実家にいた頃、一人暮らししたさ過ぎて、
夜なよな物件検索し続けて…会社を無断欠勤し続けて、仕事辞めた…。
なんてことがあった私だから、
良い間取りや設備の部屋に、タイミング良く住める…
それはすごく有難いことだってわかっているのに。
実際に住んでみれば、当たり前に不満や不都合は発生して…。
もっといい部屋があれば、もっと稼ぎがあったら…
なんて考える。
***
でも、元々住んでた、
新築で家族で住んだデザイナーズマンションでの暮らしを思い出す。
確かに、生まれた時の木造ボロアパートと比べたらら、月とスッポン。
数年の間は、祖母の介護と同居のための引っ越しだったけれど、みんな機嫌良く暮らしていた。
隣の市で町工場をしていた父も定期的に帰ってきて食卓を囲んでいた。
すでに実家を出ていた、2番目の兄もちょくちょく顔を見せにきてた。
けど、たぶん2年も経たずと祖母は介護施設の世話になり。
3.11からしばらくして、99歳半で亡くなった。
広いリビングの一角で寝ていた父の寝室は、祖母の寝ていた部屋となったが、
葬儀が終わってずいぶん経っても祭壇を片付けない(仏壇は別にある)ような…部屋。
だんだん、父は年に数回、夜飯・風呂・仮眠、マンションの理事会の時だけ顔をだすだけの人となり。
ニートの長男(1人部屋を汚部屋化するゲーマー)には「今度話をする」と、放置プレイ。
捨てられない母によって、使わない物や時代遅れの家具に埋められ。
住んでいる人のために場所を使えているとは言えない家だったと思う。
せっかくのデザイナーズだけども経年劣化はする…。
壊れたら全部、家族が乱暴に扱うからだと…、
専業主婦で一日中家に居る母に非難されるのが煩わしかった。
要らない物で塞がれて立ち入れないキッチンで、
食器を仕舞う引出しを閉める時に、母から、
カチャンと音が鳴ることすら文句を付けられ…、
それでも家事を手伝わないと文句を付けられ。
ある時、私はプッツンしたのか。
まず、食器棚の引出しの奥に、
プチプチと厚紙(イラストボード)を、ホチキスとマステで張り合わせた緩衝材を立てて、
戸を閉めた時の衝撃と音を和らげる工夫をした。
そんな、小さいテコ入れから始まり。
それぞれの引出しの収納を見直したり、
Ⅱ型キッチン(しかも半島型)の通路を半分くらい塞いでた不用品を捨てたり。
※毎回、母には反発・抗議される。
キッチンだけでも、
家政科短大卒なのに、料理を母に頼りきりだった(料理教室に通うくらい)姉が、
注文弁当も頼める職場なのに、
自分でおかずを作って弁当を持って行くようになったり。
私は料理投稿アプリにハマり、
魚の三枚おろし、揚げ物、お菓子作り、フードアートなど…、
毎食凝った自炊をする、ある意味で狂気染みた時期もあった。
新しくて素敵な家に住んだとして。
住む人によって、それが活かされるか、
意味がないどころか分不相応な出費(ローン・家賃)に見合わない生活をして、
ストレスばかりの不毛な歳月を送るか決まってしまう。
***
一人暮らしを始めてからの私にも、
同じことは言えると思う。
きっと、管理できる物の数は少ないんだってことも、わかった。
都内なので、安い部屋にはそれなりに難はあるし、
家族に頼れないので保証人不要は必須条件。
バス・トイレ別。2口コンロ。室内洗濯機置場。エアコン付。TVモニター付インターホン。押入れorクローゼット。バルコニー有り。防犯シャッターあり。
鉄筋コンクリートでなくても、
さらに予算押さえて探すと、都心相場より安くても、
物件は限られる。
そうして、運良く?今住んでる物件は、
good ro○mに載る程度に掘り出し物で…、
なんだか、ちゃんと暮らさないとバチが当たるし。
今月中に更新手続きしなきゃならないけど、
たぶん住み続けるし、そのためにも…。
早く新しい仕事を見つけなきゃって状況で。
なのに、細かいことが気になり、
毎日ストレスに晒されながらも、
『理想の暮らし』なんて本当のところわからないし…。
なんて、放置プレイしてる自分が本当に、情けなくて。
最悪の場合は、ホームレスになるのかな…、
なんて不安も抱えてて。
それでも、費用をかけずに、
手放すべきは手放し。
今あるもので良くして、
人間らしい生活をおくって。
心身ともに健康な人生を歩んでいく。
それだけなのに。
ついつい、誰かの正解を参考にしようなんて…、
見てしまうよね。
イメージすることは大事、でもそれを自分がやったらどうなるか、
素敵な暮らしを維持できる能力が備わっているのか?
全てを参考にするのではなくて、
あくまで、自分にとっての暮らし易さ。
心地よさ。
それがなにかを、考えないとね。
人生、あと半分か、
それより短いかもしれないけれど。
正直言うと、
「家のなか」のことに思い悩むより、
「家のそと」の景色や体験を欲している自分がいるのに。
「自分の世話」すら満足に出来ない自分が、ずっと踏み出そうとする自分の足を引っ張っている。
そんな気がしてならなくて。
そんな自分に感謝が出来なくて、
だからぞんざいに扱っていても放置が出来て。
ますます、自己嫌悪して…。
「やりたいことなんてわからない」
=『なにも出来る気が全然しない』
そんな自分になってしまった。
でも、自分を変えられるのは、
自分だけなんだよね。。
実家にいた頃、一人暮らししたさ過ぎて、
夜なよな物件検索し続けて…会社を無断欠勤し続けて、仕事辞めた…。
なんてことがあった私だから、
良い間取りや設備の部屋に、タイミング良く住める…
それはすごく有難いことだってわかっているのに。
実際に住んでみれば、当たり前に不満や不都合は発生して…。
もっといい部屋があれば、もっと稼ぎがあったら…
なんて考える。
***
でも、元々住んでた、
新築で家族で住んだデザイナーズマンションでの暮らしを思い出す。
確かに、生まれた時の木造ボロアパートと比べたらら、月とスッポン。
数年の間は、祖母の介護と同居のための引っ越しだったけれど、みんな機嫌良く暮らしていた。
隣の市で町工場をしていた父も定期的に帰ってきて食卓を囲んでいた。
すでに実家を出ていた、2番目の兄もちょくちょく顔を見せにきてた。
けど、たぶん2年も経たずと祖母は介護施設の世話になり。
3.11からしばらくして、99歳半で亡くなった。
広いリビングの一角で寝ていた父の寝室は、祖母の寝ていた部屋となったが、
葬儀が終わってずいぶん経っても祭壇を片付けない(仏壇は別にある)ような…部屋。
だんだん、父は年に数回、夜飯・風呂・仮眠、マンションの理事会の時だけ顔をだすだけの人となり。
ニートの長男(1人部屋を汚部屋化するゲーマー)には「今度話をする」と、放置プレイ。
捨てられない母によって、使わない物や時代遅れの家具に埋められ。
住んでいる人のために場所を使えているとは言えない家だったと思う。
せっかくのデザイナーズだけども経年劣化はする…。
壊れたら全部、家族が乱暴に扱うからだと…、
専業主婦で一日中家に居る母に非難されるのが煩わしかった。
要らない物で塞がれて立ち入れないキッチンで、
食器を仕舞う引出しを閉める時に、母から、
カチャンと音が鳴ることすら文句を付けられ…、
それでも家事を手伝わないと文句を付けられ。
ある時、私はプッツンしたのか。
まず、食器棚の引出しの奥に、
プチプチと厚紙(イラストボード)を、ホチキスとマステで張り合わせた緩衝材を立てて、
戸を閉めた時の衝撃と音を和らげる工夫をした。
そんな、小さいテコ入れから始まり。
それぞれの引出しの収納を見直したり、
Ⅱ型キッチン(しかも半島型)の通路を半分くらい塞いでた不用品を捨てたり。
※毎回、母には反発・抗議される。
キッチンだけでも、
家政科短大卒なのに、料理を母に頼りきりだった(料理教室に通うくらい)姉が、
注文弁当も頼める職場なのに、
自分でおかずを作って弁当を持って行くようになったり。
私は料理投稿アプリにハマり、
魚の三枚おろし、揚げ物、お菓子作り、フードアートなど…、
毎食凝った自炊をする、ある意味で狂気染みた時期もあった。
新しくて素敵な家に住んだとして。
住む人によって、それが活かされるか、
意味がないどころか分不相応な出費(ローン・家賃)に見合わない生活をして、
ストレスばかりの不毛な歳月を送るか決まってしまう。
***
一人暮らしを始めてからの私にも、
同じことは言えると思う。
きっと、管理できる物の数は少ないんだってことも、わかった。
都内なので、安い部屋にはそれなりに難はあるし、
家族に頼れないので保証人不要は必須条件。
バス・トイレ別。2口コンロ。室内洗濯機置場。エアコン付。TVモニター付インターホン。押入れorクローゼット。バルコニー有り。防犯シャッターあり。
鉄筋コンクリートでなくても、
さらに予算押さえて探すと、都心相場より安くても、
物件は限られる。
そうして、運良く?今住んでる物件は、
good ro○mに載る程度に掘り出し物で…、
なんだか、ちゃんと暮らさないとバチが当たるし。
今月中に更新手続きしなきゃならないけど、
たぶん住み続けるし、そのためにも…。
早く新しい仕事を見つけなきゃって状況で。
なのに、細かいことが気になり、
毎日ストレスに晒されながらも、
『理想の暮らし』なんて本当のところわからないし…。
なんて、放置プレイしてる自分が本当に、情けなくて。
最悪の場合は、ホームレスになるのかな…、
なんて不安も抱えてて。
それでも、費用をかけずに、
手放すべきは手放し。
今あるもので良くして、
人間らしい生活をおくって。
心身ともに健康な人生を歩んでいく。
それだけなのに。
ついつい、誰かの正解を参考にしようなんて…、
見てしまうよね。
イメージすることは大事、でもそれを自分がやったらどうなるか、
素敵な暮らしを維持できる能力が備わっているのか?
全てを参考にするのではなくて、
あくまで、自分にとっての暮らし易さ。
心地よさ。
それがなにかを、考えないとね。
人生、あと半分か、
それより短いかもしれないけれど。
正直言うと、
「家のなか」のことに思い悩むより、
「家のそと」の景色や体験を欲している自分がいるのに。
「自分の世話」すら満足に出来ない自分が、ずっと踏み出そうとする自分の足を引っ張っている。
そんな気がしてならなくて。
そんな自分に感謝が出来なくて、
だからぞんざいに扱っていても放置が出来て。
ますます、自己嫌悪して…。
「やりたいことなんてわからない」
=『なにも出来る気が全然しない』
そんな自分になってしまった。
でも、自分を変えられるのは、
自分だけなんだよね。。