古風なイメージのある「和室」。それだけに、洋風化が進む現代の住宅にはマッチしていなかったり、有効に活用できていなかったりするケースも多く見受けられます。でも、和室もアレンジしだいでかわいくなることをご存知ですか?今回は、和室の良さと今っぽさを兼ねそなえた、アレンジの方法を3つご紹介します。
異なるテイストの家具や雑貨を取り入れる
まずは、家具や雑貨で和室の雰囲気をかわいくする方法をご紹介します。ユーザーさんたちは「和室には和風のもの」というイメージにとらわれずに、異なるテイストのものを積極的に取り入れられています。
北欧風の家具や雑貨でナチュラルに
Namiheiさんは、和室に北欧風の家具や小物を取り入れています。木製家具やカゴなど、天然の素材を多く取り入れた北欧インテリアは、和風との共通点が多く相性が抜群なんです。ほっこりとしたぬくもりあるお部屋は、とっても居心地がよさそうですね。
丸みのある家具やファブリック
uchikoさん邸の和室はテーブルやラグ、プフ、バスケットまで、丸みを帯びた形のものをセレクトされています。角がないデザインは、お部屋全体を柔らかで愛らしい印象にしてくれますよ。優しい色使いも、かわいらしくみせるポイントです。
お花のようなライト
こちらはコタツや和風の花器など、和のテイストをしっかりと感じさせるお部屋です。Tenさんはそんな和室に、花びらを広げたようなデザインのライトをセレクト。このライトが1つあるだけで、お部屋にモダンでキュートな表情が生まれました。
韓国風インテリアの淡い色使い
YUKKIさんは、和室と韓国風インテリアを見事に融合されています。エキゾチックな柄のラグを敷くと、畳もどこかボヘミアンな表情になりますね。淡いくすみカラーの色使いも、お部屋全体を明るく見せています。
壁にアクセントウォールを取り入れる
続いてご紹介するのは、アクセントウォールを取り入れている和室です。和室には不向きそうな色や柄も取り入れてみると、意外にも馴染むことに驚くはず♪さっそく、ユーザーさんたちの和室をご覧ください。
ブルーグレーで明るく爽やかな空間
okanaさん邸の和室は、ブルーグレーのアクセントウォールに灰桜という色の琉球畳を組み合わせています。白い窓枠や収納も、とっても爽やか。市松模様の畳がフラッグチェックのようにも見えて、和にも洋にも感じられる空間です。
甘さと上品さを持つミルクティー色
こちらは、床の間の壁をアクセントウォールにされている和室です。comoさんがセレクトされたミルクティーのような淡い茶色の壁紙は、甘さと上品さのバランスが絶妙ですね。水色の掛け軸との色の組み合わせが優美です。
柄ものの壁紙が目を引くアクセント
nic0さん邸の和室は、壁紙や畳までモノトーンで統一されています。目を引くのは、柄もののアクセントウォール。この部分があることで、モノトーンでもチャーミングな表情です。星型の照明もマッチしていますね。
襖に柄を取り入れる
和室の中でも、広い面積をしめる襖。そんな襖に柄を取り入れると、和室のイメージを大幅にイメージチェンジできます。ユーザーさんたちは、どのような襖紙を選んだのでしょうか?
素朴な昭和レトロスタイル
ayaka.tさんは、襖にヴィンテージ壁紙を貼っています。どこか懐かしい花柄のデザインは、昭和レトロ風のインテリアにもピッタリ。ブラウン系の色味でそろえているので、素朴でホッとさせる雰囲気です。
渋みカラーの花柄で大人ロマンチック
こちらは、ウィリアム・モリスの壁紙を襖に貼った和室です。yossanさんは、壁もセルフペイントされています。どちらも渋みのあるカラーリングが、和室と好相性。乙女心くすぐるロマンチックさと、大人っぽい落ち着きが同居しています。
可憐な桜柄
puuchanmaruさんは、桜が描かれた襖紙をセレクトしました。ブラインドも淡いピンク色で、まるでお部屋に春がきたような高揚感をもたらしてくれそうです。「可憐」という言葉がぴったりの和室ですね。
大がかりなDIYをしなくても、和室のままでこんなに今っぽくかわいい空間が作れるんですね。和室で過ごす時間もグッと増えそうです。皆さんもぜひ、ご自宅の和室をアレンジしてみてください。
RoomClipには、ユーザーさんが投稿した「和室」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!