暖かな日差しが心地よい日が増え、ガーデニングにぴったりの季節になりました。
ガーデニングの中でも、色々な種類の花や植物を集めて植える「寄せ植え」は人気のジャンルの一つ。
とはいえ、初めての人にはちょっと敷居も高いのも事実ですよね。
そんな人におすすめなのが、多肉植物の寄せ植え!
もちろんRoomClipでも大人気ジャンルです。
実は、多肉植物の寄せ植えは、簡単に可愛く作ることができる上に、寄せ植えの基本的なテクニックが詰まっているので、「これから寄せ植えをやってみたい!」という人にはぴったりのジャンルなんだとか。
今回は九州のホームセンターGooDay(グッデイ)さんと、ガーデナーの安達寿枝子さんに、初心者でも楽しめる多肉植物の寄せ植えの始め方について聞きました。
今回話を聞いた安達寿枝子さん
安達さんはガーデニングワールドカップ2013イングリッシュガーデン部門ゴールドメダリストであるガーデナーさん。
物心ついたころから花が大好きで、「お花にうもれていたい」から大学でも花の栽培の勉強をしたんだとか。その後、ガーデナーの道に入り、今ではさまざまなワークショップなどでガーデニングの楽しさを伝えながら、グッデイ久留米店のアドバイザーさんも務めています。
多肉植物寄せ植えの魅力とは?
安達さんから見て、多肉植物の寄せ植えの魅力ってなんですか?
初心者の方でも寄せ植えの魅力を簡単に味わえることですね。種類が豊富でいろいろな形がありながらも、色合いを合わせやすいので、初めての時から自分の好きな形にできるんです。
多肉植物ってどれくらいたくさんあるんですか?
もうほんとに多いから、私はそう聞かれたら「星の数ほどありますよ」って言っています(笑)。実際に星や天体の名前をもつ多肉ちゃんもたくさんあるんですよ。
例えば月兎耳っていう多肉ちゃんは「まるで月面のうさぎの耳みたい」ということでついた名前だったりします。
今回作るのは「ミニ多肉ボール」!
そんな多肉植物の寄せ植えでも、今回安達さんに作り方を教えてもらうのは、カラフルな毛糸や麻ひもで多肉植物をクルンとまるめた「ミニ多肉ボール」!
お部屋のちょっとしたディスプレイだけでなく、携帯電話やバッグのアクセサリーにもぴったりのかわいいアイテム。実は初心者の方に必要な、多肉寄せ植えの基本がたっぷりつまっているんです!
用意するもの
- カット多肉:色々な種類の多肉植物が使いやすい形で入っています。とっても可愛くて、見ているだけで幸せになります。グッデイでは1000円前後で手に入ります。
- 水苔:500円くらいでたっぷり買えちゃいます。
- カラー麻ひも:お好きな色を選んでください。
それでは作っていきましょう!
ステップ1:茎を出して高さをそろえる
まずはカット多肉から好きな形の多肉ちゃんを選んで、根っこの方の葉っぱを丁寧に取っていきます。
この辺りからプチプチと取っていってください。
プチプチ、、、
ぷちぷち、、、
この時に取った葉っぱは、最後に使うから入れ物に入れておいてくださいね。
こんな感じで、自分の好きな3種類の多肉ちゃんを、根っこの茎を出しつつ、同じ位の高さにします。
ステップ2:水苔でぐーるぐる
次に3つを束ねてください。
さぁ、ここから水苔の登場です。
水に浸して湿らせた水苔をぐるぐると茎の部分に巻きつけていきます。
こんな風にボール状になるまで巻いてください。
ステップ3:カラー麻ひもや毛糸でぐーるぐる
そしてもう仕上げ!好きな色の麻ひもや毛糸で、水苔の上からぐるぐる巻いていきます。
ぐるぐる
ぐーるぐる
最後にきゅっと縛ってひっかける輪っかを作れば、
できあがり!!紐の部分を長くして3つつなげたりすると、ハンギング多肉ボールもできます!
ステップ4:次の多肉ちゃんを、、、
そして最後に…
取っておいた葉っぱを土の上においてあげてください。この子たちから新しく芽が出て、新しい多肉ちゃんができるんですよ。
いかがだったでしょうか。
こんなに簡単なら、多肉植物を一度もやったことない人でも簡単にできちゃいますね。
多肉ボールは子供へのプレゼントにもぴったり!簡単なので、是非チャレンジしてください!
ちなみに現在、RoomClip×GooDay「私の多肉寄せ植えディスプレイ術」の投稿キャンペーンを開催中です。この記事を読んで多肉植物の寄せ植えにチャレンジしたら、写真を投稿してみてくださいね!
後編では、さらに一歩上の多肉植物寄せ植えテクニックを安達さんに教えてもらいますのでお楽しみに!!