何かを使おうと思ったときや家事をしようと思ったときに、家の中を行ったり来たりすることが多い……。そんなときは、ものの置き場所をちょっと工夫したら、もっと効率よくさまざまなことを行えるかもしれません。今回は、動線を考えたものの置き場についてユーザーさんたちの実例をとおして考えていきたいと思います。
使うものとセットで置こう
ものの収納場所を決めるときには、まずはそれとセットで使うことが多いものと近くに置けないかを考えてみましょう。一緒に使う頻度が高いものほど、まとめて置くと便利になりますよ。
電池とドライバーを同じケースに
電池と、電池交換のときによく使われるドライバーを同じケースの中に収納されている実例です。こうしておくことで、お子さんのおもちゃの電池交換などにすぐ使えるので便利なのだそうですよ。ドライバーは100均でも取り扱っているため、電池専用として1セット用意しても良さそうです。
ダンボールストッカーにはさみや紐を
DIYされたというダンボールストッカーにはさみや紐を収納する場所を作られたユーザーさん。ダンボールをリサイクルに出すときには、ここにあるものだけでまとめることができるのがいいですね。また、キッチンに普通のはさみがあると、袋を切るなどちょっとしたときにも重宝しそうです。
炊飯器の隣にお茶碗を収納
こちらの実例では、炊飯器の隣にある引き出しに、お茶碗をはじめとする食器類が収納されています。ご飯をよそうときにこの配置だとワンアクションでお茶碗を取り出せますね。毎日のことだからこそ、このように少しでも楽に家事が行える工夫をしたいものです!
家のどこで使うのかを考えよう
次に、さまざまなアイテムを、家のどこで使うのかを考えて収納している実例を見ていきたいと思います。自分や家族がどのように行動しているのか、改めて考えてみましょう。
下着やパジャマは洗面所に
寝室に洋服ダンスがあって、そこに下着やパジャマも収納している、という方は多いのではないでしょうか。それを、こちらの実例のように洗面所に置くようにすれば、入浴時にわざわざ寝室まで取りに行く必要もなくなります。ユーザーさんは、ランドリーボックスの中にパジャマなどをセットされているそうですよ。
お箸やカトラリーはダイニングに
ダイニングテーブルの引き出しに、キッチンに置かれることの多いお箸やカトラリーなどを収納されているユーザーさん。キッチンと行き来する時間が減り、食事の準備がよりスムーズになること間違いなしです。引き出しがない場合は、ボックスなどに収納してダイニングテーブルに置くようにしてもいいですね。
飲み薬はキッチンに
飲み薬は、すぐに水が用意できるキッチンに置いておくのがおすすめです。こちらのユーザーさんも、キッチンの背面にお薬の収納場所を作られているそうですよ。救急箱などを置くのではなく、引き出しの一部を収納に使うことで、すっきりとした空間が保たれているのも◎です。
ランドリーアイテムはベランダに
ハンガーなどのランドリーアイテムは、洗濯物と一緒に持ち運びするのではなく、最初から干し場であるベランダに置いておくというのも一つの手です。このように蓋の締まる丈夫なボックスに収納しておけば、ホコリや雨なども防いでくれますね。整然とした収納術も参考になります。
自分の行動にマッチする場所を選ぼう
最後に、自分の行動にあった置き場所を見つけられたユーザーさんたちの実例をご紹介します。一般的な置き場より、自分にマッチした置き場のほうが、ぐっと効率的に動けますよ。
メイク道具をキッチンに
朝の身支度時短のため、キッチンにメイクスペースを作られたユーザーさん。何かと忙しい朝、ここであればちょっとした隙間時間にメイクをすることも可能です。有孔ボードやマグネットボードを使った収納はインテリア性も高く、キッチンのアクセントにもなってくれそうですね。
はさみをクローゼットに
はさみをクローゼットの引き出しという意外な場所に置かれている実例です。ここにはさみがあると、買った時のタグや気になったほつれなどをカットするときに便利とのことで、その柔軟な発想に感心させられてしまいますね。引き出しの壁面を使って吊り下げ収納をするというのも参考にしたいアイディアです。
自分が家事や作業などに取りかかろうしたときに、面倒だなともし思ったら、それはさまざまなものの置き場所を考える良いきっかけになるかもしれません。ぜひ、自分の行動を見返して、動線を意識した置き場を作ってみてくださいね。
RoomClipには、ユーザーさんが投稿した「動線 収納」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!