収納が整って物が整理されたお部屋は、心地よく過ごせますよね。でも整理整頓を常に心がけて整えていくのは、忙しい毎日では大変です。そこで、時間をかけなくてもキレイが続く、ユーザーさんの収納術を実践してみませんか。収納方法を工夫するだけで、片付けが苦手な家族がいても負担なく協力してもらえそうです。
片付けのハードルを下げる工夫
整理整頓の基本は、使った物を元の場所に戻すことですよね。でもそれが意外と難しく、特にお子さんや片付けが苦手な方には負担に感じる場合もあるかもしれません。そこで、片付けのハードルが下がる収納アイデアをご紹介したいと思います。ワンアクションでできる片付け法なら、自然と習慣化できそうです。
洗濯物は畳まない
衣類の収納は、スチールラックのオープン収納で、ハンガー掛けにしているMさん。この方法にすることで、洗濯後に畳まずハンガーごと引っ掛けるだけなので、家事もぐっと楽になったんだそうです。洋服が見渡せると服選びがスムーズです。無駄な出し入れをしなくてもすみ、整った状態をキープできますね。
段差を作らない収納場所
a.n.さんが設置したランドセル収納は、段差なしがポイントです。置き場所の段差は、お子さんにとっては収納のハードルがあがるポイントになってしまうことも。この方法なら、滑り込ませるだけなので、片付けを習慣化しやすいですね。ランドセルの隣に教科書を置いて、準備のしやすさも工夫されています。
引き出しの開け閉めいらず
引き出し収納の出し入れを楽にするsacchi-Hana.さんのアイデアです。無印良品のポリプロピレン小物収納3段と6段を組み合わせて、引き出しの上に隙間を作っているんだそうです。引き出さなくても出し入れできる画期的なアイデアです。統一感があって、見た目はすっきりするというのもポイントですね。
あちこち動かなくていいまとめる収納
収納場所があちこちにあると、探したり移動したりといった動きが増えてしまいます。使い終わったあとに戻すのも面倒に感じてしまいますよね。そこで、使うシーンが同じものなどは、置き場所をまとめておくと、出し入れがスムーズになります。指定席を作るか、ざっくりとさせるかなどを工夫するのもコツです。
引き出すだけでそろう食事セット
sh.atyouさんは、カップボードの一番上の引き出しの中に、食事で使う食器や小物をまとめて収納しているんだそうです。食事の準備は、ここを開けるだけですべてがそろうという快適さで、スムーズに作業が進みます。ひとまとめになっていると、家族が認識しやすいのも利点ですね。
同じタイミングで使う物を意識してざっくり
PUNさんの収納のコツは、細かく分けないことです。同じタイミングで使う物は同じ場所、他の物と混ざると困る物は別の場所という風に、収納の仕方のルールを作っているんだとか。ざっくりだけれど、物の場所は分かりやすいという絶妙なさじ加減がいいですね。かごを活用した収納で見た目も美しく整っています。
キッチンの厳選道具を一か所に
キッチンで使う物を、一か所に集結させて管理しているamiさん。まとまっていると、他の場所に余裕ができて動きもコンパクトになりますね。さらに、この置き場所にも工夫があります。冷蔵庫と食器棚が隣合わせになった場所にすることで、マグネットも使えるうえ、壁際に寄せればすっきり感も違って見えます。
外出と帰宅がスムーズになるロッカータイプ
出掛ける準備と帰ってきてからの着替えを、この場所だけでまかなえる、Alice13さんのロッカーのような収納スペースです。鞄の中身を置く場所、アクセサリーを外して置く場所など、適当に置いてしまいがちな物にも定位置があるので、迷子になりません。意識しなくてもスムーズに支度ができる快適な方法ですね。
増やさない工夫ですっきり快適さ重視の整理法
収納を見直したのに、いつの間にか物が増えて、雑然としてしまうという経験はありませんか。物が増えると、また整理整頓をやり直さなくてはならなくなり、悪循環になってしまいますよね。そこで、あらかじめ物が増えない収納環境を作って、意識しなくても増えない・かさばらない仕組みを作ると快適です。
文房具などの道具類は指定席管理
必要な文房具を厳選して、引き出しの中に仕切り付きの定位置を作っているhinatabokkoさん。戻す位置が分かりやすく、重複したり増えたりするのを防止する効果がありますね。白いアイテムにそろえて、見た目をすっきりさせているのも見事です。文房具だけでなく、キッチンツールなどにも使えそうなアイデアです。
増えがちな紙系は場所と体積を決めて
放っておくとどんどん溜まってしまうプリントなどの紙類や本。milkさんは、収納の場所と体積を決めるというルールを実践されていました。ラベルを付けたケースで所定の場所を作り、増えすぎないように管理しているそうです。どこに何があるかも分かりやすく、探す手間も省けますね。
アプリを活用してペーパーレス
長期保管が必要で場所を取る、取り扱い説明書。収納スペースもどんどん膨らんでいってしまいますよね。そこでreiwaさんは、アプリでの管理を取り入れていました。見返したいときにすぐにチェックができ、ペーパーレスなら保管場所も必要ありません。デジタル管理ができるものは移行していくというのも1つの方法です。
いかがでしたでしょうか。収納の場所ややり方をシーンに合わせて工夫すると、散らからないお部屋をキープできます。無理なく整理できれば、居心地のよさもさらにパワーアップします。ぜひ収納の見直しの参考にしてみてくださいね。
RoomClipには、ユーザーさんが投稿した「収納」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!