
本連載ではRoomClipユーザーさんが暮らすワンルーム・1Kをご紹介。真似できるリアルな工夫やとっておきのスタイルを探っていきます。
今回ご紹介するのは、25㎡・1Kのb_to_uさんのお部屋です。リネンと古道具でコーディネートされた、アンニュイでレディな空間づくりの秘訣を覗いてみましょう。
今回教えてくれたユーザーさん♪
プロフィール
お住まい

- お住まいの地域: 福岡県
- お部屋の種別: 1K(キッチンと居室がドア等で仕切られている)
- 居住面積: 25m2
- 家賃: 55000円
- この家に住む人: ひとり
- ご職業: デザイナー
- 趣味: 模様替え
いまのお部屋に決めた理由はなんですか?


「決め手となったのは、『自分の好きなお店が近くに多い場所』という点です。 あとは、キッチンと部屋が分かれているという条件も満たしていたので、今の部屋に決めました。」
お部屋のこだわりを教えてください


「めんどくさがりなので、あまり床にものを置かないようにレイアウトしています。掃除が楽です……(笑) あとは、生活動線を意識しています。 朝の準備に行ったり来たり、うろうろしなくて済むように物の配置やインテリアを工夫しました。 また、灯りや布で曖昧な仕切りをつくり、生活空間を使い分けています。」
気づいたらいつも居る場所はどこですか?


「ベッドの上です。ソファがないのでベッドにクッションをたくさん置いて、埋れながらくつろいでいます。ベッド対面の壁にプロジェクターで映画を映して楽しんだり、ベッド脇に雑誌や本を置いて、ごろごろして読んだりしています。気づいたら寝てしまうのでソファを買うか迷ってます……(笑)」
賃貸でもできるDIY【ここがポイント!僕&私の工夫】
①自由に楽しめる『壁』から作る


「賃貸の難点と言えば、『壁を自由にできない』ことです。 これを解決するために、ディアウォールを使って『壁』を作りました。 自分で作った壁ですから、好きなように画鋲を刺したり、無印で購入したCDプレーヤーを取りつけることだって可能です。」
②ニセモノ→ホンモノで、雰囲気を格上げ


「クローゼット扉がよくあるニセモノ感のある木目調で、気に入りませんでした。そこで、ホンモノを使ってDIYした扉にチェンジしました。 それだけで部屋の雰囲気が随分と変わりました。」
③暮らしやすさを生む、アイデアリメイク


「洗面所がないのでメイクスペースを作りました。 古い引き出しに鏡をカットしてはめ込み、ディアウォールに取りつけたものです。 洗面所ですることをここでしています。」
最近買ったナイスなアイテムを教えてください

火をつけて1分ほどで消えるので、寝る前につけても安全です。
今後インテリアで挑戦してみたいことがあれば教えてください


「キッチンと部屋を仕切る扉が賃貸の普通の扉なので、クローゼット扉のようにDIYしたいと思っています。 あとは、キッチン下の棚が使いづらいので作りかえようか検討中です。」
お話をお伺いして

b_to_uさんのお部屋は、くつろぎのスポットであり、もっとも大きな家具であるベッドを窓際に配置することで、空間をより広くより明るく活用されています。リネンや照明、ドライフラワーを使った曖昧な仕切りが、そんな空間にアンニュイな表情を与え、落ち着いた大人の女性の雰囲気を漂わせていますね。自分で壁を作って自由なアレンジを楽しむアイデアや古道具を生かしたリメイク術も素敵です。
1部屋という限られた空間の中に、気に入らないポイントがあるのなら、思い切ってb_to_uさんのように『お気に入り』や『理想形』に取り換えてみるのはいかがでしょうか?原状回復という壁を取り払うなら、自分の壁を作ればいい……b_to_uさんのフレキシブルなアイデアを是非参考にしてみてください。
b_to_uさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!