こら、唇と一体化出来てないではないか!と喝を入れられるマミ。あい、すんまへん、お師匠さん。
黒猫は江戸のパンクな浮世絵師、歌川国芳作の猫飼道五十三匹に登場宿場町原宿の処に描かれている猫です。実際はふち猫好きの国芳さん、白黒のふち猫が天麩羅を見つめています。
以前も紹介しましたが、息子殿の六年生の時の担任先生、若く(28歳)イケメンなだけではなく、何かスットコドッコイな彼の個性を認めてくれる素晴らしい先生で、例えばゴッホのマイルームという絵に塗り絵を施す授業で、耳を切り落としたという逸話に取り憑かれ、血糊を描いたり(これは前の年で、担任に塗り直させられました)、秋がテーマな詩だというのに何故か、初雪が降って唐突に終わる北の地方の秋をイメージした、僕は雪だ!という作品を提出した彼を何時も褒めてくれていました。
面談の時、念入りにオサレして参上した私。オサレですねぇ!とか言われ気分はアゲアゲ。丁度社会では江戸時代の文化を学んでいて、A君は浮世絵とかに詳しいですね。お母様の影響ですか?
オホホ、それ程でもありませんわ、あ、でもそうかもしれませんわね。国芳が特に好きなんですのよ。等と楽しく会話。
いやぁ、でも浮世絵師って何で皆歌川って苗字なんですかね?
親戚なんですかねぇ、アハハ。
えっ?!ち、違うよKセンセ、本名じゃ無いんだよ!落語の林家みたいな感じの門下生名なんだよ…
しかし私はその言葉を飲み込みました。変な指摘をして私はいいとしても息子殿に被害が及んだら嫌だからです。
今もK君は江戸の街に沢山の歌川さんが血縁関係でいたと思っているかもしれません。
こら、唇と一体化出来てないではないか!と喝を入れられるマミ。あい、すんまへん、お師匠さん。
黒猫は江戸のパンクな浮世絵師、歌川国芳作の猫飼道五十三匹に登場宿場町原宿の処に描かれている猫です。実際はふち猫好きの国芳さん、白黒のふち猫が天麩羅を見つめています。
以前も紹介しましたが、息子殿の六年生の時の担任先生、若く(28歳)イケメンなだけではなく、何かスットコドッコイな彼の個性を認めてくれる素晴らしい先生で、例えばゴッホのマイルームという絵に塗り絵を施す授業で、耳を切り落としたという逸話に取り憑かれ、血糊を描いたり(これは前の年で、担任に塗り直させられました)、秋がテーマな詩だというのに何故か、初雪が降って唐突に終わる北の地方の秋をイメージした、僕は雪だ!という作品を提出した彼を何時も褒めてくれていました。
面談の時、念入りにオサレして参上した私。オサレですねぇ!とか言われ気分はアゲアゲ。丁度社会では江戸時代の文化を学んでいて、A君は浮世絵とかに詳しいですね。お母様の影響ですか?
オホホ、それ程でもありませんわ、あ、でもそうかもしれませんわね。国芳が特に好きなんですのよ。等と楽しく会話。
いやぁ、でも浮世絵師って何で皆歌川って苗字なんですかね?
親戚なんですかねぇ、アハハ。
えっ?!ち、違うよKセンセ、本名じゃ無いんだよ!落語の林家みたいな感じの門下生名なんだよ…
しかし私はその言葉を飲み込みました。変な指摘をして私はいいとしても息子殿に被害が及んだら嫌だからです。
今もK君は江戸の街に沢山の歌川さんが血縁関係でいたと思っているかもしれません。