日本でも海外でも大人気のモノトーンインテリア。 最近は白と黒以外に、グレーやシルバーをプラスしたグラデーションのモノトーンが人気です。色を抑えているからこそ引き立つ素材や小物使いは必見です。リラックスできるモノトーンリビングを作るためのポイントやコツを実例でご紹介します。
黒の分量を調節し部屋の雰囲気作る
黒には“格好良い”や“重厚感”というイメージがありますね。色の中では最も重い色のため、雰囲気を決めるキーとなる色にもなります。黒をうまく使うことがモノトーンインテリアを成功させるコツです。また黒は部屋を狭く見せてしまう効果もあるので注意が必要です。
黒を少なく、白い壁や家具で部屋を広く
白い壁と家具の面積が多く、黒はクッションのポイント使いのみ。白とグレーの比率が多いので、広々とすっきりした空間に。ラグとソファーのグレーのグラデーションがキレイですね。
低い位置に黒を配置する
このお部屋は床や壁が白ですが、椅子やソファーの一部に黒を使っています。黒の分量が少し多いですが、低い位置に黒を使っているのでお部屋が広く見えます。分量だけでなく位置も重要なポイントです。
黒を多く使いホテルライクに
素材感や柄で楽しむモノトーン
モノトーンでも素材の質感が違うものや柄を取り入れることで、リズム感のある空間に。色を抑えているからこそ、質感や柄が引き立ちます。また、素材や柄で季節感を楽しむこともできます。
ムートンなどで季節感を
ムートンやフワフワのファブリックを使用して、季節感を演出しています。クッションカバーやラグで素材を使い季節感を出すのは、お手軽なのでマネしたいテクニックですね。
柄でモノトーンに変化をつける
クッションやラグに柄を取り入れ、単調になりがちなモノトーンに変化をつけています。柄がすべて違うのですが、モノトーンでテイストもそろっているのでスッキリとまとまった印象ですね。
モノトーン空間を柄と質感で遊ぶ
柄が印象的なモノトーンのラグ。スチールの冷たい質感のテーブル。ソファー上のムートン。テイストが異なる組み合わせのように思いますが、モノトーンで統一することで、しっくりとなじみます。
モノトーンに一色プラス
モノトーン空間に一色プラスすることで、暖かみが出てリラックスできる空間になります。モノトーン上級者の方のお部屋によく見られるテクニックです。一色は小物や観葉植物などで取り入れると簡単です。
観葉植物でリラックス空間に
無機質な印象を与えるモノトーンの空間ですが、観葉植物を置くと優しい印象に。鮮やかなグリーンが空間をぱっと明るくしています。クッションカバーも色や質感に遊び心が感じられ、上級者のモノトーン空間ですね。
差し色パープルで大人空間
パープルを差し色にした大人なモノトーン空間。膝掛けのパープルにリンクさせて、本棚、花瓶をパープルに。パープルを配置する位置も計算されていて、ため息が出るようなすてき空間です。
ピンクの差し色で女子力アップ
モノトーン空間にピンクをプラスすると、一気に女性らしい雰囲気に。クッションだけでなく、壁に飾られた絵やテーブル下のポーチもピンクにすることで、お部屋全体がまとまった印象に。
生花をプラスして華やぎ空間に
生花は小さくても華やかさがグッとアップするアイテムです。特に写真のようなビタミンカラーの生花を飾ると一気に雰囲気が変わります。季節のお花を飾ったりと、手軽に雰囲気を変えられるので挑戦してみてください。
無機質なイメージの強いモノトーンインテリアですが、色の分量や使い方で雰囲気が随分変わりますね。モノトーンだからこそ、一色加えるだけでも大幅に印象が変わります。季節や気分に合わせて楽しみたいですね。
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「質感」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!