あっという間に増えてしまう家の中の物。多くなれば多くなるほど家の中は狭くなり、理想とはかけ離れていくばかり。物を減らす方法、増やさない方法とはいったいどのようにすればいいのでしょうか。ここでは少しの心がけで始められることをご紹介したいと思います。
物を減らす機会をつくる
面倒な作業こそ、その機会を設けることが必要です。家族も一緒に定期的に収納を見直すことで、あっという間に片づきお部屋も気持ちもスッキリしますよ!
季節ごとに服の断捨離をする
傷んでしまった服、着なくなった服、サイズアウトした服......。意外と出番のない服や小物はありませんか?衣替えと一緒に自分の持ち物を見直すことでその都度不用品も減り、お部屋の中もスッキリ。定期的にしておくことで時間も労力もムダを省けますし、次に買い足すべき物が何かハッキリと見えてきます。
郵便物の一時置き場をつくる
届いた郵便物や書類の一時置き場を決めておくと便利です。週に一度ペースなら郵便物や書類の仕分けも楽ですよね。一時置き場があると目に見えて増えているのが分かり、次の行動を起こすキッカケにもなります。一時的に置く場なので、大きなスペースを取りすぎないことがポイントです。
あえて見せる収納にする
ごちゃごちゃと物を増やしがちなスペースは、あえて見せる収納にするのもいいかもしれません。家族だけではなくお客様にも見えてしまうことで、整理整頓にも気を遣いますし、増やさずに減らそう維持しようと意識が働きます。棚の下に収納ケース類を置かないことで掃除も気軽にできますね。
いつか使うかも?は考えない
いただき物の箱やショップ袋等、たくさんストックしていませんか?いつか使うかもしれないと待機していても意外とその時が来ず、どんどんと増えていくばかりです。ある一定量を決めて、増えたら捨てるように心がけるといいですね。
物を増やしにくい環境づくり
物を減らすだけではあっという間にリバウンドしてしまいます。そうならないためにも、日々の習慣や家の中を見直して、物を増やしにくい環境にしておくことが大切です。
ストックは見てすぐに分かるよう収納
ムダに買ってしまって収納に困らないよう、生活必需品のストックはパッと見るだけで分かるように整理しておきたいですね。
収納用品を持たない、増やさない
まだ置ける場所があると、ついつい物を増やしてしまいませんか?また収納用品や家具が多いとそこに詰め込みがちです。収納するのではなく隠す場所になってしまうと、物を減らすことがなかなかできません。もう置く場所がない環境をつくっておくと自然に増やすことを避けられますね。
物の帰る場所を決めておく
細かい文具等は迷子になりやすく、いざ使う時に見つからず購入したら後日ポロリと出てきたりすることも。物の置き場所を決めておくことで、家族にも分かりやすく慌ただしい時に探す必要もありません。何よりも無駄に買いなおしたりすることも防げますね。
思い出の品や子どもの作品をデジタル化する
子どもの成長と共に増えていくのが「子どもの作品」ですよね。一生懸命作った作品を処分するのは胸が痛い。でも保管方法にも困る。なんとなく箱に入れてしまう前に、大切な作品をデジタル化しませんか?写真に撮ってアルバムにすると収納スペースにも困らず、思い出も鮮明に残り一石二鳥ですね。
本当に必要な物を知り、持てる量を把握しておく
たくさんそろえているけれど、意外と必要でない物が場所を取っていませんか?自分にとって必要な物はほんの少しだったりしますよね。持っておくべき物をじっくり考え知っておくことで、ムダにならない上手な買い物ができます。そして自分の持てる限界量も知っておきましょう。
物を厳選することで自分の好みや傾向を知る
必要なのか不要なのかどちらの方がよく使うのか等、物を厳選することで自分の好みや傾向が見えてきます。欲しいものが必要ではない物だったり、使わずに眠らせてしまっていることもありますよね。じっくりと考え見つめ直すことで、衝動買いも抑えることができるかもしれません。
気に入っても大量買いをしない
お気に入りの物をいくつも買っていませんか?使うのがもったいなくて保管する習慣があると、物が増えてしまうばかり。生活必需品のストックと同様、大量に買うことでそれを収納するスペースが必要になり悪循環です。そのスペースの限界量を知っておくことも大切ですね。
物を減らす方法、増やさない方法はいかがでしたでしょうか。物を見つめ直すことで自分や家族、家を知ることにも繋がりますね。本当に好きなもの、本当に必要なものに囲まれると心も満たされるんじゃないでしょうか。家族みんなで心がけることで、もっと住み心地の良い家になっていきそうですね。
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