
本連載ではRoomClipユーザーさんが暮らすワンルーム・1Kをご紹介。真似できるリアルな工夫やとっておきのスタイルを探っていきます。
今回フォーカスしたのは、8畳ワンルームのコンパクトかつモダンなお部屋を、ゆったりとシンプルに自分たちらしく飾っていくmog_room.8さんカップルの暮らしです。レイアウトや家具・雑貨選びのセンスに注目しながら、空間から漂う魅力の秘訣に迫ります。
今回教えてくれたユーザーさん♪
プロフィール
お住まい

- お住まいの地域: 東京都
- お部屋の種別: ワンルーム(部屋とキッチンに仕切りがない。玄関あけたらすべてがオープン)
- 居住面積: 18.75m2
- 家賃: 62,000円
- この家に住む人: 2人
- ご職業: 会社員
- 趣味: インテリア、カフェ巡り
いまのお部屋に決めた理由はなんですか?


「TOMOSというリノベーションブランドの物件に憧れていて、今のお部屋を見つけました。内覧した際、無垢床とグレーのアクセントクロスにひと目惚れ。もともと床や壁紙は部屋の印象に大きく関わると思っていたので、広さより重点をおいていたこともあり、このお部屋に決めました。」
お部屋のこだわりを教えてください


「お部屋を決めるきっかけになった無垢床を活かすナチュラルな部屋づくりをテーマに、インテリアは素材や色にこだわりました。 また、ミニマルなワンルームなので、圧迫感を出さない家具選びも意識したポイントです。」
気づいたらいつも居る場所はどこですか?


「ダイニングテーブルです。最近は料理にもハマっていて、ご飯やお菓子をつくってお家カフェを楽しんだり、プロジェクターを置いて映画を見たりしています。」
ワンルームを広く見せる工夫【ここがポイント!僕&私の工夫】
①基本の3色で全体をまとめる


「部屋のカラーを基本、3色以内でそろえるようにしています。それにより、パッと見の印象をスッキリさせるのが狙い。具体的には、床(ベージュ)メインクロス(白)アクセントクロス(グレー)の3色をそのまま部屋のテーマカラーにしています。家具や雑貨の色もこの3色で統一しました。」
②大きな鏡で、抜けと奥行き感を演出


「大きな鏡をレイアウトし、抜け感を演出しました。鏡には奥行きを演出する効果もあるので、お部屋の狭さも感じにくくしてくれます。」
③大きな家具は、空間に馴染ませる


「大きな家具は背の低いものを選ぶか、周りの色に馴染ませるようにしています。例えば、このお部屋で一番大きな家具であるベッドは、圧迫感の少ないロータイプです。次に大きいのがダイニングセットですが、こちらは床と同じナチュラルな色味を選びました。デスクも同様に、壁に馴染むホワイトという具合です。」
最近買ったナイスなアイテムを教えてください

リーズナブルなところと、友人が来たときはダイニングでも使える便利さが気に入っています。他の家具との相性も良く、こちら自体ツートンで可愛いのも魅力。スタッキングできる使い勝手も◎です。
販売サイトで商品を見る今後インテリアで挑戦してみたいことがあれば教えてください





「DIYやベランダガーデニングにも挑戦してみたいです。半地下のお部屋なので、窓を開けて見える眺望は磨りガラスで殺風景。ブラインドを開けたら緑が見える眺望に憧れるので、お部屋の中に満足したら挑戦しようと思っています。」
お話をお伺いして

mog_room.8さんカップルのお部屋は、コンパクトなワンルームです。だからこそ、家具選びやレイアウトにセンスの発揮し甲斐もあるというもの。お二人の感性がギュッと凝縮したお部屋は、シンプルでありつつもとても魅力的でしたね。
お部屋づくりの秘訣は、ひと目惚れしたお部屋の内装を活かすスッキリとした色使いと、圧迫感を引き寄せないリラックスした家具選び。そして、大きな鏡でつくるモダンな印象と、抜け・奥行き感の演出にあります。LDKと寝室、書斎を、8畳の中に余裕をもって生み出せるものなんだな……としみじみ魅入ってしまいました。ワンルームや1Kでの暮らしで自分らしさを表現しにくいと悩む方や、お部屋の圧迫感にお手上げという方はぜひ、お二人の工夫とセンスを参考にしてみてください。快適へ導くきっかけや新しい可能性がきっと見つかります。
mog_room.8さんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!