RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。
今回は、富士山を臨める平屋で穏やかな日々を味わうnana77さんに、キッチンづくりのこだわりや工夫をお伺いします。気が付くとみんなが集まってくるような、自然とみんなで作業ができるような、そんなあたたかなキッチンを目指す方は特に必見です。
いろいろなカタチの団らんの中心
nana77さん宅はリビングとキッチン&ダイニングが引き戸で仕切られています。だからキッチン&リビングがとても広々♪大きめのアイランドを余裕をもって回遊できる、風通しと見通しのよさが素敵な空間です。まずは、そこに込められた思いやテーマから教えていただきました。
「テーマは『家族や友人とキッチンを囲んでわいわいお料理ができる空間』です。それを目指して、昨年行ったリフォームではアイランドキッチンを採用しました。ダイニングにはテーブルとイス以外に大きな家具はありません。模様替えが気ままにできるのが魅力。将来はお菓子やパン作りなどを一緒に楽しめる、気の合う友人たちと定期的に集まれる心地よい空間になればと夢みています。」
暮らしを整え、人を呼ぶ間取り
なるほど、まさにテーマに適った空間です。さらに間取り図を拝見すると、あらゆるカタチの団らんを想定されているのだろうなと感じます。玄関から直結するのはキッチン&ダイニング。そこで作ること、食べること、会話や景色を楽しみつつ引き戸を開ければ、ゆったりとしたリビングでまた別の過ごし方も選択できます。さらにウッドデッキから外にも出られるから、老若男女が集まっても思い思いに楽しめそう。
同時に、キッチンとランドリー、バスルームといったプライベートな動線が、そのさなかでさりげなく繋がっているのも秀逸です。整う暮らしが人を呼び、人が集まるから暮らしを整える活力になっているのではないでしょうか。ここからはキッチンにより迫りながら、心地よい空間と暮らしやすさを実現する工夫を紐解きます。
キーワード1 たっぷり&すっきりしまえる収納力
「ワークトップは4人が同時に作業ができる広さです。その下にある両面にある引き出しや棚は、大量の調理器具や食器を収納できます。パントリーは食品や飲み物のストック収納に利用。どの収納も引き出しや扉を閉めればスッキリとします。」
キーワード2 キッチンとダイニングをゆるく仕切る造作棚
「リフォームの際、強度の関係で梁と柱を残す必要がありました。そこで柱を利用した造作棚を作ることに。結果、キッチンとダイニングをゆるく仕切るナチュラルな飾り棚ができました。」
キーワード3 季節を感じられる、庭まで含めた間取り
「キッチンから季節の景色や富士山が見えるのも気に入っています。また、BBQが大好きな我が家は、キッチンと庭の間を移動する場面が多めです。庭へアプローチしやすいウッドデッキはいい仕事をしてくれます。」
キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください
「好きな物に囲まれて機嫌よく、心地よくいられる場所が自分らしいキッチンだと考えます。自分が心地よければ家族も同じ想いなのではないでしょうか。こんな風にしたいなぁとあれこれ妄想する時間も楽しみのひとつです。」
まとめ: ご機嫌なキッチンは、らしくいる秘訣になる
nana77さんにとってキッチンは、暮らしの中心です。誰かと過ごし、自分を表現し、充実を味わう。きっとそんな場所なのだと感じます。だから、好きなものやいい眺め、みんなの表情と動きが見えるスタイルがしっくり合います。
しっくりくるカタチは人によりますが、見て・使って・過ごしてご機嫌になれる場所にしていくのが、自分らしく日々を過ごす秘訣になるのかもしれません。nana77さんの毎日が、それを証明してくれているように♪ぜひ、今回教えていただいた工夫やアドバイスを参考に、自分にとって心弾む空間をゆっくりと叶えてみてください。
nana77さんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!
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