インテリアに好きな色を取り入れたいと思っても、大きな面積で色を使うのはなかなか勇気がいりますよね。今回はRoomClipの中から大胆な色使いが特徴的で配色上手な部屋をまとめてご紹介します。壁色やキーカラーの使い方、配色テクニックなど、ぜひ参考にしてみてくださいね!
壁色×家具の配色バランス
壁は部屋全体を包み込むので、色を変えるだけで部屋の雰囲気がガラリと変わります。壁色でつくるカラフルでダイナミックな空間に、家具の色を合わせた巧妙な配色バランスをご紹介します。
ディープレッド×ダークブラウン
まるでフランス映画「アメリ」の世界を思わせる、ディープレッドの壁。ダークブラウンのアンティーク家具がよく似合います。深みのある色どうしを合わせた、大人のコーディネイトです。
スモーキーピンク×アイボリー
ややくすんだピンクの壁に、優しいアイボリーのソファ。パープルのクッションがアクセントになっています。天井や幅木、マントルピースなど白の分量が多いので、色がたくさんあっても清潔感のある空間になっています。
ライトブルー×キャメル
ライトブルーの壁に、キャメルのレザーソファを合わせています。ダークブラウンや黒の小物で引きしめていますね。ブルー×ブラウンは、カジュアルな印象をつくるコーディネイトです。
スモークグリーン×カーキ
落ち着いた淡いグリーンの壁に、同系色のカーキのベッドカバーをコーディネイト。オレンジのスツールやラグの柄もスモーキーな色合いでそろえ、絶妙なカラーバランスです。
キーカラーでつくるコーディネイト
壁の色を大胆に変えなくても、家具の色をキーカラーにしてコーディネイトを楽しむことができます。キーカラーは、思いきって好きな色を選んでみましょう。
ヴィヴィッドレッド×ブラウン
赤が大好きなユーザーさんの、ヴィヴィッドレッドを効かせたコーディネイト。ブラウンとレッドは相性抜群です。テレビやオーディオ、テーブルのアイアンなど、黒が小気味よい引きしめ役になります。
マスタードイエロー×グレー
マスタードのような、ややくすんだイエローのソファを中心に、グレーのラグやクッションをコーディネイト。イエローとグレーのスモーキーな組み合わせに、壁やムートンの白が清涼感をプラスしています。
ブライトグリーン×ブラウン
ソファ、植物、ライトで鮮やかなグリーンを効かせたインテリア。ブラウンの家具がよく似合います。壁のポスターの赤が、グリーンと対比して絶妙なアクセントになっています。
3色以上の配色テクニック
色数が増えると、コーディネイトの難易度もUP。でも、色のトーン(調子)をそろえることを意識したら、そんなに難しいことではありません。ファッションの配色や、お気に入りの柄から色をピックアップしてみるのも、配色上手になるポイントです。
トリコロール配色
青、白、赤のトリコロール配色を、階段と手すりで大胆に。3色配色のときは、この手すりの赤のように、強い色を少量にするとバランス良くまとまります。
パステルトーン配色
淡くて優しいパステルトーン3色で塗り分けられたドア。トーンとは、強い/弱い、淡い/濃いなど色の調子のこと。同じトーンでそろえれば、3色でもそれ以上の色数を使っても調和します。
アースカラー配色
アースカラーとは、大地に根ざした自然界の色。茶色、オレンジ、白のナチュラルなアースカラーでペイントされた木の板を貼った玄関の壁。ランダムな貼り方に、カラーセンスが光ります。
配色上手なユーザーさんのお部屋は、カラフルなだけでなく、巧妙な配色バランスがポイントです。好きな色は大胆に使っても、キーカラーとしてアクセントで効かせてもいいですね。ぜひみなさんも、もっとカラーを使いこなしてみませんか?
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「カラフル 配色」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!