エスニックなインテリアに挑戦したいけれど、どんなものからそろえたらよいかわからないという方必見!今回は、エスニックテイストの中でもバリ風のインテリアに焦点を当てて、気軽に取り入れやすいアイテムをご紹介します。少しずつ集めるもよし、一気に変えてみるもよし。お部屋づくりの参考にしてみてくださいね。
パラスストーンの雑貨たち
パラスストーンはインドネシアのジャワ島で採掘される白い石で、この石に彫刻したものをストーンカービングといいます。バリの職人の手で丁寧に彫られた石像は、1つ1つ微妙に表情が違い、手仕事のぬくもりが伝わってくるようです。手ごろなサイズのものも多く、家の中のいろいろな場所に飾ることができます。
愛らしいカエルモチーフ
手を合わせてお祈りをする姿がなんとも愛らしい、パラスストーンのカエルたち。インドネシアではカエルは「神の使い」として大切にされており、さまざまなカエルモチーフの雑貨が作られています。一緒に手を合わせてお祈りしていたら、何か良いことが起こるかもしれませんね。
優しいお顔のバリニーズカップル
とても穏やかな表情のバリニーズカップルの石像です。ユーザーさんもコメントされているとおり、毎日の疲れを癒してくれそうな優しいお顔をしています。植物と一緒に飾ると、まるでバリのリゾートホテルのような雰囲気に。
あたたかな雰囲気のアロマポット
手前左に置かれているのが、パラスストーンでできたアロマポットです。パラスストーンの優しい生成り色が、中のキャンドルの光を柔らかく魅せてくれています。良い香りとともに、あたたかな雰囲気が伝わってくるようですね。後ろでさりげなく横たわっているカエルさんがお茶目です。
天然素材の手編みカゴ
インドネシアにはカゴの材料となるさまざまな植物が自生しており、それによって編まれたカゴは古くから現地の人々の暮らしに寄り添ってきました。天然素材のカゴは使うほどに風合いを増し、経年変化を楽しむことができます。インテリアとしてだけでなく実用的なインドネシアのカゴを、ぜひ暮らしに取り入れてみてください。
網目が美しいアタのカゴ
アタはインドネシアに自生するシダ科の植物です。丁寧に編みこまれたアタ製品は非常に丈夫で、バリでは「100年の耐久性を持つ」と言われているほど。仕上げにココナッツチップで燻すことにより防虫・防カビの効果もあり、長く使うことができます。天然の素材で作られたカゴは、グリーンとの相性も抜群ですね。
強くしなやかなラタンのカゴ
インドネシアはラタン資源の85%を保有しており、品質や量においても世界一と言われています。軽いのでこのような大きなカゴでも持ち運びが楽にでき、たくさんの洗濯物を運ぶランドリーバスケットには最適。強くしなやかなラタンは使い込むほどに艶のある飴色に変化して、エスニックな風合いを増していきます。
神様へのお供え物を入れるかご、ソカシ
こちらは薄く削った竹を編んで作る、ソカシというカゴ。バリの女性が神様へのお供え物を入れてお寺まで運ぶのに使うものなんだそうですが、ユーザーさんは食器の収納やお菓子入れなどのキッチンアイテムとして使用しています。白のハンドペインティングが優しい印象で、手作りのぬくもりが感じられるカゴです。
落ち着きを与えてくれるウッドレリーフ
ウッドレリーフは、バリでは古い寺院や邸宅で軒や扉の装飾に使われています。植物をモチーフにしたものが多く、壁に1枚かけるだけでお部屋をあっという間にアジアンな空間にしてくれますよ。飾る場所に合わせて、さまざまなサイズや形を選ぶことができます。
複雑に絡み合ったリーフモチーフ
寝室の壁に飾られているのは、リーフモチーフの大きなアートパネル。白い壁が、複雑に絡み合ったリーフのデザインをくっきりと魅せてくれています。アジアンテイストの照明からこぼれる光に照らされると、陰影の美しさから、その存在感が一層際立ちますね。
縦に長いスタイリッシュなデザイン
モンステラとプルメリアがデザインされたレリーフです。インドネシアの国章にもなっているガルーダの置物とともに、バリテイスト満載なムードを醸し出しています。縦に長いデザインはスタイリッシュで、洗練された印象に。
アジアンモダンな空間にも似合う
白とブラウンで、温かみを感じる色調にまとめられたダイニング。飾り棚の上に飾られたレリーフは、アタで作られたカゴの網目を連想させるような、シンプルでありながらデザイン性の高いものです。落ち着いたアジアンモダンな空間によく似合っていますね。
伝統的なインドネシアクロス
世界には、国や地域ごとにその土地独自の布がありますが、インドネシアではバティックとイカットがそれに当たります。どちらも人々の手により伝統的に作られてきたもので、現地での生活には欠かせないものです。タペストリーとして飾ったりテーブルクロスにしたりして、バリの伝統をインテリアに取り入れてみましょう。
趣のある手書きバティック
バティックとは、ろうけつ染めの布のことで、世界無形文化遺産にも登録されているインドネシアの伝統的な布。さまざまな柄があり、すべて手作業で作られているものはとても高価になります。ろうけつ染めの独特な柄の出方と、インドネシア特有の色使いで、いつもの食卓も趣のある雰囲気に。
土着のモチーフで織られるイカット
イカットとは絣織のことで、こちらもインドネシアの伝統的な手織布。地方によってさまざまなデザインがあり、その土地独自のモチーフが織り込まれています。ユーザーさんが飾られているものも、モチーフがとてもはっきりと織られていますね。インパクトがあるので、これ1枚でバリの雰囲気を十分演出してくれています。
照明と合わせて幻想的に
たくさんのバリ雑貨で飾られたお部屋は、間接照明の淡い光で照らされて幻想的な雰囲気に。バリのホテルでくつろいでいるのだと錯覚してしまいそうです。壁の中央にかけられたイカットは色鮮やかで、圧倒的な存在感があり、その美しい模様に見とれてしまいます。
ご紹介したアイテムの中に、エスニックのインテリアショップで見かけたことがあるものがあったはず。バリテイストを演出できるアイテムはいろいろあるので、好みのものから取り入れてみてくださいね。お手軽にバリのリゾート気分を楽しみましょう!
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「エスニック バリ」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!
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