連載：RoomClip_新人ユーザー紹介 vol.197 2020年2月23日更新

「白を基調に、シンプルに美しく紡がれたホテルライク」 by Yuriさん

RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回は、ハイクラスなホテルの一室を訪れたような、心躍る非日常感あるインテリアで日常を楽しまれているYuriさんと、そのお宅をご紹介していきます。美しく、伸びやかな素敵な空間の魅力に迫っていきましょう。

今回ご紹介するのはこの方です！

Yuriさん

2019年5月に建った、4LDK44坪のお家です。今は、夫婦ふたりで暮らしています。マイホームができてから、はじめてインテリアに興味を持ちました。いろいろ見るうちに、自分の好きな雰囲気は海外風のインテリアなんだと知り、明るくて清潔感のある、ちょっとホテルライクなお家を目指しているところです。

品よく高級感がきらめく家

開放感と透明感に包まれたモダンな空間

2019年5月に完成したYuriさんご夫婦のお宅は、4LDKの2階建てです。まず迎えてくれるのは、ブラックタイルの玄関と、大理石調のホール。抜けるような白で統一された空間は、シンプルでありながらも上品に洗練されていて、ハイクラスなホテルのロビーを訪れた時に近い感覚を味わわせてくれます。

そして、玄関ホールの奥に続く空間は、広々と開放感のあるLDKです。『海外風のインテリアが好み』『明るく清潔感のあるお家にしたい』そんな思いのもとにインテリアづくりをされているYuriさんならではの、美しくモダンなスタイリングに、思わずうっとりと目を奪われてしまいました。

LDKの中でも特にYuriさんお気に入りのポイントは、開放感と明るさの決め手とも呼べる、リビング上部の吹き抜けとFIX窓なのだそうです。室内にいながら楽しめる青空や星空はもちろん、FIX窓から降り注ぐ陽光は、艶やかな大理石調の床に反射してきらめき、インテリアの輝きを増してくれるのではないでしょうか。

洗練された、生活感の見えない日常

Yuriさんのつくり出す、白を基調としたホテルライクな空間では、生活感が最大限オフされています。生活感が出やすい、暮らしの中心地であるダイニングやキッチンもまた、凛と画になります。シャンデリア調の照明や、スタイリングされたカーテン、添えられた花……厳選され置かれたもののひとつひとつが、エレガントでフォトジェニックであるのが印象的です。

オープンなキッチンに並ぶ収納や家電も、洗練された佇まいで生活感というノイズを生みません。むしろ、向かい合う空間を映す、黒い鏡面の冷蔵庫はスタイリッシュなアイコンともいえる存在。色や質感を揃えインテリアに溶け込ませるのではなく、あえて際立つ存在感を取り、インテリアに活かす家電選び、素敵です。

ホテルライクの真骨頂

ホテルライクなインテリアの真骨頂は、ホテルにある空間に近い寝室や浴室洗面周りにこそ見られるのではないでしょうか。Yuriさん宅のそれらは、2階にあります。こちらは、ご夫婦の寝室。クラシカルな柄をあしらったグレーのアクセントウォールや、大輪の花が描かれたクッションカバーが、品よく華やかに全体を彩り、これまでの空間とはまた異なる非日常感を見せてくれます。このようにYuriさんは、ものを増やすのではなく、必要なものや部屋にあるべき部分で装飾を楽しんでいます。だから、無駄なくシンプルでありながらも、有意義でゴージャスにインテリアを導くことができるんですね。

バスルームに隣接するメインの洗面スペースは、ダークカラー×大理石調と、これまでとはガラリと印象が変わります。そのギャップもまた、ひとつ扉を開けるごとに完成度の高い違う世界を見せてくれるホテルのよう。ちなみに、トキメクような贅沢な雰囲気のある大きな洗面台と大きな鏡は、リビングの吹き抜けと合わせてYuriさんが『家づくりで譲れなかったこと』だと教えていただきました。

Yuriさん宅は、華美にせずとも、華やかでゴージャスな雰囲気をインテリアで楽しめることを教えてくれます。ゆったりと開放感と透明感を味わうことの贅沢さを見せてくれます。そして、ご夫婦ふたりの暮らしはきっとこれからも、ゆっくりときらめきを増しながら変化していくはず……ぜひお見逃しなく。