家のクローゼットが小さくて、収納スペースが全然足りない……。それはクローゼットをうまく使えていないせいかもしれません。クローゼットの収納力を上げれば、おうち全体の収納がパワーアップ。あなたのおうちのクローゼット、見直してもっと有効に使ってみませんか。
空間をムダなく利用
クローゼットの収納力を上げるには、中の空間を立体的に使うことが不可欠です。棚やボックスを使うと、縦方向に使いやすい収納スペースを作ることができます。空間をムダなく利用したぴったり収納で、クローゼットの収納力をアップしましょう。
①棚の組み合わせを工夫する
中に棚が何も付けられていないクローゼットは、カラーボックスで上まで棚を設置。組み合わせを工夫することで、上までたくさん棚が入ってムダなく空間を使えています。カラーボックスは、中に入れる整理ボックスがジャストサイズでたくさん売られているのもよいところですね。
②あいた空間にはボックスを使う
棚の上にできた空間も、ムダにするのはもったいない。サイズぴったりのボックスが見つかれば、棚の上の空間もきっちり使うことができます。ちょうどよいものをすぐに見つけるのは難しいかもしれないけれど、根気よく探せばきっと見つかるはずですよ。
③奥行きも活用する
奥行きのあるクローゼットは手前にスペースが余ってしまったりするものです。手前の邪魔にならない位置につっぱりポールハンガーを設置すると、さらに収納力アップ。外出用バッグやコートを、目につかないように簡単収納もできて便利です。
収納グッズで工夫
収納グッズを使えば、クローゼットの収納力をさらに上げることもできます。いろいろな収納グッズがあるけれど、収納上手さんたちは、そんなグッズの使い方アイデアも抜群。簡単に手に入るものばかりなので、さっそくおうちのクローゼットでまねっこしてみましょう。
④ファイルケースで立てる
100均ショップでも手に入るファイルケースを使うと、立てる収納も可能です。立てて収納すると見やすく取り出しやすくなるので、ダンナさまのものを収納するのにもいいですね。キレイな状態をキープしやすく、収納力を維持できる効果もあります。
⑤つり下げ収納を活用する
クローゼットにポールが設置してある場合、つり下げ収納も活用できます。中央の取りだしやすい位置につり下げ収納で衣類を収納、棚がないことで広々と使える下の空間は布団収納スペースに利用。クローゼット内の配置がシンプルにムダなく考えられています。
⑥扉の裏や壁も利用
つり下げフックや金具を使うと、扉の裏やクローゼット内の壁も収納スペースに早変わり。ポケットつきのミニバッグを下げると、さらに細々としたものをしまうことも可能です。お掃除用品など、気が付いたときにさっと使いたいものがすぐに取り出せて便利ですね。
キレイを保つ
整理したのに使っているうちにグチャグチャになると、クローゼットの収納力もまたダウンしてしまいます。せっかく整理したクローゼット、キレイを保って収納力をキープしたいものですね。収納上手さんたちの、キレイを保つコツをご紹介します。
⑦衣替えを工夫する
白と黒のハンガーをそれぞれ夏物と冬物に使い分け、ストールや小物類は季節ごとにボックスで収納しています。衣替えはそれぞれ手前と奥を入れ替えるだけの、手間いらずが可能。衣替えだけでなく普段の整理もわかりやすく、キレイをキープしやすいです。
⑧ラベルを貼る
引き出しやボックスには、中に何が入っているかわかりやすくラベルづけをすると便利です。何があるか管理しやすくなり、ムダが省けて収納力のアップにつながります。ラベルを貼ることで統一感ができて、見た目もスッキリとした印象になりますよ。
⑨家族が使いやすくする
リビングのクローゼットをダンナさま専用の収納に改造。元からあるポールに加え、棚を作って時計などの小物置き場を、扉の裏にもネクタイの置き場を設置。それぞれラベリングしてわかりやすくしてあります。家族にわかりやすいと自分で整理収納してもらえて、キレイが続きますね。
⑩収まる量に管理する
左右を入れ替えるだけで衣替えができるようにしてある、クローゼットの二つの同じ引き出しケース。この引き出しに収まる分量になるよう、買い物ごとに見直しているそうです。隅々まできちんと管理してキレイに使うことが、クローゼットの収納力をキープするコツですね。
収納上手さんたちのクローゼットは収納力を上げるため、たくさん工夫されていました。この機会におうちのクローゼットの収納を見直して、収納力をアップさせてみませんか。
RoomClipには、インテリア上級者の「クローゼット 収納」のオシャレなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!