RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。
今回は、アメリカンヴィンテージをシックに楽しみながらインテリアづくりをされているDublingoさんに、その舞台裏を支える収納のコツを教えていただきました。ちょっと肩の力を抜いて、気持ち良いスッキリを続けられるメソッドたちです。さっそくチェックしていきましょう。
今回教えてくれたユーザーさん♪

2021年3月、マイホーム完成を機にRoomClipをはじめました。連休があれば旅行に出ていた生活が、コロナ禍で一変。Stay Homeが住環境を見つめ直すきっかけになりました。ずっと家にいても飽きない、居心地のよい空間になるように工夫してます。
憧れのバスケットの並ぶ収納


Dublingoさん宅は、シックに洗練されています。モダンな中にアメリカンヴィンテージを思わせるアイテムや質感が、キラリと趣のアクセントを添えているのが特徴。生活感なくスッキリと整えられているのも印象的で、収納がどのようになっているのかがますます気になります。そっと覗いてみると、人目につかない部分も整然としている様子をうかがうことができました。明確なこだわりや決めごとがありそうですね。まずはその辺りからお伺いしてみたいと思います。

「海外のパントリーやバスルームのようにバスケットをたくさん並べたいという憧れがありました。そのため、とりあえず真っ先にそろえたのはバスケットです。そして、『そこに入るだけ』をルールに、ものも収納に使うスペースも増やさないようにしています。」
なるほど、憧れのスタイルのアイコンであるバスケットから、収納の秩序が積み上げられていたんですね。バスケットは収納ツールとしてはもちろんですが、インテリア性も高いので収納の中にいい雰囲気を醸し出してくれます。ただ、しまうものやそれぞれの使い勝手を考慮すると、何を基準にバスケットを選んだりそろえたりすればいいのか迷子になりそう……。
ここからは、そんな不安にも応えてくれるDublingoさん流の収納メソッドにさらに詳しく迫ります。『収納の中まで胸を張って見せられる海外スタイルを目指したい!しまうという動作には気楽さを求めたい!』こんな風に思いを巡らせている方は特に必見です。
たくさんのバスケットを使う収納づくりのポイント3つ
その1 同じシリーズで統一して組み合わせる



「バスケットと言っても、材質や色、形も様々です。しまいたいものによって最適なものも変わります。そこで私は、同じシリーズでそろえることで統一感を出しました。また、クロスの色味などそれぞれの空間のイメージに合う色を選んでいます。例えば、ダークな木目天井のパントリーはブラウン、明るくしたい脱衣所はベージュといった具合です。」
その2 数が必要なら、頼もしくお財布に優しい100均を活用



「バスケットを収納に使おうとすると、それなりに数が必要になると思います。そうなるとひとつひとつのコストはできるだけ抑えたいもの。こういうとき頼りになるのは、やっぱり100均です。サイズもデザインも豊富なので、収納スペースごとにフィットするものが低予算でそろえられます。季節外の洋服や寝具類の収納でも100均のバスケットは活躍してくれています。」
その3 スッキリしてればOK!しまい方は深く考えない



「バスケットの中はざっくり分類で、しまい方にはあまりこだわっていません。『見た目スッキリしていれば良し!』ということで、食品や日用品のストックを買ってきたらポイポイ入れてます。脱衣所の棚にも家族人数分のバスケットを用意して、畳んだパジャマなどをそのまま入れています。」
オススメの収納アイテム

クローゼットの下を活かせて、ハンガーにかけた洋服の裾が触れない高さのオープンラックを探していたのですが、なかなかいいものが見つからず。そんな時、目に入ったのがこちらのテレビ台でした。高さ50cmでイメージにピッタリです。このスペースを有効活用できると、収納量がかなり増えてうれしいですよね。
販売サイトで商品を見る最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました

「見えないところまで、きちんとしようとするとキリがありません。考えただけで疲れてしまいませんか?力は抜いて、見た目はスッキリというのが続けていくためにも一番。それを叶えるのに便利なのが、バスケットや収納ボックスを使った『ざっくり入れて隠す』方法。同じ種類のバスケットやボックスが並んでいると、片付いている感がUPするのでおすすめです。」
収納ツールで、気楽で雰囲気の良い収納へ導こう

Dublingoさんのつくる収納は、その周りにあるインテリアと同じく素敵でした。それは、憧れのスタイルを使いやすいカタチで実現する工夫によるもの。数あるバスケットをシーンや雰囲気に合わせて的確に選ぶセンスも光ります。そしてきっちりしっかりした眺めの反面、繰り返す日々の手間は最小限というのも魅力的でしたね♪
バスケットに限らず、収納ボックスやケースは、生活感や雑多を気軽に目隠ししてくれます。ぜひ、効率よく自分らしいツールを選び、活かすDublingoさんのメソッドやアドバイスを参考に、気楽だけど雰囲気抜群で気分の上がる収納づくりを目指してみてください。
Dublingoさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!