RoomClipユーザーがだいじにだいじに使い続ける愛用品を紹介する連載。今回は、ナチュラルかつモダンに洗練されたインテリアづくりを楽しまれている、MUSIGNYさんのお宅で活躍する「かまわぬの手ぬぐい」をご紹介します。手ぬぐいの可能性を広げる、オシャレな活用術も必見です。
今回教えてくれたユーザーさん♪
中1、小3の息子がいる母です。 持ち過ぎず・持たな過ぎない、好きなものに囲まれながら季節を感じる暮らしを心掛けています。 時に、私の片付け方が家族に合わないことがあるので、全員が取り出しやすく片付けやすい収納を日々模索しているところです。
ご紹介いただいた愛用品
てぬぐい店『かまわぬ』の商品です。木綿晒を素材に、明治から受け継がれる染技法を用い、一点一点職人の手仕事でつくられています。
サイトで商品を見る季節感を手軽に、気軽に楽しめます
MUSIGNYさんは、シンプルに、でも程よく目を楽しませる装飾を加えながらインテリアを洗練されています。そんなMUSIGNYさんが挙げる『愛用品』は、手ぬぐい。最近では取り扱う店舗も増えつつある、時を超えて愛され続けるの日本の道具ですね。MUSIGNYさんのお宅では一体、どんな風に使われているのでしょうか？また、手ぬぐいを愛用する理由も気になります。まずは、その辺りからお伺いしてみましょう。
「手ぬぐいやまめぐいを季節ごとにフレームに入れたり、タペストリー代わりにしたりして、インテリアで季節感を楽しんでいます。 狭い家なので、壁面を利用できること、手軽に替えられること、しまう時も場所を取らないこと、がお気に入りの理由です。 デザインによっては、和のアイテムが洋に感じられるところにも魅力を感じています。」
壁を彩るインテリアとして……
「何かを包む・覆う、汗を拭うというような実用的な使い方でなく、インテリアアイテムとして活用しています。タペストリーのように掛けたり、フレームに入れて飾ったりすることが多いです。1枚だけでも、色やデザイン次第で部屋の雰囲気を変えることができます。」
手ぬぐいは、古くは平安時代にさかのぼり、装身具や手や体を拭う道具として人々の暮らしに浸透してきました。次第に、機能性だけでなく、芸術性にも価値を見出されるようになり、『手ぬぐい合わせ』と呼ばれる催しを通し、染めやデザインの技術を競うようになったと言います。そんな手ぬぐいだからこそ、インテリアを彩るアートとしてもピッタリ。一尺三尺（約33cm×90cm）の基本サイズの中に、さまざまな季節や時勢が展開されるデザインに込められた浪漫も、手ぬぐいならではの魅力と言えそうです。
専門店だからこそ出せる、イイ雰囲気があります
「今は、100円ショップでも手ぬぐいを購入することができますが、かまわぬさんの手ぬぐいは専門店というだけあり、さわり心地や趣がひと味もふた味も違います！染め方をはじめ、テキスタイルの豊富さもダントツだと思うので、ぜひチェックしてみてください。」
手ぬぐいは身近なアイテムです。でも、小さな1枚の布の中には、作り手の思いや気候・風土……さまざまなこだわりと、そこでしか出会えない何かがあります。洋服やインテリアのブランドにお気に入りがあるように、お気に入りの職人さんやショップを求めるのも、手ぬぐいを楽しむ醍醐味なのかもしれませんね。
持ち過ぎしらずの、芸術品
MUSIGNYさんは、持ち過ぎず・持たなすぎずを心掛けた、適量の暮らしづくりをされています。だからこそ、手ぬぐいという、シンプルでかさ張らない、それでいて奥の深いアートに惹かれたのではないでしょうか。薄い布は、何枚あっても収納場所に困ることがありません。味わい深いデザインは、1枚で飾ったり、組み合わせて飾ったりと、見せ方のバリエーションも無限大です。フレームの色を変えれば、同じ手ぬぐいでも、見え方がガラリと変わることもあるでしょう。MUSIGNYさんの活用術を拝見していると、手ぬぐいは『持ち過ぎ』になることが、決してないように思います。
インテリアを彩るアートとしてだけではなく、手や体を拭うこともできれば、装身具にもなり、さらには、ほこり除けやカーテン代わりにすることもできます。手ぬぐいの可能性はどこまでも広く豊か。ぜひ、魅力しかない手ぬぐいの奥深き世界をのぞいてみてください。
MUSIGNYさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい！
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