「統一がポイント。毎日旅行気分を味わえる、馴染みの良い収納づくり」 by hanakoさん

「統一がポイント。毎日旅行気分を味わえる、馴染みの良い収納づくり」 by hanakoさん

RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。

今回は、モノトーン×ナチュラルで居心地の良いホテルライクなインテリアづくりをされているhanakoさんに、収納のコツや工夫をたっぷりとお伺いします。

今回教えてくれたユーザーさん♪

夫・小学生の息子・要介護の母親との4人暮らしのアラフォー主婦です。自分の生活スタイルに合った間取りの注文住宅を建てました。生活感が嫌いな性格のため、物を表に出したままにすることは少ないです。『家族でおうち生活を楽しみたい=外出を控える=ホテルのような家で毎日旅行している気分を味わおう!』という考えから、ホテルライクなインテリアづくりを目指しています。

空間にあるボックスの種類を合わせる

hanakoさん宅は『すっきり』という言葉がこの上なく似合います。生活感や余分な凹凸といったノイズはなく、シンプルに空間の伸びやかさと透明感を引き出すインテリアづくりは特徴的。それは通された瞬間のホテルの客室で感じる印象に似ています。では、どうすれば普段暮らす『家』をここまですっきり心地よく導けるのでしょう……。まずはhanakoさんの収納のこだわりを教えてください。

hanakoさん

「一番はボックスの統一です。ひとつの空間で使うのは、同じ種類のボックスのみとしています。やむを得ず違う種類を使う場合は、微妙な色合いや雰囲気を揃えるため、できるだけ同じ会社のアイテムを選びます。また違う会社の商品を使用する場合、最低3つ並べて使います。ある程度個数を置くことで、空間のなかで浮かずに、自然と溶け込んでくれるように感じます。」

収納づくりの話をする中で『統一感』という言葉はよく耳にします。けれどもhanakoさんが意識しているのは『統一』そのものなんですね。完璧を求めず、時に柔軟な発想で統一感に針を振ることができるのもhanakoさんの素敵なところ。

ここからはそんな収納づくりから得られるメリットや、魅力、そして実践されている工夫について実例を拝見しながら詳しく迫ります。生活感のないインテリアづくりがしたいという方、ライフスタイルの変化にも臨機応変な長持ちする収納をつくりたいという方は特に必見です。

統一する収納の魅力とメリット3つ

その1 よく似た空間を2箇所つくると、備え付け感が出せる

hanakoさん

「水まわりのキッチンと洗面脱衣所は、どちらも同じ種類のボックスを使用しています。自然とよく似た空間になるので、少し離れた場所にある2つの場所にも、心地よい統一感が生まれました。さらに似た雰囲気の場所があることで、あたかも『このボックスを置くために設計された』ような気がして、ホテルライクな備え付け感まで演出できます。」

その2 扉の中は色と素材を揃え、余裕ある配置にする

hanakoさん

「生活感を出さないために、扉を開けた時の統一感にもこだわっています。例えばカップボードなら、食器はホワイト・ブラック・ウッドのみ。グラスはガラスまたはステンレスと限定しています。それらをなるべくグラデーションになるように配置しているのもポイントです。ぎゅうぎゅう詰めにしてしまうとどんなに色や素材を厳選しても生活感が出てしまうので、カップボードは家電の分も含めて余裕ある配置ができるようにサイズを考慮して購入しました。」

その3 統一していると収納アイテムの移動がしやすい

hanakoさん

「リビングと玄関、書斎、主寝室、子供部屋、母親部屋と我が家は部屋が多いです。基本的に、全ての部屋で同じ収納アイテムを使用しています。そうしておくと、どこかで使わなくなった収納アイテムを他の場所に動かしやすいためです。また、どこかで収納しきれない問題が発生しても、他の部屋で持て余している収納アイテムで助けられるなんてことも。統一することは、見た目の良さもさることながら臨機応変さも魅力だと感じます。」

オススメの収納アイテム

ITEM不動技研の吊り戸棚収納ボックス
PRICE5,480円(税込)※8個セットの価格、単品は658円(税込)~

156cmの私でも高い位置まで収納できるボックスです。これがあることで無駄なスペースを生むことなく、効率よく収納できるようになりました。無印良品のやわらかポリエチレンケースとの相性も抜群です。高い位置に置く収納ボックスはこちらがおすすめです。

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最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました

hanakoさん

「同じ種類のボックスをひたすら並べる!これだけで収納がインテリアと化します。棚には同じ種類のボックスを敷き詰め、あとはバンバン放り込んでも良しとすれば気が楽です。ボックス分けされているだけである程度分類されているし、片付けできている感じになります。自分に厳しくしすぎず、『ある程度』で手を打つこともキレイを維持するコツかなと思います。」

統一の魅力は見た目の良さばかりじゃなかった

収納をつくる時、統一感を意識するのは多くの場合はその見た目の良さのためかもしれません。でも『統一』を徹底し大切に考えるhanakoさんのお話を伺うと、実はそればかりじゃないことに気が付きます。今回教えていただいただけでも、住まいの中の統一感やホテルライクな備え付け感、使い回しやすさと、たくさんの魅力がありました。

もちろん、まったく同じアイテムしか使わないわけではありません。その場、しまう物に合ったアイテムを選ぶことも大切です。同じブランド、同じシリーズ、同じ会社のプロダクトとライン使いを意識するのがhanakoさん流。ファッションやコスメがそうであるように、きっと『同じ』は馴染みも良いし相乗効果も高いんですね。ぜひ、ノイズのない心地よい空間づくりのヒントにしてみてください。


hanakoさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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