快適な空間を作るためには、照明計画も重要になってきます。天井の照明一つでも、ペンダントにするかシーリングライトにするかで、ずいぶんイメージが変わってきます。また、壁や床にも照明を用いると、よりセンスを感じさせる空間になるでしょう。天井、壁、床別に、お部屋に適した照明を選んでみましょう。
天井
目につきやすい天井の照明。特に、ペンダントのような吊下げタイプのものやシャンデリアのような装飾性のあるライトなどは、目立つので部屋に合ったものを慎重に選びたいものです。重たいものは天井の強度なども考慮する必要があります。
ペンダント
中央に見えるのは、スチールと真鍮を使った、ヴィンテージ感漂う雰囲気を演出するペンダントランプ。カフェスタイルにも合いそうなランプですね。3つ並んだ手前のランプも、部屋のアクセントになっています。
ダウンライト
新築やリフォームでないと難しいかもしれませんが、スッキリした家を目指すなら、天井を広く見せることができるダウンライトはおススメです。地震があってもペンダントと違って安心できますね。掃除の手間も省けます。
シーリングライト①
無印良品のLED木製シーリングライトは、木製の枠のおかげでナチュラルで温かみのある印象です。調光機能がついているものは、お部屋の雰囲気を手軽に変えることができて便利ですね。くつろぎたいリビングにぴったりです。
シーリングライト②
こちらは、ファン付きのシーリングライト。天井に美しい陰影ができて、ファンが回るたびに揺れる明かりにうっとりしてしまいそうです。照明をつけていないときも、存在感は大きいですね。
壁
ブラケットなど、壁面を照らす照明器具は落ち着いた雰囲気作りに欠かせません。玄関や廊下などに使われるイメージも強く、日本の住宅にはなじみがないかもしれません。洋風の住宅では、リビングや寝室に使っている例を見かけます。
ブラケット(シェード型)
ブラケットにピンクのシェードがついていて、とても女性的な雰囲気のやわらかい光を放つランプ。光も拡散しないので、寝室のような落ち着きが求められる場所には最適です。くつろぎの時間を大切にしたくなりますね。
ブラケット(シェードなし)
廊下を照らす、シャンデリアランプ。洋風の家によく似合います。壁にできた影の形も美しく、立ち止まって眺めたくなりそうです。部屋が真っ暗になっても、このランプが一つあると安心できそうですね。
建築化照明
奥のテレビの上部に使用されているのが、壁の下部だけを照らす照明です。このように、建築の構造物に照明器具を内蔵して、建築と一体化して照明効果を高める方式のことを「建築化照明」といいます。モダンなインテリアにも合いますね。
床
床に置いて、コンセントを差し込むだけで使えるフロアランプは、手軽に間接照明を楽しみたいという人にもおすすめです。床でくつろぐときには背の低いものを、ランプの下でくつろぐときは背の高いものを選ぶとよいでしょう。
ニトリのフロアランプ
麻でできた、アジアンテイストのフロアランプ。自然素材のものは見ているとほっとしますね。リビングに用いると、ゆったりとリラックスできそうです。光も目にやさしく、夜のくつろぎタイムにはおススメです。
フランフランのフロアランプ
フランフランで人気の丸い形のフロアランプ。リビングはもちろん、和室にも似合いそうなデザインです。丸い形が天体のようにも見えて、ロマンチックで幻想的な雰囲気づくりができそうです。
アンティークのフロアランプ
華やかな装飾が施された、アンティークのフロアランプ。シェードのおかげで、足元だけをやさしく照らしてくれています。手元にスイッチがあって使いやすいので、寝る前のひとときに使いたくなるランプです。
照明は、ただ部屋を明るくするだけのものではありません。インテリア上級者は、照明をいくつか組み合わせて快適な空間を作っています。壁面照明やフロアスタンドなども効果的に使って、センスアップしてみましょう。
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「照明」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!
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