「家族の『らしさ』に向き合いながら、今の最良を探る優しい収納」 by monmさん

「家族の『らしさ』に向き合いながら、今の最良を探る優しい収納」 by monmさん

RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。

今回は、インテリアからもご家族の仲のよさを感じられる素敵な暮らしづくりをされているmonmさんに、収納の工夫についてお伺いします。慌ただしい日々の中でも、きちんと気持ちを落ち着ける時間を持てる……そんな環境を引き寄せる優しさあふれるテクニックを教えていただきました。

今回教えてくれたユーザーさん♪

超整理整頓が苦手な夫、甘えん坊だけど自分でもやりたい4歳の息子、好奇心旺盛で安全面が心配な1歳の娘、趣味の物が多い私の4人家族です。

心の余裕を忘れない毎日のために……

元気いっぱいの2人のお子さんの育児真っただ中というmonmさん宅は、すっきり整頓されているけど活気とぬくもりもいっぱいです。そのバランスの秘訣は収納の仕組みにあり!だと思うのですが、どういったことを大切にすると上手くいくのでしょうか?まずは、monmさん流の収納づくりの基本を教えてください。

monmさん

「家族みんなが笑顔で暮らせるようにと思いながら、日々を送っています。でも部屋が片付かなかったり、危ないことをしたり、イラつくこともたくさん!心が乱れると、部屋も片付きません。趣味のことをしたり、スイーツを食べたりして、ふぅとひと息つく必要があります。気軽に気分転換の時間がもてるように収納を工夫しています。また、家族がお互いを思い合える収納も心がけています。」

どんなに仲のいい家族でも、イライラやストレスって生じますよね。そこをどうクリアにするかが、円満の秘訣というもの。monmさんは収納を工夫することで円滑に、きちんと自分の時間もとれる環境をつくり出します。それはどのように?と感じる方もきっと多いはず。そこでここからは、しっかりとその疑問に答えるmonmさん流のこだわりとテクニックにフォーカスしていきます。

『気持ち良く整頓はしたい!でも、気ままな暮らしでありたい』こんな風に考える方も必見の、家族と無理なく続けていけるスタイルばかりですので、ぜひお見逃しなく!

家族と寄り添いながら、成長できる収納を目指す工夫3つ

その1 おもちゃ収納は、あえて自由度高め

monmさん

「子どもには伸び伸びと思いっきり楽しんで遊んでもらいたいと思っているので、あえて決まった場所を設けないスタイルにしました。1歳4か月の娘でも、さっと出し入れできることを優先し、床や棚の上にシンプルに置いています。また、見守るための見通しのよさも大切にしているんです。その甲斐あって、可愛い笑顔も見られるし、遊びながらこちらに話しかけてくれます。

ある日は、車や汽車の街並みができているし、別の日はおままごとやお店屋さん、時には『こんな遊びもあるんだ!』と驚かさせることも。楽しく遊んだあとは『一緒にお片付けしようね』と、家族で考えながらしまいます。」

その2 子どもの成長に合わせて、危険なものを隠す

monmさん

「少し前までは、ハンドクリーナーをダイニングのそばに置いていました。でも、1歳4ヶ月の娘が触ると危険ということで、今はクローゼットが定位置です。クローゼットには、他にも書類や文房具などさまざまなものをしまっています。一角には、私の趣味の工作・手芸グッズもたくさん。隙間時間に、さっと出してものづくりに取り組めるようになっています。たまに子どもが使うこともありますが、まだ私が何を使わせるか選んでいる状態。今後は、子どもたちにも自由に使ってもらえるようにしていこうと思っているので、成長と共に収納のやり方を変えていきたいです。」

その3 気軽にして、『やろうかな』を誘う

monmさん

「夫は整理整頓が大の苦手。洗面所で身支度をしたあとは、よくものが出しっぱなしになっています。どうしたらいいか相談すると、『とりあえず楽にしまえるならいいよ』とのこと。でもしまうのを忘れてしまうことも。そんなときに、気がついたら私でもパッとしまえるようにすることにしました。

また、洗濯カゴはキャスター付きです。子どもでも簡単に引き出せるので、ポイっと放り込むことが可能。本当はお風呂に入る前に脱いだ衣類を入れて欲しいところだけど、忘れることも。でも出たときに気がついてすぐに入れてくれているから、子どもを褒めるチャンスが増えました。いいコミュニケーションになっています。」

オススメの収納アイテム

ITEM山崎実業のtower スティックハンドクリーナースタンド
PRICE2,750円(税込)

スタイリッシュなのに抜群の安定感です。簡単に置き場所を変えられるし、スリムで場所も取りません。サッと使えて、サッと収められる!やっぱり山崎実業さんはすごいです!

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最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました

monmさん

「私もあまり収納は得意ではありません。RoomClipで皆様の投稿を見て、日々勉強させてもらっています。『これ、いいかも』『できるかも』と感じたことは、とりあえずやってみます。そうしていたら、できることが意外と増えた気がします!これからも、アイデアを参考に楽しみながら取り組んでいけたらいいなと思います♪」

語り合いで収納は育つ

『なんでいつもこうなの!』を飲み込んで、『どうしたらいい?』と尋ねる思いやりが、monmさん宅のあたたかさで暮らしやすさなんだなと感じます。それは収納づくりに限ったことではないかもしれません。語り合い、観察し、相手の立場になってみる。家族だからこそ、つい忘れてしまうこともあります。でも、大切なことですよね。

monmさんがそうして導き出した、今の最適は心にゆとりを持てるスタイルだから、趣味の時間もとれるし、誰かの〇〇っぱなしをスイっとフォローする優しさも持てるのではないでしょうか。自由気ままに、コミュニケーションを密に日々を楽しむ、その中からその家の最良は見えてきそうです。ぜひ、今回教えていただいたアイデアやアドバイスを参考にしてみてください。


monmさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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