RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。 今回は、築40年以上のご自宅を舞台に、おやつ作りや家具のリメイクを楽しみながら、心地よい暮らしを整えているkie.さん宅から、素敵なキッチンと工夫をご紹介します。
今回ご登場するユーザーさん♪
プロフィール

山と緑に囲まれた地で築40年以上の古い家に暮らしています。北欧、器、暮らし系の本が大好きです♡ 子の療育のため長年家のことまで手が回りませんでしたが、居心地の良い空間での暮らしを目指すことを決め、少しずつ家を整えています。
kie.さん、お邪魔します

築40年以上の古民家に暮らす kie.さんのキッチンは、木の素材感とレトロな佇まいの家具がやさしく迎えてくれる空間です。木のテーブルで手作りのおやつを楽しみ、好みの器や雑貨をさりげなく取り入れた空間からは、日々の暮らしを大切にする穏やかな時間の流れが伝わってきますね。

「マフィンを焼きました!みんな同じに見えますが…レモンジャムマフィン、さつまいもとジャムのマフィン 、ナッツ入りマフィン。米粉ヴィーガンのおやつ。」
朝の光が心地よいキッチン空間

朝の柔らかな光が差し込むキッチン。調理器具や食器が棚に並び、見せる収納がそのままインテリアになっているのが魅力ですね。光を受けて輝く窓面と、木の質感を感じるカウンターが、懐かしさと温かな雰囲気をつくり出しています。眺めているだけで心地が良いと感じられる、朝のひとコマです。

「朝台所に入ったら、朝の光が柔らかく差し込んでいて『いい時間だなぁ』と 思いました。」
白い食器棚でキッチンをすっきり

白くペイントしてリメイクしたという食器棚は、キッチン全体がぱっと明るく見えます。元々の趣を生かしつつも、白でまとめることで生活感を抑え、スッキリと整理整頓された印象に。扉付き収納とオープンシェルフを組み合わせることで、「見せる部分」と「隠す部分」のメリハリが生まれ、清潔感と心地よさの両方が感じられる空間になっています。
S字フックで叶えるバナナ収納

キッチンの省スペース収納として参考にしたいのが、S字フックを使ったバナナの吊るし収納です。専用のバナナスタンドを買わず、手持ちのS字フックで吊るすことで、作業台やカウンターの上をすっきり保てるのがポイント。バナナが空中に浮かぶように収納されるので、通気性もよく傷みにくそうですね。キッチンの雰囲気とも相性がよく、実用性と見た目を両立したアイデアです。

「バナナスタンドを買おうか迷ったけど、S字フックでバナナを吊るすことにしました。なかなか良いです。」
セリアの棚受けを使ってDIY

セリアの棚受けを使ってリメイクした棚は、よく使うキッチンツールを引っ掛けて収納できるスペースに仕立てています。洗った道具をそのまま掛けて乾かせるので、片付けと乾燥が同時に叶うのも嬉しいところ。身近な100円ショップアイテムを使いながらも、機能的なキッチンにアップデートしているのがさすがですね♪

「セリアの棚受けをリメイクして、小物を吊るす小棚に。よく使うキッチン小物を吊るしたら使いやすくなりました!洗ったらすぐ引っ掛けて乾かしてます。」
真似したいキッチンアイテム

白と黒の富士ホーローのケトルは、レトロな古民家キッチンの質感とも相性が良く、置いておくだけで絵になるのがうれしいところ。ホーローならではの熱伝導の良さでお湯が早く沸き、毎朝の「お湯を沸かす」という家事も、楽しみな時間に変えてくれます。色違いでそろえれば、ディスプレイとしてもアクセントになりそうですね♪

「起きたら一番にお湯を沸かしている風景。富士ホーローのケトルを2つ使用。いろんなカラーがあったから迷ったけどモノトーンにしました。」
kie.さんのキッチンから、編集部が気づいたこと

S字フックを使った収納やペイントで生まれ変わった食器棚など、kie.さんの工夫はどれも「今あるものを生かしながら、少しずつ心地よくしていく」スタイルで統一されています。インテリアにもなる見せる収納や、家具を塗り替えて使い続けるアイデアは、ダイニングやリビングなど他の空間でも応用できる工夫ばかりだと感じました。まずは吊るす収納や一角だけのペイントなど、できるところから少しずつ取り入れて、みなさんの家のキッチンや居場所も心地よく整えてみませんか。
kie.さんはご紹介したほかにも、RoomClipに素敵なインテリアをたくさん投稿されています。他のお写真やフォローは、下のボタンからぜひチェックしてみてくださいね。
