空気が乾燥し、喉の痛みや肌のカサつきが気になる季節になりました。体調を整えるためにも、お部屋は適度な湿度を保ちたいですよね。今回は、毎日気軽にできる加湿の工夫や、インテリアで加湿効果を高める方法をご紹介します。電気を使わない方法もご紹介しますので、環境にもやさしく、心地よい空間を作りましょう!
市販・手作りの加湿器を使う
まずご紹介するのは、市販の加湿器や、手作りの加湿器を使うアイデアです。乾燥対策といえば、まず加湿器を使う方も多いかと思います。そこで、加湿器をより効果的に使う工夫や、電気なしでも使える手作り加湿器の作り方をご紹介します。湿度や、加湿したい場所に合わせて、使いやすい加湿器を取り入れてみてくださいね!
加湿器を使って
最適な湿度は40〜60%とされているため、加湿器は湿度を確認しながら使いましょう。240m.さんは、就寝前に湿度をチェックしてから加湿器を稼働させているそうです。特にスチーム加湿器は、30cm以上の高さのある場所に置くと、床の結露を防げますよ。木製ベンチに置けば、見た目にもぬくもりを感じられますね。
コーヒーフィルターの手作り加湿器を使って
コーヒーフィルターを使うと、吸い込んだ水が自然に気化して、手軽に加湿ができますよ。yu-yuukiさんは、お花の形にしたコーヒーフィルターをフラワーベースに入れて飾っていました。作り方は、切って折って巻くだけなので、簡単にできるそうです。電気を使わず加湿ができ、インテリアとしてもかわいらしいですね。
フェルトの手作り加湿器を使って
吸水性があるフェルトも、手作り加湿器の材料にオススメです。mommyさんは、セリアのフェルトを使って、観葉植物のような加湿器を手作りしていました。こちらも作り方は、折って切れ目を入れて、巻くだけだそうですよ。フェルト、ハサミ、水を入れる容器があればできるので、お子さんと作っても楽しめそうですね。
自然にうるおう工夫を取り入れる
次は、日々の暮らしのなかで自然に加湿できる工夫をご紹介します。家事や日常の動作のついでにできる工夫や、電気を使わないアイデアを取り入れて、環境にもやさしく乾燥対策をしてみましょう。加湿器が無い場合や、加湿器が置けないお部屋でもできるアイデアをご紹介しますので、ぜひ試してみてくださいね!
部屋干しをして
yukoさんは、夜に部屋干しをして、寝室の乾燥対策をされていました。洗濯物を乾かしながら加湿もできる、一石二鳥のアイデアですね。洗濯物が乾くまでの間、室内の加湿効果が期待できますよ。濡らしたタオルを干しても同様の効果があります。生乾き臭を防ぐために、干す量は多すぎないよう調整してみてくださいね。
入浴後に浴室のドアを開けて
haruminさんは、入浴後に浴室のドアを開けて、お部屋の加湿をされていました。入浴後の蒸気を活かしたアイデアですね。ホテルに泊まったときなど、旅行先でも実践できる方法です。ただし、長時間ドアを開けたままにすると、カビの原因になってしまいます。ある程度加湿ができたら閉めるようにしましょう。
観葉植物を置いて
mutyukingさんは、布団がある寝室の乾燥対策として観葉植物を飾っていました。植物は「蒸散作用」といって、余分な水分を水蒸気にして放出しています。その量は、一般的な観葉植物であれば、1日でコップ半分ほどだそう。インテリアとしても楽しみながら、乾燥対策ができるのはうれしいですね。
石油ストーブとやかんを使って
shimahigeさんは、石油ストーブとやかんを活用して、お部屋をあたためながら加湿されていました。冬らしい見た目にもあたたかさを感じられますね。石油ストーブは、灯油を燃焼するときに水蒸気を発生させるため、加湿効果があります。その上にやかんを載せてお湯を沸かせば、湯気も加わりさらに加湿ができますよ。
調湿効果のある素材やアイテムを取り入れる
最後にご紹介するのは、調湿効果のある素材やアイテムを取り入れる方法です。木や漆喰などは、湿度に応じて水分を吸収・放出する性質がありますよ。気軽に取り入れられるものから、家づくりやリフォーム時に検討したいものまで、さまざまな調湿アイテムをご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
木のアイテムを取り入れて
pooさんは、床やクローゼットの扉などに木を取り入れていました。木をお家に取り入れるようになってからは、風合いや香りが楽しめるようになったのはもちろん、調湿効果のおかげで、結露や喉が痛くなることもなくなったそうですよ。壁や天井に取り入れるほか、天然木の家具を選ぶのもおすすめです。
エコカラットを取り入れて
リビングの壁にエコカラットを取り入れたというkuminさんは、冬場でも乾燥が気にならなくなったと教えてくださいました。エコカラットには、細かな穴があり、この穴が湿気を含む空気を吸収・放出してくれます。アートのように壁に飾れるエコカラットもあるため、印象チェンジしながら乾燥対策もできてしまいますよ。
土壁や漆喰を取り入れて
onsix777さんは、リビングに土壁と漆喰を施しているおかげで、加湿器がなくても湿度は50%を保てているそうです。土壁や漆喰は、質感や風合いが美しいだけでなく、すぐれた調湿効果もあります。昔から使われてきた素材であることにも納得です。家づくりやリフォームの際に取り入れたいですね。
お家の加湿アイデアをご紹介しました。毎日気軽にできるものから、インテリアで加湿効果を高めるものまで、どれもユーザーさんの工夫とセンスが光るアイデアばかりでしたね。ご紹介した乾燥対策を参考に、この冬を健康に過ごしましょう!
RoomClipには、ユーザーさんが投稿した「乾燥対策」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!




















