ゆとりがある家って本当に憧れます。どんどん物は増えていくし、家族が多ければさらに……。物理的なスペースはもちろん、精神的にもゆとりがなくなっていってしまうものです。引っ越したばかりのあの広々とした空間はどこへ、なんてなる前に!うちの家、ゆとりたっぷりなの。と自慢できる家、目指しましょう。
余白で区切る、という感覚
デザインの世界では「余白」というものがとても重要です!目に見えるラインや枠を作らなくても、余白そのものが枠になりかわります。お部屋の中でもそれは同じ。余白でお部屋を区切ることによって生まれるゆとりを楽しみませんか?隙間があるのがもったいない、なんて発想はやめてしまいましょう。
①仕切りで余白を作る
すっきりと整頓されたカトラリーエリア。もちろん、ひとつひとつの仕切りの箱にはもっとたくさんの収納が可能でしょう。だけど、そこをパンパンにしないのがゆとりのある家にするコツ。外からはわからないところだけれど、毎日開くところ。そこにゆとりを持てれば、余裕のある心が持てそうですよね。
②あえて入れない
リビングにあるクローゼットの中の1枚。扉がついた収納部って、見えないからってついつい詰めこみがち。こちらのように、目隠ししたいものは箱の中へ入れてしまいましょう。あとは普段使いのものの取り出しやすさをひたすら重視!あえて入れない。これが一番使いやすい!
③全員主役にする作戦
食器好きで、ついつい収集してしまうという方は肝に銘じておきたい全員主役にする作戦。ここもついついあふれがちになるポイントですが、こちらはなんと3人家族の食器棚!このスッキリ加減は衝撃……。よくよく思い返せば年に数回しか出てこない、なんて食器を片付ければけっこうスッキリするのかもしれません。
④靴はこっち向きに
家族の数だけ増える靴。とくに女性の靴はシーズンや流行によって増える一方ですね!ぜひ試してみたいのが、この方法。靴をこちらのようにつま先を手前にするだけ。そういえば、ショップではみんなこんな風に並んでいますね。キレイにスッキリ見せる方法のひとつです。もちろん、靴同士の空間をあけることも忘れないで。
自分の時間、使っている?
ゆとりといっても、それは空間のスペースだけを指すものではありません。そこで暮らす人々の心の余裕も「ゆとりのある家」に含まれるのではないでしょうか?余裕のある心だから生まれる発想や、ひらめきはきっとあります。仕事や遊びにもっとメリハリが出ていいことずくめなこと、間違いなしですよ!
⑤寝る前の極上タイムを過ごす
枕元に並べられたライトアップスペース。ランタンのやわらかい明かりと、キャンドルの光が瞬いています。キャンドルはアロマ配合のものなども多く、寝る前のひとときを心安らかな時間にしてくれます。炎がゆらゆらと揺れる姿も、心を癒すパワーがあると言われていますから、ゆとりライフにはぜひ取り入れたいですね。
⑥寝起きのぼんやりタイムも至極♡
窓際の癒されゆったりスペース発見です♡白いファーがしきつめられ、ふかふかのクッションにうもれてコーヒーをいただく時間は、きっとこれ以上ない幸せな時間ですね。アクセントはカーテンにとりつけられたクリアトリム。キラキラと太陽の光を反射して、お姫様気分をアップしてくれます。
⑦グリーンの癒し効果
ゆとりに癒されるといえば、忘れてはいけないのがグリーンの効果♪ガーデニングで玄関前を彩れば、ゆとりのあるお家に大幅前進。毎日の行き帰りにほっこりした気持ちにさせてくれることはもちろん、周囲から見てもガーデニングを頑張っているお宅って憧れますよね。最初はお手入れが簡単なグリーンから始めてみましょう。
この空間、使っている?
ゆとりがない、家が狭い、スペースがない……。そんな悩みを持っているみなさん、本当にお家のスペース、全部きれいに使えていますか?案外、盲点だったところに手を入れるとお部屋がぐんと広がりを見せるかもしれません。
⑧天井を使う技
見逃しがちなここ、天井。外国の映画などでよく出てくるシーリングファンは、意外と後づけできるタイプも多いんです。見た目のインパクトもさることながら、実用性もあるのがいいところ。冬などに暖房を使っても、あたたかい空気は上にあがってしまいます。それをこのファンが攪拌してくれますよ。これは名品の予感です。
⑨外じゃないのに外に出る
最近話題なスペース革命、インナーテラスという発想。外なのに、外じゃない。そんなゆとり空間、憧れませんか?やわらかな自然光がふりそそぐ下で大好きな本を読むのも良し。ゆらゆら揺れるハンギングチェアに腰かけて、瞑想するも良し。天候に左右されず、外の空気を感じられる理想的な場所ですね。
⑩外スペース、使っている?
テラスのお手入れをガッツリやると、素晴らしいゆとり空間が作りだせます。完全屋外スペースって、天候の心配もあってなかなか「過ごす」という発想でお手入れしていなかったりしますよね。そこに目をつけるのがゆとりを持つコツ。こんなくつろぎ空間が外にあったらご飯もティータイムも全部ここでしたくなってしまいます!
ゆとりのある家のコツは広い空間だけではありません。やっぱり、くつろいだりのんびりしたり、そんな心持ちが生まれるのが本当の「ゆとりのある家」なんだと思います。できることから、ちょっとずつチャレンジしてみてはいかがでしょうか♪
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「ゆとり」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!