家事に子育てに仕事にと、忙しい毎日ですが、少しでもゆとりを持って暮らしたいですね。小さな工夫や、前倒しの家事など、先のことを考えて段取りをすれば、無駄や無理を減らすことができます。丁寧に暮らしを楽しんでいるユーザーさんたちの写真から、ゆとりが生まれる暮らしのヒントについて考えてみました。
朝、バタバタしないための段取り
朝はあわただしく、バタバタと過ぎていきがちですが、毎日のことなので前の晩に準備しておけることもあります。たとえば、朝食の食器を用意しておいたり、着る予定の服をセットしておいたり。前倒しで用意をしておく段取りが、暮らしにゆとりを生みます。
朝食は、トレーを活用する
トレーに一人分ずつの食器がセットされた、朝食準備の風景。忙しい朝の食卓では、一人分ずつトレーにセットすると、テーブルに運ぶのも、片づけるのもスムーズです。あわただしい朝も、お気に入りの食器を使えば、気持ちにゆとりが生まれそう。食器のセットまで前の晩にしておくと、朝食準備が楽ですね。
野菜はピクルスにしておく
毎日の食卓に、彩りと栄養をプラスしてくれるピクルスは、朝食にもおすすめ。夕食で使った野菜の残りをピクルスにしておけば、朝食の一品になります。ユーザー宅では、たくさんいただいたキュウリをピクルスにしたそうです。新鮮な野菜を無駄にしない方法としてもいいですね。
朝食&ティーセットをカゴにまとめる
ユーザー宅では、朝食やおもてなしに使うティーセットをカゴにまとめて、食器棚に収納しているそうです。必要なときに、さっと取り出せるので、手間がかかりませんね。便利なだけでなく、かわいく見える工夫をし、暮らしを楽しまれていることがうかがえます。
前日の夜に、着る服を用意する
インテリアと同じぐらいに服のコーディネートも大好きだというユーザーさん。ハンガーにきれいにセットして、お店のよう!翌日着る服は、前日の夜にコーディネートしておくと、朝のゆとりにつながりますね。時間のあるときにコーディネートを考えておけば、出かけてから失敗したと思うことも減りそうです。
日中の段取りで、家事をスムーズに
朝食の片付けのついでに、夕食のメニューを考えて下ごしらえをしておくなど、先のことを考えた段取りが一日に余裕をもたらしてくれます。夕方は疲れもたまるし、面倒な気持ちにもなりますが、朝の先取り仕事が手助けしてくれます。
保温調理を活用する
朝仕事の最後に、夕食の準備まで完了!ここまでしておけば、少しぐらい帰宅が遅れても、「夕食に何を食べよう」と焦らずにすみますね。保温調理鍋も販売されていますが、手持ちの鍋で保温調理できる鍋帽子も便利です。
献立を決めて計画的に買い物する
献立をあらかじめ決めて、冷蔵庫のホワイトボードに書いておくのは、わかりやすいですね。買うべきものがはっきりわかっているから、無駄な買い物をせずにすみ、節約にもつながります。三日分ぐらい考えておくと、毎日、今日は何にしようと悩むことからも開放されます。
タオルやマットは、乾きやすい素材を選ぶ
普段の服やタオルなど、洗濯回数の多いものは、リネンなどの乾きやすい素材を選ぶと、洗濯の時短になります。ユーザー宅では、バスマットをリネンに変えてみたら、すっきりして掃除もしやすくなったそうです。手拭きタオルなど、乾きやすさを考えて選ぶと、家事の手間が減りますね。
段取りの工夫、いろいろ
段取りは、こうしなければいけないという決まりはありません。自分のやりやすさを考えて、楽しみながら手順を考えていきましょう。ちょっと先のことを考え、工夫していくことで、気持ちよく暮らしを楽しむことにつながるといいですね。
時間のあるときに、常備菜を作る
仕事がお休みの日や時間に余裕のある日には、常備菜を作っておくと、忙しい日の食事作りの心強い味方になってくれます。お弁当作りにも役立ちますね。白いほうろう容器は、清潔に使えて、見た目もきれい。彩り豊かな常備菜を見るだけでも、豊かな気持ちになれそうです。
来客のためにお茶やお菓子を用意する
来客や、近いうちに人に会う予定があるときは、先の予定をみこして、お茶やお菓子を用意しておくとあわてません。いつものお茶やコーヒー以外に、ハーブティーなどもそろえておくと、話題もはずみ、喜ばれそうです。ユーザー宅のハーブティーを並べたカップボードは、見ているだけでもワクワクしますね。
段取りを考えるときは、自分のやりやすさが大事。家事の先取り貯金をする気持ちで、楽しみながら取り組みたいですね。家事の効率がアップすれば、気持ちにも余裕が生まれて、暮らしを楽しむことにつながりそうです。
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「段取り上手」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!