鑑賞する?それとも使う?憧れの布のある暮らし方12選

鑑賞する?それとも使う?憧れの布のある暮らし方12選

日本各地、世界各国で人々は布を作り続けてきました。地元で採れる素材を使った織物や染色の技術は、伝統工芸としても受け継がれています。布が与えてくれるぬくもりや優しさは、作り手の思いを伝えてくれているのでしょう。今回は、世界各地の布を暮らしの中に取り込んでいる布好きさんたちのお部屋をご紹介していきます。

日本の住宅にもなじみやすいヨーロッパの布たち

はじめにご紹介するのはヨーロッパの布です。中央ヨーロッパだけでなく、北欧にも東欧にもそれぞれ独自の布文化が発達しています。長い歴史の中で育まれてきた伝統的な技術は、現代のライフスタイルに合わせたアイテムに変化したり、今も変わらぬ姿で作り続けられていたりとさまざまなスタイルを楽しむことができるのです。

アートとして布を楽しむファブリックパネル

インテリアに布を取り込む場合、使用と鑑賞の2つの方法が考えられます。ファブリックパネルは布を鑑賞する代表的な方法です。waraさんはMarimekko(マリメッコ)の布をファブリックパネルにしています。白いベッドルームにアートとして飾られた「PIENI UNIKKO(ピエニウニッコ)」が映えますね。

素朴であたたかみのある織物を壁にかけて

sofaisanaさんが北欧の雑貨と共に壁に飾ってているのは、ポーランド東部にあるヤノフ村で伝統的に織られてきた二重織物です。羊毛を手紡ぎし、染色も織り手さんがするという昔ながらの貴重な作品は、ポーランドの風景や生き物が織り出されているそうです。茶色と白の素朴なデザインが、白い壁に映えていますね。

ヤノフ村の織物。秋冬のインテリアにぴったりだな〜。
sofaisana

素朴なウールのブランケットをベッドに

寒さが厳しいアイルランドの村で生まれた毛織物ブランドAOCA(アヴォカ)では、良質のウールを素材にしたブランケットやストールを作り続けています。シンプルなブランケットを彩る美しい色合いは「アヴォカカラー」と称され人気です。fwjqt496さんの男前なベッドルームにも美しくなじんでいますね。

シンプルな美しさ!モダンに取り入れたい日本の布

日本では昔から、生活の中で布が上手に使われてきました。豪奢な絹やデイリーに使いたい木綿までさまざまな表情がそろいます。古くから伝えられてきた文様の中には、シンプルでモダンな幾何学模様のほか、身の回りの自然を美しくとらえた芸術性の高いデザインも多く、現代の暮らしにも取り入れやすいのではないでしょうか。

昔ながらの「暖簾」に感じる生活の知恵

「暖簾(のれん)」は、夏の日差しを遮ったり冬の寒さを防いだりするほか、目隠しのためにも使われてきました。布の持つテクスチャーやデザインを楽しむだけでなく、実用性も兼ね備えているところが面白いですね。tsubakiさんは、アンティークの藍染の暖簾を魅力的なインテリアアイテムとして活用しています。

素敵な暖簾を友人からプレゼントして頂きました‼︎ 今まで見た中で一番素敵だと思う暖簾♡ アンティークの藍染です。
tsubaki

デザイン無数の手ぬぐいをインテリアに

手ぬぐいは、生活の必需品として江戸時代ごろから使われてきました。現在はお店の宣伝や記念品としても作られることがあり、そのデザインは無数にあります。pengさんは、お庭の紫陽花に合わせて、飾った手ぬぐいの柄もチェンジして楽しんでいます。

テーブルの上でも存在感を放つ布あしらい

08lucky08さんは、藍染の布をテーブルランナーに選んでいます。細かな織り模様とグラデーションに染められた藍色が、美しい存在感を版っていますね。上に並べた器はいいほしゆみこさんの作品だそうです。シンプルでモダンな表情の器と和テイストとの組み合わせは、参考にしたくなる布あしらいではないでしょうか。

手仕事の極みを見る!インドの布のある暮らし

アジア各国の中でも長い歴史を持つインドには美しい手仕事で生み出された布がいくつも存在しています。広大な国土の各地で伝統的に作られた布は、民族衣装でもあるサリーや生活のいたるところで実際に使用されているのです。エスニックなイメージのあるインドの布は、どのようにインテリアに取り入れたらいいのでしょうか。

ロマンティックなピンク中心のタペストリー

niufuglarさんのお部屋の壁一面に飾られたピンクやパープルの布を使ったタペストリーは、ヴィンテージのサリーをパッチワークしたものだそうです。1つ1つをよく見ると細かな刺繍があり、手仕事の極みを感じることができるでしょう。手前に置かれたクッションも同じテイストで、統一感が演出されています。

カラフルなキルトをリビングのソファに

ベンガル地方に伝わるカンタ刺繍は、古い布を重ねて自由なモチーフを刺しているのが特徴です。カンタという言葉には「刺す」という意味があり、日本の刺し子のように布を補強する役目も果たしていたのでしょう。ktnxさんは、そんなカンタをキルトに仕立てた布をリビングのソファにさりげなく掛けて楽しんでいます。

風通しのいい薄手のインド綿カーテン

日差しが強く乾燥した土地も多いインドの布は、薄手のものが中心です。風通しがよくすぐに乾くので、インド綿は洋服地にも使われることが多いですね。min2413さんのバスルームには、インド綿のカーテンが掛かっています。ペイズリーや花柄がパステルカラーで染め出された美しい布が、インテリアのポイントです。

南米やアフリカの民族によるパンチのある伝統布

最後にご紹介するのは最後にご紹介するのは、南米やアフリカの民族が伝統的に作り続けている布たちです。どれも基本的には手仕事で作られているため、どこか素朴でぬくもりを感じます。近隣で採れた素材を使った織物や染め物は、パンチの効いたデザインが魅力的です。インテリアに強烈な存在感を放ってくれることでしょう。

南米アマゾンの先住民シピポ族の「泥染め」

南米アマゾンの先住民であるシピポ族は、伝統工芸として「泥染め」の布を作ってきました。モダンな幾何学模様は、フリーハンドで描かれているというのですから驚きです。こうした模様は、シピポ族の精神世界を表しているとされています。shinさんは「泥染め」布と、同じくシピポ族の壺を並べて飾っています。

メキシコの伝統的織物「サラぺ」

manolaさんはお嬢さんのお部屋のベッドカバーに、ラグやポンチョで知られるメキシコの伝統的な織物「サラぺ」を選んでいます。メキシコらしい明るい色の組み合わせは一見強烈ですが、黄色からオレンジ、赤へのグラデーションや、自然をイメージさせる青や緑の美しさにしだいに魅了されていくでしょう。

中央アフリカ・クバ王国の「草ビロード」

こちらは、中央アフリカにあるコンゴ・クバ王国のショア族らが作っている伝統布「草ビロード」です。男性がラフィアを平織りにし、女性が染めたラフィア糸で幾何学模様の刺繍をし、糸をカットしてビロードのような手触りにします。 ippei9さんは昭和レトロなアイテムと組み合わせてコーナーを作りました。


世界中で作り続けられてきた布を暮らしの中に上手に取り入れているお部屋をご紹介しました。布の取り入れ方には、飾って鑑賞する方法と実際に使用する方法があります。どちらにしても、布自体が持つ個性が、インテリアのアクセントになってくれるでしょう。


RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「布」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!

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