RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。
今回は、生活空間をいつもすっきりと整え、子育て風景を穏やかに映すインテリアづくりを楽しまれているie_teriorさんに、暮らしを雑多にしない収納のコツをお伺いしていきます。
今回教えてくれたユーザーさん♪
置きっぱなしを防ぐ収納ルール


ie_teriorさん宅のLDKには、子育て中ならではの愛おしく穏かな風景があります。でも、とてもすっきりしているのが印象的。自分のこと、家族のこと、それ以外のこと、と何かと追われる日々の中でこうも『置きっぱなし』のない暮らしができるのは何故でしょう……。まずは、その秘訣となる収納のこだわりから教えていただきました。

「リビングのカウンターやテーブルをすっきりと保つように心がけています。書類や購入品、使った文房具は特に、ついつい置きっぱなしにしてしまいがちです。そこを『ものの住所を決める&使ったら戻す』の収納ルールで予防しています。」
なるほど、指定の場所に戻っていく仕組みを丁寧につくられているんですね。でもこれがなかな難しい!指定席をつくってもそこに上手く帰ってくれなかったり、戻すことがストレスになってしまったり、定位置があふれてきたり……と挫折の理由が数多くよぎります。そこでここからはie_teriorさんが実践する、続けられる仕組みや続けていくために大切な考え方に注目しながら、素敵なアイデアたちに詳しく迫ります。
散らかりやすいものを指定席に誘導する収納のコツ3つ
その1 郵便物・書類は即確認&即適切に処理


「まず郵便物や書類はすぐ確認します。保管の必要・不要を分け、いらないと判断したものは即処分。一方、保管する書類は、無印良品の仕切りスタンドを用いて家族ごとに分けてしまいます。中でも期限があるものは、家族の予定管理アプリに入れて、必要な場合は写真も付けてデータ化。提出が必要な書類は、すぐ記入して鞄や玄関へ!これで出し忘れも防げます。」
その2 細々した文具の引き出しには面倒でもラベリング


「ハサミやテープといった細々した文房具の収納には、無印良品の小物収納ボックスを活用しています。最初は少し面倒ですが、引き出しにラベリングをしておくと、家族みんながひと目で分かるので便利ですよ。うちでは、一緒に使うものは同じ引き出しに入れておくようにしています。例えば、テープライターを使う時にハサミも使うから、それらを同じ引き出しに入れておくという具合です。」
その3 バラつく大きめなものは、中身の見えるボックスでざっくり管理


「カップ麺や大袋のお菓子のように大きさが統一されていないものは、中身の見える大きめ&深めのボックスにしまっています。ニトリのNインボックスが活躍中。購入後、とりあえずここに入れておけばいいので収納方法に困ることがありません。中身が見えると在庫管理も楽にできますよ。カップ麺を大量買いした時など、ボックスに入れるものが変わることも見越して、直接ラベリングしないのもポイント。ここでラベリングに使っているのは、DAISOのボックス連結パーツです。」
オススメの収納アイテム

一段が浅く、引き出しの中を仕切ることができるので、細々したものを収納するのにおすすめです。うちでは文房具、薬、ケーブル……とさまざまなものの収納に活用中です。深めと浅めの2種類があります。並べて使っても便利です。
販売サイトで商品を見る最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました

「『ものの住所を決め、使ったら戻す』がきれいに保つ近道だと思います。収納場所はあまり難しく考えず、生活スタイルに合わせることを優先させるのも大切です。例えば、戻すのを頻繁に忘れる場合は、よく置いてしまう場所をベストな定位置と考え直してみるのも良いかも。うちの場合は、分類の仕方や収納場所は家族と相談して臨機応変に変えています。」
安心する、落ち着く場所を見つけたい

指定席を決める、定位置を見つけるって、意外と一筋縄ではいかないなと感じます。『ここ!』と決めて、アイテムを買ったり細かくラベリングをしたりしたのにイマイチ暮らしに定着しないと、どんどん収納への苦手意識が増してしまうなんてことも……。でも、その理由をきちんと探れば、良い答えは見つかるかもしれません。ie_teriorさんのお話しは、そうしたことも教えてくれます。
『散らかりやすいもの、いつも目につく雑多はなんだろう』→目立つものの処理は後回しにしない方がいい(郵便物・書類)。よく使う文房具や細かな日用品は、一緒に使うものでまとめておけばしまう時もひと手間ですむから楽ちんですよね♪収納方法に悩むものは、大まかにざっくりがちょうどいい……といただいたアドバイスはどれも素敵なものばかり。『いつも出しっぱなしなら、もうそこを定位置に』というのも目から鱗でした。ぜひ、今回教えていただいたこうしたアイデアたちを参考に、自分や家族が安心する心落ち着くものの居場所を見つけてみてください。
ie_teriorさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!