したり、「キャリーワゴン」を収納に使ったりと、さまざまなグッズがインテリアとして利用されました。
グランピングの流行やキャンプグッズの高機能化やおしゃれ化によって、そのクオリティが部屋の利用に十二分に耐えうるものになってきたということ、キャンプグッズがサイズが大きく量が多いために起こる「しまう場所問題」に直面した裏返しであるとも言え、アウトドアブームが盛り上がれば盛り上がるほど、この流れはさらに広がっていきそうです。

4位:家電のインテリア化

家電はインテリアに馴染むものが少なく、頭を悩ます方も多いもののひとつです。RoomClipでも多くのユーザーさんがリメイクシートなどを活用して、工夫されています。
そんなニーズをキャッチしてなのか、2017年はバルミューダの「The Pot」「The Gohan」、パナソニックの「iT」を筆頭に、今までの家電にはないスタイリッシュでインテリアの邪魔にならない、むしろ、お部屋の一部として見せたくなるような「インテリア化した家電」が続々と誕生しました。
こうした製品の登場により、これまではちょっと見せにくかったキッチンや水回りが、見せたい空間へと変わり、家の中がよりオープンで開かられものになった1年でした。来年以降もこうした製品の登場が後押しするように、RoomClipでも素敵なキッチン、水回りの投稿が続々と見られるようになるのでは!?と楽しみです。

5位:ハーバリウム

ハーバリウムとは、アルコールや防腐剤、洗濯糊などで満たしたガラスの瓶の中に植物を入れるという、植物の新しい楽しみ方です。比較的「簡単にDIY」することができ、見た目に美しく、部屋のどこにでも置くことができ、長期的にメンテナンスせずに植物を楽しむことができます。
ここ3、4年間の植物ブームを振り返ってみると、多肉サボテン、エアプランツブームから始まり、切り花ドライフラワー、フェイクブリーンが盛り上がり、そして今回のハーバリウムが注目されました。
かつては、「植物標本」として専門家や一部の愛好家の中でしか知られていなかった手法でしたが、その手軽さが日常生活の中で植物を楽しみたいという一般の人々にも着目され、今年「お世話レスな楽しみ方」として広く受け入れられました。

6位:業務用○○

厨房用のステンレスキッチンやカート、倉庫などで利用されるラックやボックス、工事現場で使われる扇風機など、さまざまなものを家庭で利用する、というトレンドが広がりを見せました。
これら業務用、プロ用のものは総じてスペックが高い傾向にあるため、機能面で問題がなく、さらに余計にデザインされていないので、シンプルな見た目であることが、こだわりの強い層を含め、広く家庭での利用される要因になっているようです。
特にTOTOの「病院用流し」「実験用流し」の人気は目をみはるものがあり、新築やリノベーションをした部屋の洗面所に次々と取り入れられたことは象徴的でした。容量が大きく底面が平らなこのシンクは、植物の手入れやペットのお風呂、つけおき洗いなど、さまざまな暮らしのシーンに溶け込んでいきました。

7位:DIY初心者

数年前から続くDIYブーム。今年はテレビや新聞など多くのメディアでも特集されるようになり、目にしない日はないムーブメントになりました。 RoomClipでも、そんなブームは継続しており、中でも「DIY初心者」というタグが急増しました。 特別な人、特別な理由があるからやることではなく、日常のちょっとした不自由を手軽に、そして手頃に解決できる手段として、多くの人に受け入れられていることがわかります。
一方、上級者は溶接をしてみたり、窓枠やドアといった大物にチャレンジするなど、ますます高度なものにチャレンジしているようです。 来年はどんなDIYに関するワザがRoomClipのユーザーさんの創意工夫の中から生まれてくるのか、今後も注目です!

8位:狭いスペースを活かしたい

日々の暮らしの中心的なトピックスともいえる「整理収納」を振り返ると、ここ数年は断捨離からミニマリストに至る「モノを減らす」というアプローチが盛んに探求されてきました。2017年その流れはひと段落、変わりに「狭いスペースを活かす」というアプローチが盛り上がりを見せました。
引き出しの中を各種ボックスや突っ張り棒で綺麗に仕切ったり、吊り戸棚やシンク下の収納の扉の裏をフックやDIYした簡易な棚などを設置したりと、家の中のさまざまな収納やデッドスペース(とさえ認識されていなかったような場所)に対して、その収納的容量を最大化するという動きが見られました。
さらには、その中で「狭さ」がむしろ無駄がなくてスマートなもの、というポジティブな捉えられ方をされるようになってきつつあります。世界的に見ても狭い日本の住宅事情において、本質的で自然な流れなのかもしれません。

9位:イベントデコレーション

誰にでも「誕生日」「ハロウィン」「クリスマス」などの年に1度のイベント事など、ちょっと特別な1日はありますよね。 今年のRoomClipは1年を通して、そんな日のために、お部屋を目一杯デコレーションして過ごす方々の楽しい投稿で盛り上がりました。
普段と違う、華やかなお部屋の様子は、見ているこちらまでウキウキとした気持ちにしてくれました。 こうした動きには、インテリア雑貨を扱うショップや100円ショップなどで、イベントに使えるデコレーションが数多く販売され始めたことも大きな要因のひとつと言えそうです。
また、こうしたイベントの際にお友達を家に招いてホームパーティーをするなど、お部屋に誰かを招くいい機会にもなっているようです。 日常を大切にしつつ、特別な日もお家で過ごす。 家の中が豊かになってきたから生まれた、今年らしい動きでした。

10位:アクセントクロス

お部屋の壁紙を1面だけ違うものに変える「アクセントクロス」がランクインしました。 壁と言えば、これまでは白などのベーシックな色で統一するのが定番でした。
そのため、文字通りお部屋のアクセントとなるアクセントクロスは、インテリアに特別こだわりのある一部の方が取り入れることが多く、気軽に取り入れられるものではありませんでした。 しかし、近年のDIYブームにより、徐々に実例が増え、実際の暮らしの中での見え方やノウハウが広まったことから、多くの人がチャレンジするようになり、新築、リフォーム問わず、住まいを作る際に自然と出てくる選択肢になりました。
中でも、目を引きつつも見ていて落ち着く「ブルー系」がRoomClipでは人気のよう。 また、どんなインテリアにも合い、アクセントになりつつも暗すぎないグレーも人気急上昇中です。

総評

がんばらない’’ゆる’’時代

RoomClipでリアルな暮らしの様子がシェアされるようになってから5年が経ちました。写真を軸にして生まれる大小さまざまなインテリアのトレンドは、見た目(かたちからはいる)先行で広まり、その後日々の暮らしの中で取り入れることが可能な方向に洗練されていくという流れが生まれています。
2013年頃から続いている暮らしの中で植物を楽しむ「植物トレンド」においては、当初多肉植物エアプランツブームに始まり、より手間のかからない方向でドライフラワーやフェイクグリーンなどが見出され、今年は基本的に一切のお世話が必要ない「ハーバリウム」(=植物標本)が流行しました。
2015年の「塩系インテリア」から2016年の「白のチカラ」への流れが象徴するお部屋の「ホワイト化」のトレンドは今年、揺り戻しとも言えるグレーを基調にする「グレーインテリア」へのシフトがみられました。
実のところソファやクッション、ラグやベッドリネンなどのファブリック類がホワイトからグレーに置き換わった、日常生活での使い勝手を重視した最適化と言えるものでした。 収納分野では蓋のない「カゴ収納」「ボックス収納」などにざっくりとゆるく収納する方法が人気を集めています。
昨年流行語大賞にもノミネートされた物を持たないスタイル「ミニマリスト」から「ゆるミニマリスト」が生まれてました。自分たちの日々の暮らしにフィットした、肩肘張らないスタイルの追求、おしゃれさや憧れに対する現実的な落としどころを探す営み、がんばらない’’ゆる’’時代の到来を感じさせる1年でした。

LDKに集まる暮らし

「LDK」に日常の様々な活動が集約される動きが進み、それを可能にする工夫がたくさん発見されました。
「キッズスペース」タグが増え「子供部屋」タグが減ったことや、リビングとキッチンを繋ぐ「キッチンカウンター」タグが急増し、「バルミューダ」が象徴する、オープンなキッチンで家族から見られることを意識したインテリアとしてもしっかりデザインされた家電たちが人気を博しました。
リビングの奥まったエリアに「家事スペース」「勉強スペース」を設置したり、家具などで仕切る「ベッドスペース」も見かけるようになりました。グローゼットのドアをはずして利用する「オープンクローゼット」タグも人気を集め、個室にしてもLDK側に「室内窓」を設置して個室側からもLDKへのつながりを意識した動きがみられます。
家族世帯向けリノベーション物件にみるLDKを可能な限り広く確保し、その代わり個室は数を減らしてかつなるべく小さくという動きにもリンクします。
「LDKに集まる暮らし」が進む先にひょっとしたら家族世帯でもワンルームというようなスタイルも登場するかもしれませんね。今後も注目したい流れです。

代用という新たな手段

2017年は「アウトドアインテリア」が人気を博しました。アウトドアキャンプ好きの人々がお気に入りのアウトドアやキャンプで使う折りたたみの椅子などを部屋の家具に転用して使うことから始まったこのスタイルですが、実はこの例に限らずもともとの用途にとらわれずに、本来と違う用途でものを活用するシーンを多く見かけるようになりました。
赤ちゃんと暮らす部屋でベビーバスを使わずに園芸用のファイバーバケツを使ったり、ねこと暮らす部屋で無印良品の壁につける家具をキャットウォークとして使ったりと、専用グッズにこだわらず、他の用途のもので代用しているのも多く見かけます。
メンテナンス性や耐久性の高さから人気がでている「業務用」の設備やグッズの家庭利用は、このトレンドを牽引する象徴的なできごとでした。
その背景にあるのは、生活者の暮らしに対するこだわりの深さです。DIYやリメイクをしない層によっても、自分の気に入ったものを発見する手段として「代用」が人気を集めているのです。RoomClipに投稿されている写真をよく見ると、思わぬものがお部屋で利用されているかもしれません。それは市販品では満たされない隠れたニーズの表れとも言えるのはないでしょうか。


いかがでしたでしょうか?今年も本当にたくさんの暮らしを彩るインテリアのキーワードが誕生しました。2018年は一体どんなインテリアが人気を博すのでしょうか?いまからとっても楽しみですね!

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