「築45年の味わいを味方に。古道具と黒色で引き締めるキッチン空間」 by ryu.flatさん

「築45年の味わいを味方に。古道具と黒色で引き締めるキッチン空間」 by ryu.flatさん

RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。今回ご紹介するのは、築45年のアパートで自分らしい空間づくりを楽しむryu.flatさんのキッチンです。テイストを決めすぎず、光を絞り、質感を重ねる。そこには、時を重ねた空間の味わいを最大限に引き出し、毎日を心地よく過ごすための「独自のバランス」がありました。

今回ご登場するユーザーさん♪

プロフィール

2022年9月に築50年のアパートから築45年のアパートに引っ越し。古い物件や和室が好きです。テイストはあまり決め過ぎずにインテリアを楽しんでいます。 ホルン、ギターを演奏したり教えたりを仕事にしています♪

ryu.flatさん、お邪魔します

視線の先に広がるのは、時が育んだ奥行きのある景色。ryu.flatさんは、築45年の物件ならではの「渋み」を活かしながら、古道具やアンティークを心地よいリズムで配置されています。日常的に音楽に触れる暮らしを送るryu.flatさん。そんな背景もあってか、キッチンに並ぶ道具の一つひとつも、凛とした空気を纏っています。 空間の細部まで丁寧に調律されているような、静かな時間が流れる台所。使い込まれた道具たちが一番美しく見える場所で、静かに呼吸している——。そんな、落ち着きあるキッチンの様子を覗いてみましょう。

古道具が引き立つ「光」のつくり方

ryu.flatさんのキッチンの美しさを決定づけているのは、巧みな「光」のコントロールです。部屋全体を等しく照らすのではなく、ペンダントライトで必要な場所にだけ光の重心を落としています。あえて「影」を空間に残すことで、アンティーク家具の木目や、古道具の柔らかな輪郭が静かに浮かび上がります。年数を経た住まいの味わいを、何よりも贅沢な演出へと変えてしまう、研ぎ澄まされた感性が光ります。

ryu.flatさん

「夜も良い雰囲気です。」

「黒」を効かせて。和洋をなじませる色使い

和洋のアンティークがミックスされていても、不思議とすっきりまとまって見えるryu.flatさんのキッチン。その秘訣は、どっしりとした「黒」の使い道にありました。落ち着いた色味の食器棚やマットな質感のケトル。そんな「黒」のアイテムたちが空間の引き締め役となり、それぞれのアイテムを上手につないでいます。ただ収納するだけでなく、お気に入りの道具たちの「形」が際立つ、眺めているだけで心地よいコーナーになっています。

ryu.flatさん

「良い感じに和洋折衷。」

リズムが生まれる吊り下げ収納

吊り戸棚の下のスペースを上手に活用した、窓際の「吊り下げ収納」。フックなどを使って、お玉やハサミ、トングなどの調理道具たちが等間隔に並ぶ様子は、見ているだけで気持ちがいいですね。あえてぎゅっと詰め込みすぎず、道具一つひとつの形が際立つような「余白」を持たせるのがryu.flatさん流。こうして風通しよく整えておくことで、お料理中も迷わずサッと手に取れる、スムーズな動線もしっかり叶えています。お気に入りの道具をディスプレイするように吊るすアイデアは、限られたスペースを自分らしく楽しむための素敵なエッセンスになりそうですね。

ryu.flatさん

「いつもよりしっかり目に掃除できて良かった。」

ryu.flatさんのキッチンから、編集部が気づいたこと

ryu.flatさんのキッチンが教えてくれるのは、光と色を操ることで「自分だけの静寂」をデザインする楽しみです。あえて影を残して空間に奥行きを与え、木の温かみに「黒」を掛け合わせてモダンに引き締める。そんな独自のバランス感覚が、住まいに凛とした輪郭を与えています。道具の形を尊重するように置かれた適度な「間」は、機能性の中に心安らぐ余白をもたらしていました。まずは今夜、キッチンの明かりを一つ絞ってみませんか。そこから始まる、静かな暮らしの景色がきっとあるはずです。


ryu.flatさんはご紹介したほかにも、RoomClipに素敵なインテリアをたくさん投稿されています。他のお写真やフォローは、下のボタンからぜひチェックしてみてくださいね。

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