RoomClipに日々素敵な画像を投稿してくださっているasamiさん。ナチュラルで飾らない暮らし方に人気が集まっています。今回は特に人気の高い「魅せる収納」について、そのエッセンスをわけていただこうとお話を伺ってみました。
教えてくれた人
扉を開けても美しくあること
まずは同じ形のボックスがずらりと並んだ姿が印象的なクローゼット。どういうきっかけで作られたのですか?
押入れのように奥行きがあり真ん中に仕切り板があったのを撤去したのが始まりです。
それから何件かこの幅にあうBOXを探し 棚板をつけて完成させました。
扉を開けても美しく!をテーマに、片付けのモチベーションが上がるよう統一感を持たせ、家族に分かりやすいよう中身は個別にしたり、小さな黒板に中身を書いたものを取り入れたり工夫しています。
扉をあけても美しく・・・簡単なようでなかなか難しいことですよね。でも、あけたらこのように素敵な風景が広がっていると思えば、がんばれるかも。まずはボックスを先に揃えちゃうのもありなのかもしれません。
日々の工夫を忘れないこと
続いてはキッチンの引き出しを拝見。カトラリーがラフでありながらも、美しく整然と並んでいますね!
ある日、良くあるプラスチックの仕切りが気になって外し、リネンを敷いて置いてみたら雑然としていた雰囲気が変わったので、このまま採用しました。
普段意識せず当たり前と思っていた収納法を見直してみると、新たな発見や気づきがあるものなんだと思いました。
当たり前と思っているものに疑問を持ってみたり、まだ変えられるんじゃないかと思うことが、新しいマイルールやスタイリングを生み出す原動力になるんですね。とても勉強になります。
大切に使いつないでいくこと
バスルームもこれまた素敵です・・・。キレイに折りたたまれたタオルが印象的ですね。
家族の人数×2を持つことをタオルのルールにしています。子ども達が小さかった頃、おもちゃ入れとして使っていたパイン材の収納箱が、タオルを畳んだときの幅や高さにぴったりきたので、分解してリメイクしました。
タオルのほか、洗濯ネットや足拭きマットをカゴに入れて収納しています。
思い出が詰まった収納箱をリメイクされたんですね。役目を終えた収納箱がこうしてまた別の形にかわっていく。丁寧な暮らしがここにも垣間見えます。
朝起きたときの気持ちよさのために
最後はベッドルームです。まるでショップのディスプレイのようで、思わずため息が・・・。この収納を思いついたきっかけを教えて下さい!
服や帽子もインテリアに取り入れたいと思い、ラダーで吊るすことを思いつきDIYしました。季節によって小物を変えてディスプレイを楽しんでいるので、ベッドから起きてここを見るたびに、気持ち良く過ごせるようになりました。
まずは飾りたいアイテムがあっての発想だったんですね!確かに朝、暖かい日が差し込む日にこの風景が目に入ると本当に幸せな気分がしそう。大きなカフェオレボールを手でざっくりと持ちながらずっと眺めていたいです(笑)
ちなみにこちらは、とある秋のディスプレイ。さきほどのお言葉通り、季節ごとに楽しんでいらっしゃることがわかりますね。
失敗を恐れず、色々と試してみよう
最後にあらためてお聞かせ下さい。asamiさんが考える「収納を気持ちよくととのえるコツ」とは?
快適に過ごしたい気持ちが大きくて、雑誌や本やブログをたくさん読みました… 収納法を真似してみたり 試してみたり。いろいろ失敗もしました。
経験した中で結局 自分で感じて考えた収納場所やルールが1番長続きしていて愛着がわくという事です。
家中を良く見ること。
観察したり想像したり。
そして行動することだと思います。
少しカタイでしょうか…笑
いえいえ、カタいなんてことはありません!(笑) やはり一瞬で解決する方法を探すよりも、少しずつ試していくのが大事なんですね。今はパーフェクトに見えるasamiさんでも、いろいろ失敗を重ねてきた、というお言葉には安心しました(笑)
いかがでしたか?全てを一気に変えることは難しくても、少しずつ真似をしてみるところからはじめてみるといいかも。asamiさんもおっしゃっていたように、日々少しずつでも考えて、行動していくことが大事なのかもしれません。これからもasamiさんの収納アイデアをウォッチしていきたいと思います!
asamiさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!