手作りで発泡スチロールからレンガ調の壁を作って壁面に貼る“発泡スチロールレンガ”をご存知ですか?トレンドの西海岸風やブルックリン風、アンティークやナチュラルなどさまざまなスタイルに合わせてDIYすることができます。発泡スチロールレンガを使った実例と発泡スチロールレンガの作り方を紹介します♪
発泡スチロールレンガで壁をDIYした実例6選
発泡スチロールレンガはどのような場面でお部屋に使われているのでしょうか?発泡スチロールレンガを使って、お部屋の壁をDIYした実例6選を紹介します。
DIYで、アンティーク調のシャビーな白壁に
こちらのお部屋の壁は、発泡スチロールレンガを貼った上から珪藻土でつぶしてからペイントでよごしをかけたそうです。シャビーのニュアンスがきれいに出ています。
ナチュラルカントリーの壁面にレンガを散らす
部分的にレンガがむき出しになっているような雰囲気の発泡スチロールレンガの使い方をしているお部屋もテクニックとして見られる手法です。腰から下あたりまで、あるいは、壁の縦のライン、上部の一部など使い方はさまざまです。
軽さと耐水性がベランダDIYに最適!
マンションのベランダには安全性を考慮して軽い素材が適しています。また、風雨にさらされるため耐水性も視野に入れたいところです。その点、発泡スチロールレンガなら軽くて水にも強いので最適です。近代的な鉄筋建築にくらしていても、ナチュラルでやわらかいイメージのぬくもりを感じさせるレンガの壁面に仕立てられています。
西海岸風の部屋の壁をDIY
発泡スチロールレンガを使った白壁に合うのは、シャビーやナチュラルだけではありません。カリフォルニアやアメリカ西海岸を思わせる海の匂いがするマリンテイストにもよく似合います。
リアルな茶褐色レンガを再現する
ブルックリン風のお部屋づくりに、発泡スチロールレンガで壁面を仕上げます。リアルな茶褐色のレンガの再現性の高さにびっくり!
濃い壁に暗色レンガをコーディネート
ヨーロッパの現代建築の書斎を思わせる落ち着いた室内に、インテリアデザインとしてあしらわれた印象を残す発泡スチロールレンガの部分づかいです。レンガの粗削りなニュアンスによって完璧すぎない抜け感が出て、上級者のセンスを感じさせます。
発泡スチロールレンガの作り方 5step
発泡スチロールレンガは、薄い発泡スチロールの板を削ったり塗ったりして手づくりしたものです。どのように発泡スチロールレンガを作っているのでしょうか?作り方を紹介します。
①発泡スチロール(薄いもの)にレンガを下書き
定規、ペン、薄い(厚さ2~3cm)発泡スチロール板、カッター、半田ゴテ、漆喰、ペンキ、砂を用意します。発泡スチロールの薄い板にレンガの模様を下書きします。
②下書きの部分をカッターや半田ゴテで削る
①のアウトラインを参考にしながら、レンガの模様をレリーフに作りこみます。半田ゴテで溶かしたり、カッターで削り出していきます。
③漆喰を塗る
②を仕上がりに合わせてカットして形を整え、漆喰やペンキを塗って、素材感を出します。
④発泡スチロールレンガ【完成】
③が乾いたら、発泡スチロールレンガの完成です。※お好みでよごしを入れます。
⑤壁に貼る
④を壁に貼ります。平坦よりも多少でこぼこがあるほうがリアリティが出ます。
発泡スチロールレンガを作るポイント
発泡スチロールを使ってレンガ壁を作るポイントを紹介します。
砂を混ぜるとリアルになる
ポイントの1つめ:漆喰に砂を混ぜてざらつきを表現すること。2つめ:少しよごしを入れること。質感が出て味わいが出ます。3つめ:漆喰を使わない場合は、ペンキとタイルの補修材を混ぜて使います。発泡スチロールレンガづくりは一見難しそうに見えますが、取りかかってみるとサクサクと進むのでやりがいがあります♪
人気の発泡スチロールレンガを使ったお部屋の実例と、発泡スチロールレンガの作り方を紹介しました。いろいろなスタイルのお部屋で味わいのある深みを出す効果がある発泡スチロールレンガをお部屋にとり入れてみませんか?
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「発泡スチロール レンガ」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!