RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。
今回は、築47年と歴史ある団地をセルフリフォームで、カッコよく味わい深くつくり込まれているK-plus1さんのキッチンをご紹介します。工夫と技が光るDIYメソッドにも注目してみてください。
古さを好きで塗り替えた、胸を張れる空間
K-plus1さん宅のキッチンは、無骨でビンテージライクな個性ある佇まいをした魅力あふれる空間です。築歴の古い団地とのことですが、キッチンの雰囲気からはそのことを感じません。セルフリフォームやコーディネートに際しては、どのようなことにこだわり、どのようなことを大切に意識されたのでしょうか。まずは、その辺りからお話を伺っていきたいと思います。
「テーマといわれると『?』となりますが……、
とにかく古かったんで、友達とかも呼べなかったんです。
なので、みんなが『お茶しに来たいっ』て思ってくれるようなキッチンにしたいと思いました。
こだわりは、とにかく生活感を感じないよう工夫したこと。家電製品も見えないようにしてます。仕事もしてるので、掃除も楽が一番と思い、汚れが目立たないクロスを選びました。その中から好きなカラーを取り入れています。また、色が氾濫するとごちゃついた感じになってしまうので、好きな黒とグレーをメインに、なるべくスッキリ見えるようにしています。」
ベースにあるのは、オーソドックスな壁つけI型
K-plus1さん宅のキッチンを間取り図で確認すると、団地としてはオーソドックスな、リビングに背を向けた壁つけI型のスタイルであることが分かります。そこに、リビングとの間仕切り代わりになるカウンターを設置したり、植物や見せる収納で演出を加えたりすることで、もともとあるものを活かしつつオリジナリティーのある空間へとつくり込まれています。
ここからは、K-plus1さん流の演出やDIYアイデアといった部分に詳しく迫ります。同じように団地住まいで雰囲気を変えたいと試行錯誤している方はもちろん、もっとキッチンをスッキリと自分らしく楽しめる空間にしたいと理想を膨らませている方も必見のアイデアが満載ですよ♪
キーワード1 カフェっぽい雰囲気でおもてなし
「木やグリーンを取り入れて、カフェっぽくしています。 棚をつくって、よく使うカップを見せる収納にするとよりカフェっぽさが出ますね! でも、普段使いの食器は生活感出るので、100均のプラ容器に背板をつけて隠す収納です。」
キーワード2 家電や配線、気になる生活感を隠す工夫
「レンジやオーブントースターはシンク下に入れて、前に塩ビパイプを利用してつくったゴミ箱を置き、軽ーく目隠ししてます。 コンセントのコードも見えるのが嫌で、塩ビパイプの中を通して見えないように工夫してます。」
キーワード3 ピッタリ、我家らしく私らしくはDIYで!
「つくれるものは自分でつくる!がモットーです。 もともとあったシンクや棚はそのまま利用してますが、扉やリビングとの間仕切りカウンターはDIYしたもの。 それに、我家は団地なので市販品だと大き過ぎることが多いんです。その点、DIYならピッタリサイズにできるんですよね。」
キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください
「自分の好きで良いと思いますよ。私も自分の好きを詰め込んでます。 DIYもおススメです。初心者さんなら、小さなものからでもOKだと思います。例えば、カフェトレイとか簡単にできるものから挑戦してみるのはどうでしょうか?DIYなら、自分らしいお気に入りが手に入ります。」
まとめ: できることから、自分らしく
K-plus1さんのキッチンづくりは、K-plus1さんらしさでいっぱいでした。『やれることは自分で!』そんな素敵で力強い考えのもと、キッチンをDIYでどんどん進化させています。生活感を隠す工夫、使う素材、グリーンで付けたアクセント……どれも参考にしたくなるアイデアばかり。
K-plus1さんは、みんなが来たくなる『カフェ風』の空間を目指しつくり込みをされていますが、色や素材を変えれば異なるテイストや雰囲気でも応用ができます。ぜひ、K-plus1さんのアイデアと行動力をヒントに自分らしいキッチンづくりに挑戦してみてください。
K-plus1さんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!
キャンペーン中の商品