「元気な子どもの毎日を笑顔で見守れる、おもちゃ収納の考え方」 by 98tanioさん

「元気な子どもの毎日を笑顔で見守れる、おもちゃ収納の考え方」 by 98tanioさん

RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。

今回は、ミッドセンチュリー的な粋を感じるカラフルなインテリアづくりをされている98tanioさんに、収納のコツやこだわりを教えていただきました。

今回教えてくれたユーザーさん♪

1LDKで子ども2人(2歳と0歳)、大人2人で暮らしています。色数と物量の多めなインテリアが好みです。収納はそろそろ限界を迎えつつあります……。

片付けを楽にすることを考えたスタイル

98tanioさん宅は、センスの良さをひしひしと感じる色を楽しむインテリアが魅力的な空間です。そしてその中に、お子さんへの愛情もたっぷり感じられるのがさらに素敵なところ。インテリアとおもちゃが、バランスよく溶け合っているように感じるのですが、どのようなことに気を付けながら収納づくりをされているのでしょう?まずはその辺りのお話しからお伺いしていきます。

98tanioさん

「ものすごい勢いでおもちゃを散らかしていく子どもがいるので、片付けの頻度がとにかく多いです。なので収納では『いかに楽に片付けができるか』を意識しています。例えば、子どものプレイスペースになるリビングには、テレビ台兼用のおもちゃ収納を用意しました。」

見るものすべてが新しい!そんな子ども時代の好奇心は勢いが違いますよね。片づけることよりも、使うことを楽しむからこそ、それをフォローする大人の役割が大きくなるというもの。でも、他にも色々とあるので『楽』にできるのが一番です。気持ちに余裕をもって片付ける大人を見ていたら、自然と子どもにも片付ける楽しさや大切さが伝わるのではないでしょうか。

そしてここからは、そんなあたたかな日常を叶える98tanioさん流の『おもちゃ収納』に詳しく迫ります。『転がるブロックやミニカーにイライラ、インテリアの邪魔をする色にうんざり』ちょっと子どものいる暮らしにネガティブになっていたり、疲れを感じていたりする方は必見です。きっと気持ちも負担も軽くなります。

ストレスフリーなおもちゃ収納のつくり方3つ

その1 最短距離にたっぷりしまう

98tanioさん

「とにかくとっ散らかしていくスタイルの娘。彼女の平常運転時は、偽りなく写真の状態です。この後に生じる片付けの手間や時間を少しでも軽く短くできたらと、一番散らかりやすい場所に大容量の収納を隣接させています。構造は無印良品のスタッキングシェルフに、ホームセンターでカットしてもらった板を乗せているだけと、いたってシンプル。時にはデスクにもなるので、なかなかに大活躍です。ちなみに、ごちゃっとしがちな細々したおもちゃは、すべて引き出しとカゴに隠しています。場所だけ決めてあるので、基本は投げ込むだけで片付け完了です(笑)」

その2 にぎやかな色合いは、素朴な風合いで中和

98tanioさん

「これが読みたいあれが読みたいと興味津々。だから絵本も部屋が散らかる主犯格になっています。子どもが自分で出し入れできる収納が良いと思い、色々とネットで探してみたのですが、どうもピンとくるものがありません。そうして行き着いたのがリンゴ箱でした。独特の素朴な表情が、色とりどりの絵本のにぎやかさを上手く中和してくれている感じがして気に入っています。この本棚も、片付け動線を重視して部屋の中央に配置しました。」

その3 トーンをインテリアに合わせる

98tanioさん

「自分が原色好きなので、我が家のインテリアはもともとカラフルでした。それもあって、意外とおもちゃが馴染むんです。計らずしてこうなったわけで、コツというのも恐れ多いのですが、なんでもかんでも隠そうとするのはストレスなので、自分の好みに助けられています。しいて言うなら、おもちゃを買う際に淡いカラーを選ばないのがこだわり。全体的にトーンだけはそろえるように意識しています。」

オススメの収納アイテム

ITEMリンゴ箱
PRICE2,780円(税込)

おすすめの理由は、先ほど申し上げた通りです。しかもこのお値段で2つセット。インテリアに与える影響の大きさまで考えると、このコスパはすごいです。数万円もかけず、こんな絵本棚もありじゃないかなと思っています。

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最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました

98tanioさん

「片付けのハードルをいかにして下げるか、はとても大事だなと思っています。場所だけ決めてあとは投げ込むだけにするなど、簡単なら子ども自身でやってくれる日も近づくかも。完璧な状態を求め過ぎないのも大切です。」

おもちゃのある今をもっと楽しむアイデア

98tanioさんの考える『おもちゃ収納』は、子どもと過ごす毎日を明るく楽しく軽やかに変えてくれます。散らかる場所につくる大きな収納は、子ども目線では使う場所にいつもあるということ。大人にとっても子どもにとってもうれしいWin-Winだから、お互いいつもニコニコでいられそうですよね。リンゴ箱の本棚は、いつか中身が絵本じゃなくなっても問題がないし、インテリアのトーンに合うおもちゃたちはいつか『思い出』を映すオブジェになるのではないでしょうか。今を大切にしながら、未来にも鮮やかに繋がっていく98tanioさんの収納アイデアは、きっとたくさんの方のモヤモヤを晴らすヒントになります。ぜひ、収納や片付けシステム見直しの参考にしてみてください。


98tanioさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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