「使い方を決めすぎない工夫で整える、変化に寄りそう暮らし」 by yoriさん

「使い方を決めすぎない工夫で整える、変化に寄りそう暮らし」 by yoriさん

RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回は、新築のお住まいで、家族が過ごしやすい空間や間取り、収納づくりを工夫しながら楽しまれているyoriさんと、その素敵なお宅をご紹介していきます。

今回ご紹介するのはこの方です!

プロフィール

2025年新築。30坪。3人家族

動線とくつろぎがつながる、シンプルな空間

2025年に新築された住まいで、家族3人暮らしのyoriさん。ダイニングには、家族暮らしにもちょうど良いサイズのIKEA「VIHALS(ヴィーハルス)」のテーブルが目を惹きます。足が外側についているので、テーブル内が広く使えるのがポイント。また、白を基調としたキッチンのため、すっきりした空間にみせてくれますね。

寝室にはセミダブルベッドを2台並べ、右側にはファミリークロークが続いているとのことで、寝る・着替えるの動線をすっきりとまとめた間取りが印象的です。

yoriさん

「足が全部外についてるので125㎝でもテーブル内はひろくつかえます。 値段も1万くらいなのでおすすめ。 」

暮らしの変化を受け止める、住まいの工夫

暮らしの中には、小さな工夫が積み重なって、日々の過ごしやすさを支えている場面がたくさんありますよね。yoriさんのお宅では、今の使いやすさだけでなく、これからの変化にも対応できそうな設えが随所に見られるのが印象的です。ここからは、その具体的な工夫をひとつずつご紹介していきます。

成長に合わせて変えられる階段下収納

リビングにある階段下収納は、子ども用品をまとめた専用スペースとして活躍しています。高さ調整ができる可動棚で、上からベビーチェアの机、ストックや保育園準備品、洋服、その下にタオルやスタイ、日用品、さらに絵本、おもちゃとおむつ……と用途ごとにゾーン分け。棚の内寸は77cmあり、無印良品やダイソーの収納ボックスがぴったり3つ収まるように計画されています。中身を入れ替えながら使えるため、成長に合わせて収納内容を調整しやすそうで、思わず真似してみたくなる収納アイデアです。

yoriさん

「リビングにある階段下収納を子供収納に。可動棚で高さ変更で成長に合わせる予定。無印、ダイソー25㎝収納が3つ綺麗にはいります。」

高さを固定しないファミリークローク

ファミリークロークには、天井付けと高さ調整が可能なランドリーパイプをそれぞれ設置。掛ける位置を変えられるため、衣類の長さや使う人に合わせた使い分けができそうです。収納スペースを上下に分けて使えることで、限られた空間を無駄なく活かしている点もポイント。日々の家事や収納を想定しながら、状況に応じて調整できるよう考えられている様子が伝わってきます。

yoriさん

「天井付と下に高さ変更ができるランドリーパイプ。横幅が柱芯で1820より大きくしたので、真ん中余裕があっていいです。パイプも壁から350で通常より50ひろくしたので服が壁に擦れずよいです。」

余白を持たせた、横並びダイニングの工夫

ダイニングテーブルはキッチンと横並びに配置し、配膳や片付けの動作が短くなるように工夫されています。キッチンと背面収納はタカラスタンダードで統一し、レミュー/リフィットのシリーズを採用したそうですよ。作業スペースと収納が近い距離にまとまっているため、調理から配膳、片付けまでの流れが途切れにくく、日々の家事を無理なくこなせそうですね。

yoriさん

「ダイニング横並びにしたかったので、240㎝で一般的なサイズより15㎝短め。」

yoriさんから学ぶ、暮らしのヒント

yoriさんの住まいを見ていると、今の暮らしを大切にしながら、これからの変化も楽しもうとしている姿勢が伝わってきます。収納や間取りでは用途やサイズを決めすぎず、使い方を少しずつ更新できそうな工夫が随所に。みなさんの暮らしでも、「今」にぴったりな形を見つけつつ、先のこともゆるやかに想像してみると、住まいと長く心地よく付き合うヒントが見えてきそうですね。


yoriさんはご紹介したほかにも、RoomClipに素敵なインテリアをたくさん投稿されています。他のお写真やフォローは、下のボタンからぜひチェックしてみてくださいね。

関連記事