「RC造で隣家と接触部分がほとんどない角部屋の物件があったので内見ししたところ、亡き祖父母の家に似ていると感じました。そこに居心地の良さを覚えたことは、引越しを決断する上で大きなポイントでした。また、スカイツリーが窓から見えるところも気に入っています。入居後、富士山も見えることに気づきとてもうれしかったです。」

「築30年超えのこの物件と自分の好みを融合させて、コーディネートを決めていきました。メインの部屋は畳でしたので、ノコギリで切ったウッドカーペットを敷いています。ウッドの色は少し迷いましたが、この家の木の柱と相性の良いダークブラウンにしました。前の家から持ってきたベッドのブラックアイアンに合わせて、新しく購入する家具も金属部分が黒いものを選びました。物件の良さを生かしつつ、自分にとって居心地の良い空間を、簡単なDIYも取り入れながらつくっている最中です。省エネの工夫もいろいろとしています。」

「ソファ代わりのベッドの上です。テレビや映画鑑賞、読書、スマホ、疲れてデスクに向かえない時には勉強もここでします。冬の寒さや夏の暑さを緩和するために、ベッドの隣にある大きな出窓には梱包用のプチプチを貼り、レースのカーテンには遮熱カーテンを噛ませました。また、カーテンレールがレースのカーテンの分しかなかったので、長いつっぱり棒と重さが非常に軽い遮光カーテンを見つけて、南側の出窓からの熱気や冷気、日の光の入り方を調整できるようにしています。」

「窓や備え付けの収納が多く、壁面積が狭いので家具の配置はかなり考えました。その結果、仕事や勉強をするデスクスペースをなんとか確保。机上の面積が足りないのを補って、バルコニーに続く板の間の部分に、プリンターや書類を置ける棚を設置しています。」

「ベッドの色に合わせて探した、ブラックアイアンのハンガーラックです。キャスターが付いていて移動が簡単なので、押し入れの前やふすまの前に置いて使っても軽い力で脇にずらせるためストレスがありません。壁面が少ない部屋なので、とても助かります。」

「昔買った木の丸テーブルを回転テレビ台として使っています。100均の回転テーブルと滑り止めシートを組み合わせて軽量の回転台にし、テレビの向きを変えられるようにしました。ベッドからも、デスクからも、キッチンからも、映画や録画しておいた好きな番組を観られるようにしています。」

「前の家から持ってきたテーブルをなんとかキッチンに置き、友人が来る時に食事やお喋りを楽しめるようにしました。普段は、絵や切り花などのディスプレイを楽しんでいます。ベッドルームとは雰囲気をガラッと変えました。」

「バスルームは、トイレ・洗面台・バスが一体になったホテルサイズのユニットバスです。湯船が大きいので、ゆったりバスタイムを楽しめるところが気に入っています。でも、洗面台付近に物を置くとシャワーやお風呂の湯気で水滴がついてしまいます。それを避けるため、まとめて簡単に廊下に出せるように大きな容器に小さな容器をいくつか組み合わせました。これでユニットバスの不便な点を大分解消できています。廊下もかなり有効活用しています。」

「少しずつ便利な電化製品を導入したいと考えています。具体的には、スマート家電（話しかけるだけで電気のスイッチをON／OFFできる)。ドラム式洗濯機で季節に左右されず家事にかける時間を減らしたいとも思っています。普段からネット上のいろいろな動画を見て、住まいの工夫を知るのを楽しんでいます。」