広く開放的なリビング空間がまるでアートのようなhamakajiさん宅。無機質さの中に洗練された印象を持つモルタルの床をはじめ、こだわりを感じるインテリアが並びます。凛としたシンプルさの中でアクセントに添えられた、背の高いドウダンツツジがやわらかな印象を与えてくれています。

ホワイトオークの淡い色味の床が印象的な、77poan99さん宅のリビング。床から天井まですべてがグレーとホワイトのカラーで統一されたリビングは、無駄なものがそぎ落とされた美しさがあります。淡い色味で統一した家具やアイテムの選び方は、塩系リビング作りの参考にしたいですね。

シンプルな塩系インテリアに物足りなさを感じたら、淡い色合いのディスプレイをプラスしてみては。tuuliさんが紹介されていたのは、淡いアースカラーが魅力のイミテーションブックです。グリーンをプラスしたり、こうした淡い色味のアイテムをプラスすれば、ワンランク上の塩系インテリアを楽しめそうです。

モノトーンを基調とした、irieriさん宅のトイレ。壁の一部にコンクリート打ちっぱなし風の壁紙をアクセントクロスとして取り入れていました。統一されたカラーの中で素材感を変えることで、メリハリが出て、単調になりがちな塩系インテリアの余白に表情が生まれています。

塩系インテリアを実践されているAkaneさん宅では、手洗いボウルもこだわって選ばれていましたよ。シンプルで無駄のない設計の手洗いボウルは、まさに塩系！塩系インテリア作りでアイテムを選ぶ際には、直線的なアイテムを選ぶとすっきりとした印象を作りやすくなります。

明るいカラーの木目に淡い色合いでコーディネートされた、iicccさん宅の洗面所。ヘリンボーン柄に貼られたフロアタイルや、ヴィンテージ感のあるタオル掛け、角ばった病院用シンクなど、少し男前な要素も加わり、シンプルさとラフさに温もりが共存した塩系空間が作り上げられています。

「キッチンは何も置かないのがいい。」とおっしゃるaki...さん。置くのをやめたら、見た目の印象がすっきりしただけでなく、掃除がラクになるというメリットも感じられたのだそう。塩系インテリアのキッチンを作るには、まずは目に見える部分のモノを減らすことからはじめてみましょう。

余分なものが一切なく、クールな印象のmomoさん宅のキッチン。生活感の無さは、まるでモデルルームのようです。随所にちりばめられたこだわりを感じるアイテムたちは、シンプルな塩系インテリアを引き立ててくれます。

無骨さや無機質さを演出でき、塩系インテリアにぴったりなコンクリート素材。でもコンクリート素材を取り入れるのは難しいですよね。そんな方に、osumiさんが手ごろに試せるアイテムを紹介してくださいましたよ。使っていらしゃったのは、セリアのコンクリート風リメイクシート。キッチンの印象もガラっと変わります。