連載：RoomClip_新人ユーザー紹介 vol.425 2024年8月11日更新

「考動力で進化し続ける、ワクワクが止まらない家」 by febfifさん

RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回は、直感とセンスを形にするDIYで家中をカスタマイズしているfebfifさんと、作品とも呼べる魅力いっぱいのお住まいをご紹介します。

今回ご紹介するのはこの方です！

febfifさん

築30年の一軒家で、DIYを趣味として楽しんでいます。既成概念にとらわれないようなアイデアを捻出するのが好きです。

自分の手で作り込む暮らし

ラクに導き、好きを増やしていくDIY

febfifさんのお住まいは、4LDKの2階建てです。その暮らしの最大の特徴は、あらゆる場所で出会えるDIYの気配。ドアも壁も棚も、ほとんどすべてにfebfifさんの手が加えられているのだそうです。

それはもちろん、考え作ることが好きだから。でも、それと同時に暮らしがより良く、よりラクになっているのも素敵なところです。例えば、食器棚もキッチンの吊戸棚もオープンだから、片付けは楽々♪好きな器や道具をインテリアの一部に活かせるので、家のお気に入り度もどんどんUPしていくに違いありません。キッチンでは、すべての戸をラーチ合板に付け替えたり、IHの前側やレンジフードにベニヤ板を貼って全体の統一感を盛り上げたりされています。ほぼまるっと、febfifさんの作品と言えますね。

こだわりは植物のグリーンが映える素材選び

家づくりのテーマをお伺いしたところ『テーマをもたないのがテーマ』とのお答えが返ってきました。おしゃれです。でも、DIYをしていく中で、家族とも呼べるたくさんの植物たちが映える色にはこだわっているとfebfifさん。事実、壁の色、家具の風合い、棚の素材、すべてがグリーンと抜群の調和を見せています。

それは、febfifさんが好き勝手を許されているという、2階の和室も同様でした。落ち着いた渋みのある木の色と植物の瑞々しいグリーンのコントラスト、絶妙ですよね♪なにより癒しを感じる穏やかな様子は、飽きることなくいつまでも見ていられます。

捨てる、壊すから始まる物語は唯一無二

ちなみに2階の和室は、febfifさんのアトリエ的な空間でもあるようです。壁にはDIYされた引き出しや戸棚、使い込まれた感じのする折り畳み式の机が見つかります。これらをすべて開けば、充実した作業台に早変わり。お住まいの中でたくさん出会える作品たちのほとんどは、ここで生まれたのではないでしょうか。

その横には、押入れを大改造してできたfebfifさんの秘密基地もあります。ここで目を惹くデニム張りのワークチェア、実はボロボロの状態でリユースショップにあったものなのだとか。丁寧に手を加え、雰囲気のあるデニムを張り、片方のアームは趣味のギターに不便のないよう取り外してと、とことんfebfifさん仕様にカスタマイズしたと教えてくれました。誰も目を向けないようなもの、捨てられていくであろうものに、こうして新しい命を吹き込んでいくのもDIYの醍醐味のひとつですよね♪

他にもこのお部屋の中には、使わなくなったサイドテーブルをリメイクした時計や、捨てようと解体したアコースティックギターの棚といった、物語が詰まった素敵な道具がたくさんあります。もちろん、お家中に範囲を広げればもっともっとたくさん。ぜひ、引き続きfebfifさんの日々に注目しながら、数々のアイデアと物語に触れてみてください。きっといつだってワクワクをくれるはずです。

febfifさん邸の間取り図

febfifさん宅は、1階に水まわりとLDK、和室をおいた4LDKの間取りです。築30年とのことですが、DIYによって常に進化を続けているから、いつだって最新の状態。DIYやリメイクのアイデアからは、古いものや捨てられていくものに新しい命を与えるという、サステナブルな発見もできるので注目してみてください。