連載：RoomClip_新人ユーザー紹介 vol.290 2021年12月12日更新

「アンティーク風雑貨と植物をたっぷり楽しむ、落ち着く空間づくり」 by na-naさん

RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回は、エレガントにロマンチックに、アンティークな雑貨のある暮らしを楽しまれているna-naさんと、そのお宅をご紹介していきます。穏やかに胸をときめかせる空間の魅力を紐解いていきましょう。

今回ご紹介するのはこの方です！

na-naさん

2020年春から夫の実家にて、義母、夫、私、中学生の娘、犬、猫の同居生活をスタートさせました。『インテリアなどは任せるから好きにしていいよ！』とのことなので、ほとんど私の趣味です。築25年で、傷んできてしまっている箇所もあります。そんなところも、夫とプチリフォームしながら楽しんでおります。

穏やかで美しく、時に愛らしい

あふれる趣きと優しい気持ち

二世帯同居をされているna-naさん宅は、2階建て4LDKの間取りです。インテリアのテイストは、na-naさん好みのアンティーク風。優美なアイアンの壁飾りと白レースのカーテン、玄関装飾からもさっそくそのセンスの一端がうかがえます。ちなみにそっとコーナーに置かれた椅子は『可愛らしいガラスドームに合うものを』と、あれこれ模索されていたところ、ご家族が見つけてこられたものだそうです。やっぱり、素敵なお家には素敵なご家族が暮らしているものですね♪

玄関で見つけた優しいご夫婦の物語にほっこり胸をあたためつつLDKへと進んでいくと、穏やかでロマンチックな空間が待っていました。窓に囲まれた吹き抜けのリビングは、その中でも開放感抜群のリラックスしたスペース。大小さまざまな観葉植物やクラシックな花柄のソファカバー、重厚な佇まいの家具たちが優雅な高級感を漂わせ、リラックス感をより贅沢な味わいに演出しています。

心地良く胸ときめく、家に馴染む装飾

na-naさんのつくる空間は、すっきりと片付いていて雑多な生活感を覚えません。だからこそ、至るところにあしらわれたアンティーク風の装飾を純粋に楽しむことができます。そして、その装飾もやり過ぎ感がないのが絶妙なところ。きちんと住まいの雰囲気に馴染むよう、好きなものでも時に引き算をしながらバランスを整えているのだそうです。

特にお気に入りだと教えてくれたのが、ダイニングの一角にあるこちらのスペースです。『木枠に入ったアイアンオブジェと3連の鳥かご、その下にある丸テーブルに飾る観葉植物や、季節の切り花がによっても雰囲気が変わるので楽しいです』と、na-naさんは語ります。

また、そうした眺めを見通せるこの場所も、リラックススポットのひとつ。対面キッチンの内側です。カウンター周りを飾る植物や雑貨たちは、家事の時間も気分を上げ、心を癒してくれそうですね。ちょっと疲れているときも、こんな雰囲気の中でならスイッチがいい具合に切り替わるのではないでしょうか。

いつでも動き出せる物語の気配

アンティークな雰囲気の家具や雑貨が散りばめられたna-naさん宅は、どことなく海外の古い物語の世界を感じさせてくれます。けれどもそれは、起承転結にメリハリのあるつくられた『動』のストーリーというより、ほっと穏やかな日常の『静』の風景や趣き寄りです。胸をときめかせるけれど、ざわつかせず、心を落ち着けてくれる不思議な魅力があります。それこそ、na-naさんの家と雑貨の調和を大切にするバランス感覚とセンスの賜物です。

散りばめられたアイコンたちは、日常にありつつも『望むならいつだって誰かの、何かの物語をはじめてあげるよ』と語りかけてくるような気配もしっかり秘めています。眺めているとワクワク……、昼と夜とで移ろう表情からはドキドキも得られそう。その日その日の気分やコンディションで見え方は変わってくるかもしれません。

このように、na-naさん宅は穏やかで優雅ですが、毎日過ごしても飽きない豊かな表情に満ちています。しかも、まだまだ素敵な暮らしづくりはブラッシュアップを繰り返してくご様子です。ぜひお見逃しなく。