片付け上手さんが実践している、収納の4原則をご存知ですか?実は、リバウンド知らずの収納を実現するためには、この4原則の実践が必要不可欠!そこでこの記事では、この4原則について詳しく解説していきます。片付けてもすぐに元の木阿弥に...... という事態を回避するため、一緒に収納の極意を学んでいきましょう。
家族目線でラベリング
4原則その1は、「家族目線で片付ける」です。これは、家族みんながすぐに目的のアイテムを見つけられるようにするということです。そしてこれをクリアするために、片付け上手さんたちは、身近なアイテムを活用して、ラベリングを実践しています。では、いったいどんなアイテムを使っているのか、確認していきましょう。
キャンドゥのインデックスシールを活用する
いつでもすぐに追加できるよう、ラベリングはプチプラで身近なアイテムを使用するのが1番。こちらのユーザーさんのように、キャンドゥのインデックスシールを活用するのがおすすめです。イラストが付いているので小さなお子さんにも分かりやすく、お片付けのレッスンにも最適です。
水まわりはプラスチック製品でラベリング
こちらのユーザーさんは、ダイソーのプラスチック製ネームタグに、セリアの転写シールを貼ってラベルを手作りしています。水まわりにピッタリのアイデアですよね。このアイデアを参考にすれば、洗面所や湿気の多い場所もラベリングを行うことができます。プチプラ商品なので、どんどん買い足せるところもうれしいポイントです。
ラベル風マスキングテープを使用する
ラベルに統一感を持たせたいとお考えなら、こちらのユーザーさんが使用しているアイテムに注目です。こちらは、mon・o・toneが販売しているマスキングテープで、スタイリッシュな英字ラベルが印刷されたもの。切って貼るだけで、このように統一感のあるハイセンスな収納ゾーンができあがります。
小分け収納で、見つけやすさをアップ
続いては、4原則その2「細かく小分けして片付ける」の習得を目指しましょう!整頓は大雑把に行う方が楽な印象がありますが、それでは物が見つけにくく、すぐに収納内が荒れてしまいます。対して細かな小分け収納ははじめこそ大変ですが、物を見つけやすいため、キレイな状態が長く続くというメリットがあるのです。
カトラリーケースで細かく仕分けする
すぐにごちゃごちゃしてしまう、キッチンの引き出し内。この場所こそ、ケースを使った小分け収納法がその実力を発揮します。こちらの引き出し内も、とても使い勝手がよさそうです。ユーザーさんによると、セリアのケースと無印良品のケースを使用して、小分けしたのだとか。勉強になりますね。
靴下は1組ずつ小分けする
靴下をしまっている引き出しも、細かく小分け収納をすることで使い勝手がアップし、ずっとキレイな状態が続きます。こちらのユーザーさんは、ダイソーの「切って使える仕切り板」という商品で引き出し内を細かく仕切り、整然と靴下を収納しています。この片付け方なら、ひと目で欲しい靴下を見つけられますね。
野菜はクラフトバッグで立てる小分け収納を
魔窟になりがちな野菜室。放っておくと、「奥からしなびた野菜が出てきた」なんて悲劇も。そのため、ここも小分け収納するのが正解。方法は、こちらのユーザーさんをお手本に、100均のクラフトバッグで小分けするのがおすすめです。箱と違って自在に形を変えてくれるので、すき間を作らずに済むのだそうです♪
スライド機能で、出し入れをしやすく
奥行のある収納に物を詰め込んでいると、一番奥の物を取り出すのが大変...... 1度取り出したら、もうしまいたくないと思うほどです。これを解消すべく、今度は4原則その3「奥も取り出しやすくする」のコツを、整頓上手なユーザーさんから学ばせてもらいましょう。
トレイでスライド機能を付与する
陶器を収納している食器棚は、出し入れに慎重さが求められるもの。「奥の食器を取り出すため、手前の食器を1度外に出す」なんて面倒な作業も必要です。この手間を軽減してくれるのが、こちらのユーザーさんの画期的なアイデア。トレイやケースに食器をのせることで、スライド機能を付与し、奥の食器を取り出しやすくしています。
スライド式のラックをチョイスする
こちらのシンク下では、スライド式のラックが使用されています。暗く見通しの悪いシンク下は、奥にしまっているアイテムを探すのもひと苦労。けれど、このようにスライド式のラックを活用すればグイッと引っ張り出せるので、探し物がすぐに見つかり出し入れも楽ちんに♡これ以上ない整頓アイデアですね。
キャスター付きのラックを利用する
重たいものをしまう場所は、キャリー付きの収納用具を活用するのが大正解!女性1人でも、楽々と物の出し入れができるようになります。こちらのユーザーさんは、山善のキャスター付きラックをナチュラルテイストにアレンジして、便利でおしゃれな収納をしています。これは真似してみたくなりますね。
すき間を使って収納スペースを確保
最後の4原則は、「すき間を活用する」です。ちょっとしたすき間を収納に変えることで、出しっぱなしの予防に繋がり、さらにはチェストなどの重圧な家具を減らし、お部屋を広々と使うことができるようになります。では、片付け上手さんたちが、いったいどんなすき間をどんな風に有効活用しているのかを見ていきましょう。
ハンギング用ワイヤーラックを吊り戸棚下に
ピカピカに磨き上げられたキッチン。シンク横に無駄な物がなくとても使いやすそうです。これは、吊り戸棚下にワイヤーラックを引っ掛け、キッチン台と吊り戸棚の間にあるデッドスペースを巧みに利用した結果ですね。作業スペースをたっぷり確保するのであれば、ラックを設置するよりも、この方法が役立ちそうです。
ソファ下の空間を利用する
ナチュラルテイストの愛らしいお部屋では、ソファ下のすき間が収納スペースとして使われています。わずかなすき間を見逃さない、素晴らしい着眼点。ちなみに、この収納ケースは市販品ではなく、DIYで作った作品なのだそうです。お部屋にぴったりのデザインですね♪ DIYならではの利点が光っています。
洗濯機横の極細空間も活用する
洗濯機横の極細空間に、スラッと収まっている木製の棚。こちらは、ユーザーさんがSPF材で手作りした作品だそうです。洗剤など、ちょっとした物を片づけるのに、便利そうな棚ですね。こんなに細い空間も、工夫しだいで立派な収納に変わるのですね!とても勉強になりました。
収納の4原則はいかがでしたか?この4つの基本さえマスターすれば、きっとみなさんのおうちも、整理整頓が行き届いた状態が続くはずです♪ ぜひ、今回ご紹介したコツを、無理のない程度に取り入れてみてください。
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「収納 整理整頓」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!