牛乳パックはおうちで集めやすく、強度があってリメイクでも活躍してくれる材料の一つです。実はそのメリットを活かして、ハンドメイドで子ども用のイスを作ることもできるんですよ。RoomClipのユーザーさんの実例から、牛乳パックのイスの作り方と作品例をまとめてご紹介します。
牛乳パックでイスを作るには
まずは作りたい形を考えて、必要な個数の牛乳パックをよく洗って乾かしながら集めて準備をしましょう。作るときには、中に入れて補強するための新聞紙、ガムテープとカバーに使う布なども必要です。実際に作るときの手順を、3ステップで簡単にご紹介します。
①新聞紙を詰めて補強する
初めに、使うときの強度を上げるため牛乳パックに新聞紙などを詰めていきます。補助イスを作っているyoshibo2002さんは、丸めた新聞紙を中に入れて補強しています。お子さんにお手伝いしてもらって、一緒に作業するのも楽しそうでいいですね。
②ガムテープで形を作る
詰め終わったら、牛乳パックをガムテープでつないで形を作っていきます。背もたれのあるイスを作っているichigoさんは、牛乳パックにガムテープを縦横に巻いて補強しています。この時点でこれだけしっかり固定できていると、完成したときにも安心して使えそうです。
③上からカバーを掛ける
最後に上から布などでカバーをします。お子さんの踏み台兼イスを作っていたishikoroさんは、布の代わりにレジャーシートを使ってカバーにしています。水が掛かってもしみこまずに弾いてくれるので、洗面所で使うときに便利なアイデアです。
カバーの選び方でアレンジできる
イスはカバーのデザインしだいで、いろんなテイストにアレンジすることができますよ。せっかくハンドメイドで作るなら、お子さんやお部屋の好みに合わせるのもいいですね。続いて、カバー選びにもこだわって作ったユーザーさんの作品の例をご紹介します。
カラフルだけどなじみやすく
牛乳パックを使って、ひじ掛け付きのソファを作っているSACHIさんです。ソファのカバーには、赤地に円模様の入った布を選んで使っています。カラフルな中にもどこかレトロな印象もあるデザインなので、大人っぽい雰囲気にもなじみやすいですね。
一面ずつ違うデザインに
yururi-8239223さんが作っているのは、牛乳パック9個でできるミニスツールです。一面ずつ違うデザインのカバーは、おうちにあったハギレを組み合わせて作ったそうです。座面には綿と古タオルを入れて、クッションになるよう工夫もされています。
コッシーのイスも作れる
machiさんは、牛乳パックを使ってコッシーのイスを作っています。カバーにはボンドでも付けられるフェルト地を利用し、顔の部分もしっかりと再現されています。二年前に作られたというイスは、お子さんのお気に入りになって愛用されているそうですよ。
同じイスでもカバーで変身
牛乳パックのイスで、四人掛けのソファセットを作ったkuさんです。イスのカバーはそれぞれ、ホワイト、ブラック、千鳥柄の三種類にしています。イスの形は同じでも、カバーの色とデザインの違いでイメージが大きく変わって感じられますね。
さらに応用して作れる物も
基本のイスの作り方を応用することで、さらにほかの物を作ることも可能です。牛乳パックのつなぎ方を変えるだけで、イスと一緒に使えるテーブルなども簡単にハンドメイドすることができますよ。次に、ユーザーさんたちが応用して作った作品の例をご紹介します。
テーブル&イスのセット
merutoさんは、牛乳パックからお子さん用の机とイスのセットを作っています。机の天板部分には、リメイクシートを貼ったダイソーの板を載せて使っているそうです。机とイスのデザインもそろえられていて、見た目にも完成度が高い作品です。
お昼寝できるソファベッドに
牛乳パックを使って、お子さん用のソファベッドを作ったhiro..さんです。100均の木目リメイクシートを全体に貼り、座面にはニトリのソファー用クッションを置いてあります。隣に置いた階段ステップから登ったりと、ちょっとした遊具にもなっているそうですよ。
身長に合わせたお食事クッション
YUUMAさんが作っているのは、イスに置いて使うタイプのお食事クッションです。お子さんの身長に合わせて、それぞれ薄さを変えて作る工夫をされています。簡単に切ってサイズやデザインを調整しやすいのも、牛乳パックリメイクのいいところですね。
どれもハンドメイドとは思えない出来栄えの作品でしたね。牛乳パックから、これだけの物が作れるというのも驚きでした。牛乳パックを捨てる前に、ぜひチャレンジしてみてはいかがですか。
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「牛乳パック イス」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!