「使い勝手のアップデートを続けて育てる、抜群動線のキッチン」 by yasu10さん

「使い勝手のアップデートを続けて育てる、抜群動線のキッチン」 by yasu10さん

RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。

今回は穏やかに自然体で暮らしを楽しまれているyasu10さんに、充実した日々の真ん中にあるキッチンへのこだわりと工夫をお伺いしました。

2010年に注文住宅で家を建てました。家族4人(夫婦+姉弟)、娘が独立した現在は3人住まいです。娘が帰省すると、妻が作る料理の品数も増えて賑やかになります。RoomClipは2019年に開始。皆さんの投稿に刺激を受けながら、今も少しずつ部屋づくり、庭づくりを楽しんでいます。

ライフスタイルに合った、メリハリのあるLDK

yasu10さん宅のLDKは、とてもメリハリのある洒落た空間です。ダイニングとリビングの境界に格子をつくることで、見通しよく『区切り』をつけているのが巧み。その区切りが、キッチンからの見通しは遮らないのも計算されたところだと感じます。だから一層、キッチンは暮らしを見通し、見守る。そんな存在のような気がしてなりません。そこでまずは、あたたかく心地の良い空間に込められた工夫やこだわりを教えていただきました。

yasu10さん

「わが家のキッチンは、ウッドワンの対面キッチンです。リビングやダイニングの雰囲気に合わせた木目調のナチュラルデザインになっています。こだわったのは、わが家のライフスタイルに合った間取りと使いやすさを重視すること。L字型のLDKでは、くつろぎのリビングと食事を楽しむダイニングをあえて縦格子で緩やかに仕切りました。食事中はリビングのテレビをOFFにするのがルールです。

キッチンに生活感は付きものなので使いやすさを第一に、必要以上に片づけることはしませんが、ダイニングからシンク周りのゴチャゴチャを見せないキッチンカウンターの立ち上りは必須でした。」

広い視野と動線美を兼ね備えた対面スタイル

間取り図を拝見すると、yasu10さんの動線へのこだわりがはっきりと見えてきます。LDKを見通せる広い視野が確保された位置、勝手口とガレージの連携は特に勝手が良さそうですね。ここからはそんな動線美の秘密や、より快適にアップデートさせるアイデア、そしてyasu10さんご家族ならではのあたたかな雰囲気の理由について、詳しくお伺いしていきたいと思います。『今あるキッチンに手を加えたいな』と考えている方は特に必見。きっと真似したくなる発見がたくさんあります。

キーワード1 動線も眺めも抜群で、使いやすく過ごしやすい場所

yasu10さん

「キッチンは1階のメイン動線上にあります。キッチンに立つとダイニングの窓の植栽の眺めがよく、リビングのテレビも見えるので、ニュースをチラ見しながら料理ができます。キッチンの裏側には、出し入れしやすい奥行25cmの可動棚のあるパントリーを設けました。勝手口の引き戸を開ければすぐ駐車場で、まとめ買いの食材を車から直接運べてとても便利です。」

キーワード2 入居後も工夫であれこれアップデート中

yasu10さん

「大容量で洗浄力の高いミーレの食洗器をRoomClipで知り、入居後10年目にウッドワンのキッチンに組み込まれた国産の食洗機を思い切ってミーレ食洗器に入れ替えました。2年前には、パントリーの狭い通路幅(50cm)の移動ストレス改善のため、壁を剥がし筋交いや柱を現しにするプチリフォームを実施。カップボード下のゴミ箱のすき間にDIYで追加した、キャスター付きのレジ袋ストッカーも日々活躍しています。」

キーワード3 余裕のあるスペースには、遊び心と季節感♪

yasu10さん

「冷蔵庫上のデッドスペースには、季節に合わせて自作の木枠×S字フックで100均アイテムなどをハンギングしています。今年の夏は風鈴で涼しげにしました。扉を閉めると風鈴がチリン♪キッチン脇の壁には、DIYした2段の棚に小物やドライフラワーを飾っています。ちなみに中央にある恐竜が抱えるホワイトボードは、息子が小学生の時の作品です。『今日の献立』や買物リストに使用中です。」

キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください

yasu10さん

「どんな家でも、キッチンは暮らしの中心になる場所ではないでしょうか。使い勝手は間取りに左右されますが、床面積が同じなら費用は大きく変わりません。ぜひ実際の生活をイメージして、間取りをいろいろ検討することをおすすめします。そして、入居後もより使いやすく、自分好みのキッチンになるよう手を入れていくことで、いっそう愛着の湧くキッチンになると思います。」

まとめ: 使い勝手のアップデートはいつでもできる

キッチンづくりは確かにはじめが肝心です。でもyasu10さんのお話を伺っていると、使い勝手をより良くすることはいつでもできるし、何度でもできるのだと気が付きます。それは考えることを辞めず、手を加えることを諦めない限り、もしかしたら終わりはないかもしれません。もちろん良い意味で。使いやすさは人それぞれだし、年齢や環境、家族の在り方によって変わり続けるから、正解もまた常に一定ではないためです。

ただ、リフォームやリノベーションはそう何度も気軽にはできないですよね。だからぜひ、yasu10さんのDIYのアイデアやテクニックも参考にしてみてください。便利を増やすヒントも、季節感や装飾を楽しむヒントも盛りだくさんなので、yasu10さんのアップデートし続けるキッチンからは今後も目が離せません!


yasu10さんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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