「活気あるリアルなカフェ感。ダイナミックに魅せるモダンな空間」憧れのキッチン vol.55 yu-yu-momさん

「活気あるリアルなカフェ感。ダイナミックに魅せるモダンな空間」憧れのキッチン vol.55 yu-yu-momさん

RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。

シンプルかつダイナミックなインテリアコーディネートが印象的なyu-yu-momさん。今回はそんなyu-yu-momさんの、本物のカフェのごとく活気あふれるキッチンをご紹介します。

子育て真っ最中の3児の母-̈- 丁寧にシンプルに、暮らしを楽しむこと。 大好きをカタチにすること。 をモットーに日々を過ごしています。 大好きなこの家にできたキズは、やがて愛おしいほどのアジに変化するはず…-

ファニチャーの存在感が映えるカフェダイニング

yu-yu-momさん宅のキッチンは、シンプルだけれど、ファニチャーひとつひとつが明確に個性を主張し、輝いている……そんな印象を受けます。特に、連携した大き目のダイニングテーブルとキッチンカウンターの存在感は圧倒的。空間の顔とも言えます。まずは、キッチンをつくる際に意識されたことやこだわりについて伺ってみましょう。

yu-yu-momさん

「カフェをイメージしたダイニングキッチンに憧れています。 キッチンの天板はスレンレスと決めていました。さらに、向かい側をカウンターとして使用できるくらいどっしりと奥行きのあるものにしてもらったんです。だから、存在感も抜群。また、趣味で集めている陶器を並べて楽しんでいます。」

広々と開放感のあるペニンシュラキッチン

yu-yu-momさん宅の間取りは、ダイニングと一体化させることで、より大きく贅沢にキッチン空間を確保されているのが特徴的です。フラットで広々としたペニンシュラ型キッチンは、見通しや開放感も抜群。前面にあるウッドデッキがさらに、開放感やカフェ感を演出してくれます。それではyu-yu-momさんのキッチンの魅力を、キーワードからさらに詳しく紐解いていきましょう。

キーワード1 ディティールから漂うリアルなカフェ感

yu-yu-momさん

「キッチンのある2階に上がるとお客様はみなさん口をそろえて、『わぁ〜お店ですか?』と言ってくださいます。カフェをイメージしてコーディネートしているので、とてもうれしいお言葉です。 ペンダントライトや飾り棚のインテリア、細かい部分にもこだわったのでその辺りが、カフェを感じさせているのかな……と思います。」

キーワード2 床材を使った、ダイナミックなR型に繋がる壁と天井

yu-yu-momさん

「設計の段階で、デザイナーさんが提案して下さった提案は、私の要望以上のものばかりでした。中でも、キッチンの壁から天井にかけてのRのラインは特徴的。床材と同じ木材を使用しているので、床・壁・天井にダイナミックかつナチュラルな繋がりが生まれ、目を引く空間になっています。 アクセントクロスでは引き出せない温もりも、このデザインの魅力です。」

キーワード3 普段使いのディスプレイが生み出す活気

yu-yu-momさん

「圧迫感を生む、高さのある家具や吊り戸棚などは、計画の当初から頭にはありませんでした。 代わりにキッチン背面には、趣味で集めている陶器を並べられる飾り棚を作ってもらったんです。 お掃除はどうしてるんですか?と質問をされますが、ここに置いてある陶器や豆などは全て普段使い。なので埃が積もることはありません。普段使いをディスプレイしているから、真似ではない活気あるリアルなカフェ感を生み出せたかな……と思います。」

なるほど、ダイナミックで躍動感のあるデザインと、実用性を兼ね備えたディスプレイが生み出す活気があるから、本当にカフェを営めそうなリアルな雰囲気が生まれるんですね。それでは早速、yu-yu-momさん流の活気あるカフェ空間を作るコツについて詳しく伺っていきます。生活感を上手く収納できない、ディスプレイをもっと楽しみたい……そんな風にお悩みの方にもオススメのアイデアばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。

活気あるカフェ空間を作る3つのコツ

その1 使うもので飾る

yu-yu-momさん

「飾り棚に置いてある、陶器やお酒・瓶たちは、飾る目的で集めたものではなく、使う目的で集めたものばかりです。 今日はどのマグにしようかな?とその日の気分に合わせて、選ぶのもカフェっぽくてお気に入り。 もちろんお酒もココから取って飲みますし、瓶に入っている雑穀類もその日の気分でチョイスしてココから使っています。」

その2 天板・カウンターはとにかくスッキリ

yu-yu-momさん

「キッチンの天板には、とにかくものは置きたくないんです。 そんな性格な私ですので、調味料も調理道具も一切出していません。 出しているものは、包丁スタンドとハンドソープ・台所洗剤だけです。キッチン背面に普段使いをたっぷり並べて見せつつ、作業したり人と接する天板やカウンターはスッキリさせる。このメリハリも、カフェ感を生み出すファクターになっているかなと思います。小さなグリーンを添えるアクセントも忘れてません♪」

その3 ディスプレイで遊ぶスペースを決めておく

yu-yu-momさん

「飾り棚には、使うものを並べていますが、季節やイベントのディスプレイを楽しんだり、好きなものを純粋に飾るスペースだってやっぱり必要です。私はそれを、FIX窓部分の窓台に決めています。 センスのない私ですが、好きなアルファベットを並べてみたり、小さな器を置いてみたり、子どもたちも緑を取ってきては"ぽん"と乗せていたり……。ちょっとしたスペースでも、遊び心を楽しむ場所がきちんとあるだけで、空間に心地よいゆとりが生まれます。 ディスプレイ遊びを楽しむと決めた場所では、生活感を出さず"遊び"に徹するのが、心地よいカフェ空間づくりには必要……なハズです♪」

最後にキッチンをもっと素敵にするためのアドバイスをいただきました

yu-yu-momさん

「私は元々、ものを溜め込むのがダメなタイプなので、余計なものは持ちません。 ないから使う。だから、あるものが実用的なものになる。それがものを大切にすることであり、片付く法則なのではないかなと思っています。また、ディスプレイも実用性を兼ねたスペースと、遊ぶスペースとで、しっかりとメリハリをつければ、ごちゃつくことはないと思うんです。ぜひ、みなさんも素敵な暮らし作り頑張ってください!笑」

まとめ: メリハリディスプレイが、空間を活気づける

yu-yu-momさんのキッチンは、ダイナミックで生き生きと活気あふれる空間です。その秘訣は、躍動的なキッチン全体のデザインにもありますが、何よりyu-yu-momさん流のメリハリディスプレイが決め手。使うと遊ぶのメリハリ、生活感のON・OFFのメリハリがそれぞれの場所で明確になっているから、さっぱりと快活な心地よい雰囲気が生まれるんですね。

キッチンをカフェ風にコーディネートしたい、カフェ風キッチンの使い勝手を良くしたい、という方は今回教えていただいたコツやアドバイスを参考にしてみてください。きっと、思わず誰かをもてなしたくなるキッチンが手に入るはずです。


yu-yu-momさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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