子ども部屋で勉強するよりも、リビングやダイニングで勉強する方が、成績が上がりやすいって知っていますか?リビング学習と呼ばれるこの方法は、書籍やテレビなどでも紹介されており、東大生の多くも実践している方法です。そこで今回は、リビングやダイニングで、子どもが勉強しやすい環境づくりについてご紹介します。
リビングに置く学習机の選び方
リビング学習の方法は、大きく分けて2つあります。1つめは、リビングに学習机を置いて、そこで勉強する方法です。2つめは、学習机はリビングには置かず、勉強道具のみリビングに持ってきて、ダイニングテーブルなどで勉強する方法です。まずは、リビングに置く、学習机の選び方について見ていきましょう。
北欧テイストのデスク&チェア
学習机選びは、お子さんの希望を聞くことが第一ですが、リビングに置くのなら、リビングのインテリアに合うものを選びたいですね。こちらのユーザーさんは、北欧テイストのリビングに合わせて、机は、エアリゾームのアントワープをチョイスしています。イームズチェアの黒色も、インテリアの良いアクセントになっています。
デスクまわりも男前に
男前なリビングに置くなら、学習机やそのまわりも、男前テイストなものにしたいですよね。こちらの作り付けのような長いデスクは、机2台、キャビネット3台を並べてあり、長さは4メートルもあるそうです。床と同系色の渋い色が、リビングの雰囲気にピッタリ!スチール製のレターケースやJULESもシャビーで素敵です。
無印良品のデスクとチェアでシンプルに
リビングに学習机を置くなら、無印良品の学習机もおすすめです。シンプルなデザインと美しい木目が、どんなテイストのインテリアにもマッチしてくれそうです。こちらのユーザーさんは、同じく無印良品の折りたたみチェアを合わせて、統一感のあるコーディネートにしています。
家族とのほど良い距離感
淡いグリーンの壁が爽やかな、こちらのリビング。学習机とダイニングテーブルの間に、大きな観葉植物が置かれています。壁や衝立のような、完全な目隠しになるほどではありませんが、リビングでの机のまわりを、プライベート空間のように感じさせる役割をしています。家族とのほど良い距離感で、勉強にも集中できそうです。
リビングに学習机を置く時の注意点
学習机が決まったら、次は置き場所です。リビングの中で、学習机を置くのに適した場所とは、どんなところなのでしょうか。また、リビングに学習机を置くときに注意すべき点などについても、実際に、リビングに学習机を置いているユーザーさんの事例を参考にしながら、チェックしていきましょう。
学習机は明るい場所に置く
リビングに学習机を置くなら、手元が暗くならない場所を選ぶと良いでしょう。机の上が暗いと目にも良くありませんし、やる気も湧いてこないですよね。こちらのお家のリビングは、窓からの明かりがたっぷり差し込む窓辺に、学習机を置いています。レースのカーテンで明るさを調節できるようにしてあるのも良いですね。
騒音だってへっちゃらなメンタルになる!
家族がいるリビングで勉強するということは、多少の騒音は気にしないで勉強に集中する、という訓練にもなります。とは言っても、家族が大きな音でテレビをかけていたら、気になってしまいますよね。家族の協力はもちろんですが、こちらのユーザーさんのように、テレビに背を向けるような配置にするなど、工夫も大切です。
いつも見守ってあげられる場所
キッチンと向かい合うように、学習机を配置しているユーザーさんもいらっしゃいます。これなら、お母さんは料理しながらお子さんの様子を見ることができますし、お子さんは、解らないところがあればすぐに質問できるので、学習効率も上がります。解らないところがあったらすぐに解決できるのも、リビング学習の良い点です。
ダイニングテーブルで勉強するときの注意点
ここまでは、リビングに机を置いている例を見てきましたが、次は、リビングには学習机を置かず、ダイニングテーブルなどで勉強する方法を見ていきましょう。ダイニングテーブルやキッチンカウンターで勉強する際に注意する点には、どんなことがあるでしょうか。
正しい姿勢は椅子の高さから
ダイニングテーブルで勉強する際に気をつけたいことの1つめは、椅子の高さです。食事のときに使っているテーブルと椅子は、勉強するのに快適な高さになっていますか?勉強には、正しい姿勢も大事です。こちらのユーザーさんのように、勉強専用の学習椅子を用意してあげるとよいですね。
明かるさは部屋全体を均一に
ダイニングテーブルやキッチンカウンターで勉強するときも、手元が暗くならないように気をつけましょう。間接照明をいくつも灯すより、部屋全体を均一な明るさにする照明器具の方が、目への負担が少ないと言われています。こちらのユーザーさんは、さらにデスクライトも併用することで、手元をさらに見やすくしています。
ダイニングテーブルの汚れやキズ対策
ダイニングテーブルで勉強していると、鉛筆や消しゴムの消しカスなどで結構汚れてしまいます。ダイニングテーブルは汚れがつきにくいものや、汚れが簡単に落とせる素材のものがよいですね。こちらのユーザーさんのように、あらかじめPPマットなどを敷いておけば、ダイニングテーブルをキズや汚れから守ることができます。
今回は、子どもの学力を伸ばすといま話題の、リビング学習向けのインテリアにするポイントをご紹介してきました。特に椅子や照明器具は、お子さんの体に合ったものを選ぶようにしてあげてくださいね。
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「リビング学習 学習机」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!