暑い夏は梅シロップで乗り切ろう!使いやすくおしゃれな保存容器を紹介

暑い夏は梅シロップで乗り切ろう!使いやすくおしゃれな保存容器を紹介

保存料や添加物を使わず、青梅と砂糖だけで作れる梅シロップ。梅しごとの手間はかかりますが、その手作業や時間の経過も楽しいものです。この記事では梅シロップの保存に適した容器と、長持ちさせるポイントを紹介します。RoomClipユーザーさん達の実例も参考にしてみてくださいね。

目次

梅シロップを長持ちさせるポイント

梅シロップは、爽やかな梅の酸味と甘みのバランスが魅力です。ソーダで割ったりヨーグルトにかけたりと汎用性が高いので、小さいお子さんやアルコールが苦手な人もおいしくいただけます。作る工程で、発酵や腐敗を防ぐ工夫をすることによって、無添加の梅シロップを長持ちさせることができますよ。

漬け込む容器は梅の2~3倍の容量を

梅を漬け込む容器には、消毒がしやすく色の変化が見やすい、ガラス瓶を使うのが一般的です。容量は、漬け込む梅の重さに対して2〜3倍程度のものを選ぶとよいでしょう。梅と砂糖を入れたときに、空間に余裕がある漬け込み容器を使うのがおすすめです。

毎日ゆすって梅を糖分でくるんで

梅が糖分に覆われていないと、カビや発酵の原因になります。それを防ぐために、ビンごとゆすったり上下をひっくり返したりして、まんべんなく糖分を行き渡らせてあげましょう。重たいガラス瓶をゆするのが大変な場合は、小分けにするか保存用ジッパーバッグを使ってみてくださいね。

容器の消毒は必須

漬け込み容器・保存容器の消毒は「煮沸消毒」「アルコール消毒」の2つの方法があります。耐熱かつ鍋に入るサイズであれば、より殺菌効果が高い「煮沸消毒」がおすすめです。ソーダガラスや使用する容器によっては、熱湯・煮沸消毒ができない場合もあるので、必ず「耐熱性」の容器であるかを確認してくださいね。

詰め替え時のポイントと保管場所

梅シロップが完成したら、梅を除いたシロップのみを密封できる保存容器に詰め替えてもよいでしょう。シロップのみを詰めることで省スペースで保管できます。また、詰め替え時に弱火で煮詰めたり、冷蔵庫や冷凍庫に入れることで長持ちさせられますよ。

弱火で煮詰めてから保存しても

漬け込んだ梅シロップを加熱してから保存すると、発酵や腐敗の進みを抑えられます。加熱する際は沸騰させないように、弱火で15分程度煮詰めましょう。漬け込まずに最初から煮詰めればシロップ作りの時間を短縮できるので、すぐに完成させたい人や、こまめな梅しごとが苦手な人にもおすすめです。

保存場所は3パターン

梅シロップは保存方法によって保存できる期間が異なります。以下で紹介している期間はあくまでも目安なので、梅シロップを使う際に、匂いや見た目をこまめにチェックするとよいでしょう。

ここがポイント!
  • 冷暗所は1ヶ月程度
    開封せずにしばらく保管しておきたい場合は、冷暗所に置いておきましょう。一度でも保存容器を開封したら、冷蔵庫保管に切り替えて早めに食べ切りましょう。

  • 冷蔵庫は半年〜1年程度
    冷蔵庫に保管する場合は、冷蔵庫に入るサイズの容器の購入を。ドアポケットなどに入れる場合は、容器の直径も確認してくださいね。

  • 冷凍庫は1〜2年程度
    大量に作った場合は冷凍保存がおすすめです。製氷皿やフリーザーバッグなどに小分けにして保存すると、使いたい分だけ取り出せます。

保存容器の選び方

梅シロップの保存容器は、基本的にはガラス瓶がおすすめです。軽量な容器が良い場合は、お酢やお酒に対応しているプラスチック容器を選んでもよいでしょう。保存容器を選ぶ際のチェックポイントを、参考にしてみてくださいね。

ここがポイント!
  • 食品用と明記されているもの
    食品用ではない雑貨用のガラス瓶は、透明度を高めるために鉛を増量している場合があり、長期間保存する梅シロップに鉛が溶け出してしまう恐れがあります。容器の素材にかかわらず、必ず食品用と明記されているものを選びましょう。

  • 耐熱性・耐酸性があるもの
    煮沸消毒やアルコール消毒が可能で、傷がつきにくいものを用意しましょう。果実酒用に作られたガラス瓶は、口が広く消毒作業が簡単で傷もつきにくいですよ。また、金属は酸に弱く梅シロップで変色する可能性があるため、避けた方が無難です。

  • 密閉性が高いもの
    梅シロップはできるだけ空気にふれさせないことで、長期保存が可能になります。 シロップを長く楽しみたい場合は、パッキンなどがついた密閉性が高いものを選びましょう。

  • 中身が見える透明タイプ
    無添加の梅シロップは、色の変化がチェックしやすい透明タイプがおすすめです。

  • 液ダレしにくい注ぎ口
    梅シロップは糖分が高く、強い粘り気があります。液ダレしてしまうと容器も保存場所もベタついてしまいますので、なるべく液ダレしにくい注ぎ口を選びましょう。

  • 容量と保存場所にあったサイズを選んで
    出来上がった梅シロップが入りきる容量・個数を用意しましょう。冷蔵庫に保存する場合は、0.5Lサイズの容器を複数個使うことで、ドアポケットに収納でき、使い勝手がよいですよ。

漬け込みやすい広口容器

口が広い保存容器は、梅や氷砂糖を大量投入しやすいメリットがあります。一度に多くの梅シロップを作りたい場合の、マストアイテムともいえるでしょう。人気のあるセラーメイトや、コスパのよいダイソーの広口容器を紹介します。

梅しごとで人気のセラーメイト

セラーメイトの保存容器は、梅シロップを仕込むのにぴったりの広口容器となります。胴径17.5cm×高さ29.5cm、容量は4000mlまで入るガラス製のアイテムです。パッキンや金具はすべて分解して洗えるので、こまめな消毒や洗浄をして、清潔に保てるのも嬉しいですね。

2Lタイプを2個づかい

セラーメイトの2Lタイプの保存容器を2個づかいして、梅シロップを漬け込まれているユーザーさん。ガラス製のこちらの容器は、胴径13cm×高さ23.5cmで、重量は1130g。粉末から液体まで、いろんなものを保存しておける密閉容器です。

WECKのパッキン付き瓶

こちらのユーザーさんが使う、WECKのパッキン付き瓶。WECKは、瓶の形や大きさが豊富で、漬け込みたい梅シロップの量に合わせて選べるのが特徴です。キャップやシリコンパッキンは別売りのものもあるので、色素沈着や汚れが気になる場合は簡単に交換できますよ。

ル・パルフェの密閉瓶

こちらのユーザーさんは、直径14cm×高さ28.3cm、重量1.44kgのル・パルフェの密閉瓶を使われています。3L入る容量は、多めの梅シロップを漬け込むのにぴったりですね。広口なのにスリムな見た目は、梅しごとの保管場所に困りませんよ。

ダイソーのガラス瓶を使って

ダイソーのガラス瓶を使って、梅しごとをされているユーザーさん。口が広い、サイズの異なる保存容器を選び、一度に大量の梅を漬け込まれています。持ち手が付いているガラス瓶は、移動させるときに便利そうですよね。キッチンや暗所にスペースがある場合は、大きなガラス瓶を2つ使うのもアリ!

赤いフタが特徴の果実酒用瓶

赤いフタが特徴の果実酒用瓶を使って、梅を漬け込まれたユーザーさん。持ち手が付いており、持ち上げる動作がラクにできます。こちらの瓶は、直径が変わらない円柱状で、口が広いフォルムをしていますね。梅や氷砂糖を一気に入れたり、完成した梅シロップをすくうのに便利です。

持ち手をはずして使っても

先に紹介した取っ手が付いた果実酒用瓶のような保存容器は、持ち手部分が取り外し可能なものもあります。梅しごとをする際に引っかからないよう、あらかじめはずして使ってもOK。保管場所や持ち歩く距離を考えて、自分に合った使い方をしてみましょう。

インテリアになじむ白いフタ

ユーザーさんが使われているこちらのガラス瓶は、白いフタが特徴です。白い壁紙が多い屋内や、シンプルなインテリアになじみやすいアイテムとなります。漬け込みはじめの白い氷砂糖とフタ、緑の梅のコントラストが鮮やかですよね。

注ぎ口付きのジャーに漬け込んで

注ぎ口付きのジャーに梅と氷砂糖を入れ、梅シロップを作られているユーザーさん。完成した梅シロップは、おたまを使ったり小さな容器に移し替えたりして保存する人も多いでしょう。しかし、このアイテムを使うと、移し替える手間を省けます!冷蔵庫に入れるのは大変なので、なるべく早く消費できる環境にある人におすすめです。

パスタの保存容器を使って

こちらのユーザーさんは、パスタの保存にも使える細長い円柱タイプの保存容器と、大容量タイプの保存容器を使われています。大容量タイプのガラス瓶は、7Lも入る大型サイズ!円柱タイプの保存容器はスリムなので、キッチンカウンターや暗所に置いても幅を取りませんよ。

ホルムガードのSCALAジャー

ホルムガードのSCALAジャーは、シンプルな見た目が特徴で、何個も集めたくなるアイテムです。容量が500ml~2Lほどのサイズ展開がされています。梅シロップを漬け込むのも小分けにするのも、ホルムガードに統一して、おしゃれなキッチンをコーディネートできますよ。

コンパクトな保存容器

完成した梅シロップは、コンパクトな保存容器に移し替えると、簡単に注ぐことができます。冷蔵庫のサイドポケットに入る、スリムな1L前後の容器がおすすめです。ダイソーやニトリで購入可能なアイテムを紹介します。

WECKのジュースジャー

上品な見た目が印象的な、WECKのジュースジャー。大きさは口径7cm×最大径9cm×高さ25.5cm、ガラス素材で作られた保存容器です。カバーやパッキンは別売りとなっているので、保存場所や保存期間に合わせてフタの付け替えを行いましょう。

セラーメイトの調味料保存用瓶

ニトリの1.5L瓶に、梅700gと砂糖700gを入れ、梅シロップを作られたユーザーさん。出来上がったものは、セラーメイトの「これは便利調味料びん500ml」に移し替えて保存。胴径7.8cm×高さ18.6cmで、液ダレしにくいシリコン製の注ぎ口が特徴のアイテムです。

ニトリの耐熱ピッチャーに移し替え

こちらのユーザーさんは、梅シロップの保管に、ニトリの耐熱ピッチャーを使われています。大きな保存容器だと冷蔵保存が難しいですが、写真のようなピッチャーに移し替えることで、冷蔵庫のサイドポケットにも収納可能に。水割りが好きな人は、あらかじめ水とシロップを混ぜた状態でピッチャーに入れるのもアリですよ。

IKEAの瓶に入れて

ユーザーさんが使っているのは、IKEAのコルケンというガラスボトルです。しっかりと密閉できるフタが付いているおかげで、横向きに寝かせて保存しても問題なし!冷蔵庫のサイドポケット以外にも収納できる保存容器を求める人におすすめです。

ダイソーのウォーターボトル

ダイソーの150円商品にあるウォーターボトルを使い、梅シロップを小分けにされているユーザーさん。約1か月漬けて、キレイな色に変わった梅シロップを入れると、濃厚でおいしそうな印象に。注ぎ口がスマートになっているボトルは、注ぐ量を調整しやすいですよ。

ダイソーのオイルボトルに入れて

完成した梅シロップを、ダイソーのオイルボトルに移し替えられたユーザーさん。中の液体がドバっと出るのを防いでくれる注ぎ口は、シロップの出しすぎも抑えてくれます。ヨーグルトにかける場合や、少量のシロップを使いたいときにピッタリです。

おすそ分けしやすい密閉容器

おすそ分けできる量の梅シロップを小分けにするときは、しっかりと密閉されていて、こぼれにくい容器を使いましょう。分けるときに注ぎやすい、口が大きなボトルや瓶を選ぶのもおすすめです。ダイソーやセリアで購入できる保存容器を紹介します。

ダイソーの保存容器に入れて

取っ手付きの保存容器に、梅シロップを分けられたユーザーさん。ダイソーで購入できるアイテムなので、コスパ重視で梅シロップを小分けにしたいと思ったらコレ!しっかりと口を閉めて取っ手部分を持つと、移動や持ち運びがしやすいですよ。

ガラス瓶に小分けに

冷蔵庫に入るサイズのガラス瓶に、梅シロップを小分けにされています。何のシロップで、いつ作ったかがわかるように、ラベルシールを貼る工夫をされているユーザーさん。口が広いガラス瓶は、大きめのスプーンですくえるので、ヨーグルトやスイーツにもかけやすそうですね。

セリアのマグボトルと空きペットボトル

大量の梅シロップを作られたユーザーさん。用意していた保存容器だけでは足りず、セリアのマグボトルと空きペットボトルを活用されています。一度にたくさんの小分け容器ができた場合は、ユーザーさんのように正確な日付を書いたラベルを貼って、腐らせないように順番に消費していきましょう。

梅シロップの楽しみ方

ここでは、梅シロップを楽しむユーザーさんの、アレンジ実例を紹介します。シンプルにソーダで割ったドリンクや、梅シロップで作った寒天ゼリー、仕込みをアレンジした梅シロップなど。せっかく作った梅シロップは、いろんな方法で美味しく楽しみましょう!

シンプルにソーダで割って

さっぱりした飲み物が欲しい夏にぴったりなのが、梅シロップのソーダ割です。ソーダは炭酸が抜けやすいので、小さな缶タイプのものや強炭酸のものをお好みで選ぶとよいでしょう。炭酸が苦手な人は、シロップを多めにした水割りで、梅の濃厚さを楽しむのもおすすめ!

紅茶とソーダを合わせたドリンク

レモンジンジャー梅シロップを、紅茶と炭酸水で割ってティーソーダにされたユーザーさん。シロップと紅茶、炭酸水の層がキレイで、見た目でも楽しめるドリンクとなっています。ミントを添えると、カフェのような高級感が出ますね。

赤ワインで仕込んだ梅シロップを使って

こちらの梅シロップは、赤ワインを使って仕込んだものです。赤ワインと梅にきび砂糖を加え、沸騰しないような火加減で、アクを取りながら約20分煮るそう。毎年作る梅シロップに、何かひと工夫加えたいと思っている人は、ぜひポリフェノール入りの梅シロップを作ってみましょう。

氷砂糖以外で仕込む梅シロップ

グラスに注がれているのは、黒糖で仕込んだシロップを使った梅ジュースです。レモンを入れた梅シロップも同時に作られています。さらに、シロップではないのですが、醤油に梅を入れて調味料まで作成!ポン酢のような味わいになるそうです。氷砂糖以外の梅シロップも気になりますよね。

梅シロップでつくる寒天ゼリー

自家製の梅シロップを使って、寒天ゼリーを作られたユーザーさん。シロップをそのまま使っているので、梅のほんのりとした味わいが楽しめそうですね。ゼリーのアクセントとして、漬けこんだ梅を一緒に入れてあげるのがポイント。

梅シロップの保存容器は、密閉されているもの、洗浄や消毒がしやすいものを選ぶと、長持ちさせることができます。梅しごとには広口容器を使うと、漬け込みや小分けにする作業がラクになるのでおすすめです。オリジナルの梅シロップを作って、最後まで美味しく味わいましょう。

RoomClipには、ユーザーさんが投稿した「梅シロップ」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!

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