「明るさ」「視線の抜け」がポイント!開放感があるお家づくりのテクニック

「明るさ」「視線の抜け」がポイント!開放感があるお家づくりのテクニック

狭くて暗いお部屋にいると、なんだか気持ちまで暗くなってしまうもの。せっかくなら、明るい光が溢れる広々としたお部屋でリラックスタイムを過ごしたいですよね。今回は、開放感のあるお家づくりのテクニックを大公開。淡い色を使ったり、天井を高くしたり、外とのつながりを持たせたりと、参考になるアイデアが満載です。

「淡い色」で広がりを見せて

白などの淡い色は「膨張色」と呼ばれ、実際よりも大きく膨らんで見えるのが特徴。インテリアに取り入れれば、広々とした開放的なお部屋が作れますよ。ここでは、白やベージュ、ライトグレーなど、手軽に取り入れられるカラーを使った実例をご紹介します。

深呼吸したくなるようなホワイト空間

開放感を演出してくれるカラーといえば、ホワイトですよね。love1017さんは、テレビの背面収納と壁をホワイトで統一することで、明るく広がりのある空間を叶えています。シーリングライトも薄型のものを選び、圧迫感を軽減。さらに、窓辺に並べた観葉植物やテーブルのお花が、清々しさを高めてくれています。

明るさと広さを意識して壁面収納と壁を白くしました😊 照明も厚みのないシーリングライトを選んでいます💡 植物たちは陽当たりもいいし 窓辺に並べて 縦のラインを☝ テーブルランナーもテーブルの広さを感じるかな😊
love1017

ベージュとホワイトでやわらかく

開放感を演出しつつ、ふんわりナチュラルなお部屋に仕上げたいときは、ホワイト×ベージュがおすすめ。床や家具は、yokiさんのように淡い木目を選ぶのがポイントです。シンプルで上質な家具を厳選し、余分なものは置かないようにしているのも、すっきり広々と見せる秘訣ですね。

ライトグレーでクール&開放的に

こちらは、ホワイト×グレーでスタイリッシュにまとめた、ERIKAさんのお部屋です。ごく淡い色味のライトグレーをチョイスしているので、心が洗われるような爽やかな開放感を感じられますね。クリア素材のチェアを選んだり、お部屋の角にミラーを置いたりと、お部屋を広々と見せる工夫も満載です。

「高い天井」でリラックス感アップ

天井は、高ければ高いほどお部屋の窮屈感が軽減されます。リビングなどの面積を十分に取れなくても、天井を高くするだけで見違えるほど広く開放的に感じられますよ。吹き抜けを作ったり、リビング階段を取り入れたりと、さまざまな工夫を凝らしているユーザーさんのお部屋をご紹介します。

吹き抜けの大きな窓が気持ちいい

marronさん宅のリビングは、大きな窓がたっぷりと配された開放感溢れる吹き抜け空間。手前のバタフライチェアに座って空を眺めるひとときは、吹き抜けのある間取りでしか味わえないものですね。吹き抜けとつながる二階の手摺りも、圧迫感のないデザインをセレクト。家中どこにいても、広がりを感じられそうです。

スケルトン階段がアクセントに

高い天井を実現するなら、吹き抜けと階段を組み合わせた設計もおすすめ。sanaさん宅のような、踏み板と骨組みのみで作られる「スケルトン階段」を選ぶと、開放感が高まるうえにインテリアの主役にもなってくれますよ。階段の手摺りがホワイトなので、よりすっきりと見えるのもポイントです。

平屋でも高天井を実現できる

Kaneyukiさん宅は平屋ですが、リビングの天井は二階建て住宅と同じ高さがあるそう。同じ面積のリビングでも、天井が高いだけで開放感がグンとアップしますね。屋根の形に沿うような、斜めの天井のラインもおしゃれ。高い位置に窓を作っているので、明るさも十分に確保できそうです。

空を眺められる個性的な窓

屋根の骨組みを活かした高い天井が印象的な、chocoさん宅のリビングダイニングです。一番のポイントは、三角屋根にぴったりフィットする形の高窓。ここから月が見えることもあり、自然や季節感を存分に楽しめるそうですよ。木のぬくもりもたっぷりと感じられ、心がホッと落ち着く空間です。

三角屋根のわが家の窓はYKK APの窓を多く採用しています🪟 明るく開放感あるのもこの窓のおかげ🤍 夜には月も見える時があって🌙 お家の中にいても外を感じられるお気に入りの窓です✨
choco

「外とのつながり」を意識して

デッキやベランダ、中庭を活かして、窓の外をまるでお部屋の一部のように感じさせるテクニックも必見。おうちの中にいながら、自然の光や美しい景色に心が癒されるでしょう。

大きな窓から続くデッキ

hiraya2015さん宅では、リビングダイニングに大きな窓を設けることで、内と外のつながりを持たせているそう。美しい木の床から、屋外のデッキへと視線がスムーズに流れます。見た目の開放感はもちろん、実際にサッと外に出ることもでき、閉塞感のないストレスフリーな暮らしを堪能できますね。

眺めのいい2階リビング

明るく開放的なお部屋を叶えたい方に人気なのが、2階リビングです。gooskaさん宅の2階リビングの大きな窓からは、1階ではなかなか見られない美しい眺めが広がっています。バルコニーの手摺りを細身のデザインにすることで、より視界が広がるのもポイント。お仕事中も、気分がリフレッシュされるそうです。

プライバシーを保てる中庭

「開放感がほしいけれど、大きな窓はプライバシーが気になる……」そんな方におすすめなのが、中庭のある間取りです。coconana165さんのように、中庭を囲むように大きな窓を配置すれば、家中が明るく清々しい雰囲気に。カーテンも窓も開け放して、外の光と空気を存分に取り込んだ暮らしが叶います。


今回は、ユーザーさんの実例を交えながら、開放感があるお家を作るためのポイントをご紹介しました。疲れてお家に帰ったときも、明るく開放感のあるお部屋に入るだけでスッと心が晴れやかになるはず。ぜひ参考にしてみてくださいね。


RoomClipには、ユーザーさんが投稿した「開放感があるお家」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!

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