RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。
今回は、軽やかでシンプルな暮らしづくりをされている72chocoさんに、ホテルステイ感覚でできちゃう、気張りいらずな収納の秘訣を教えていただきました。
今回教えてくれたユーザーさん♪
無理なく把握して、管理できる快適
72chocoさん宅の第一印象は、『美しい』その一言に尽きます。磨き上げられた廊下のシンプルな美しさは、それだけで気持ちの良い暮らしを象徴しているように感じます。そこでひとつ気が付くのが、掃除の妨げになる物がないということ。たとえ廊下だけであっても、ここまで物を見せないためには収納に相当なこだわりがあるのではないでしょうか?まずは、72chocoさんが収納づくりで大切にしていることから教えていただきました。
「何が家のどこにどれくらいあるか分かるように、持ち物を把握し、管理を見直してより快適に暮らしたいと思っています。」
なるほど、把握することでどうしまっていけば良いかのイメージもしやすくなりますよね。また、把握する中で余分も見つけられるから、自分の暮らしの適量を知ることにも繋がりそうです。とは言え、家の中にあるすべてを把握するのはなかなか大変。だからここからは、72chocoさんがどのように持ち物をコントロールし、使いやすく快適な毎日を叶えているかの答えに詳しく迫ります。『少ない物で暮らしたい、収納をあまり複雑にしたくない』と考える方は特に必見のアイデアばかりですので、お見逃しなく♪
身軽で気楽な収納を叶える3つのOK
その1 基本、置くだけでOK
「収納づくりをするにあたり、複雑にしないのもこだわりです。そのうえで大切にしたのが、どの場所も一目瞭然であること、使いやすく美しくあること、床置きで動線を塞がないこと、使う場所の近くに配置することの4つ。これを守ると、基本置くだけで片付けがすみます。」
その2 出しっ放しOK
「毎日使うちょっとした道具は、ポーチにまとめています。使っているポーチは、見ているだけでも気分が上がるお気に入りです。だから、出しっ放し。出しっ放しでも移動が楽だから、掃除の際もノーストレスです。」
その3 開けっ放しOK
「クローゼットの扉や押入れの襖は、開けたままにしています。大きい収納の建具は 開閉もひと手間ではないでしょうか?開けたままの方がその手間もなくせるし、通気も良くなります。また、持ち物が自然と目に入るから、量や状態の把握がしやすく、出し入れも在庫管理もスムーズにできて良いです。」
オススメの収納アイテム
冷蔵庫のドアポケットにちょうど良く収まります。出し入れや手入れが楽なのが良いところ。色で分けられているから、中身の把握もしやすいです。写真左から、緑茶、烏龍茶、季節のお茶、紅茶です。飽きのこないデザインも気に入っています。
販売サイトで商品を見る最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました
「私の場合の話です。まず持ち物を厳選することが大切だと感じます。次に、備え付け収納スペースを有効活用。そして、動線のイメージをきちんと考えて良い配置に仕上げていくと、快適な収納ができました。でもなにより、無理せずマイペースで繰り返せるというのが一番。ちなみに私は、客観視でき違和感に気づけるように写真撮影もしています。」
気ままなホテルステイ感覚で毎日を
72chocoさんの暮らしは、最小限の物だけを手に出た旅先での過ごし方に近い気がします。宿泊先であえてボックスや引出しを追加して収納づくりをしないように、72chocoさんは普段の暮らしでもそれをしません。それでOKなのは、やはり手荷物(持ち物)を把握し、見直し、厳選しているから。必要な物、気に入っている物なら、見えていても問題ないですよね。多過ぎなければ、小分けにせずとも乱雑にならないから余分な収納道具を使う必要もない。物を増やさないって、こういうことなのだなと感じました。
そして、シンプルな収納は出し入れも楽々。72chocoさんの収納づくりは、身軽で気楽だけれどアイデアや気付きは満載です。ぜひ、引き続き参考にしてみてください。
72chocoさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!