「テーマはインダストリアル。好きに囲まれる満足度の高い暮らし」 連載:リノベじゃなきゃ、ダメでした。by yokoyumyumさん

「テーマはインダストリアル。好きに囲まれる満足度の高い暮らし」 連載:リノベじゃなきゃ、ダメでした。by yokoyumyumさん

中古住宅を購入し、住まい手のライフスタイルにあった形にガラリと変える「リノベーション」。この連載では「施主目線」に立ち、リノベーションでなければならなかった理由やパートナーを選んだ基準、そしてこだわりポイントを掘り下げます。

今回は、北海道札幌市にお住いのyokoyumyumさんに、中古住宅を購入してリノベーションされた経緯と素敵な住まいづくりのコツをお伺いしました。もともと3LDKだった間取りを2LDKに。「好き」に囲まれた暮らしを実現されたyokoyumyumさんならではのこだわりやアイディアに迫っていきましょう。

今回教えてくれたユーザーさん♪

ファッション系広告代理店を経て2012年東京-札幌へ移住。2016年7月築31年の中古マンションを購入し『インダストリアル』をデザインテーマにフルリノベーションしました。https://www.yokoyumyum.com

そもそも家探しをしようと思ったきっかけは何ですか?

yokoyumyumさん

「以前住んでいた賃貸マンションを気に入っていましたが、もう少し立地の良いところに引っ越そうと物件探しを始めた頃、分譲マンションの情報をたまたま見たのがきっかけです。その頃住んでいた賃貸マンションも、引っ越ししたいエリアも、ともに家賃の高いエリアだったので『借りるより買う方がいいのかも……』と。また、今だけでなく老後もずっと利便性の良いエリアに住んでいたいという気持ちがあったので購入に踏み切りました。」

どうして、リノベーションじゃなければダメだったんですか?

yokoyumyumさん

「既存の間取り・設備なら賃貸のままでいいと思ったからです。それが、例え賃貸にはない設備やグレードのものであっても自分たちに合っているかどうかは別問題。中古マンションを買うからには、ライフスタイルに合わせた『自分たち仕様』の家(部屋)にしたい!というのが一番の理由です。中古マンションを買うと決めたばかりの頃はリノベーションまで考えていませんでしたが、内覧を何度かしているうちに『自分たちが家に合わせるのではなく、自分たちに合う家を造りたい』と思い始めたんです。マンションは何かと制限もありますが、スケルトンリフォームであれば間取りの変更や内装のデザインも自由にできます。『好きに囲まれた暮らし』を実現させるにはリノベーションしかない!と思いました。」

リノベーションの情報や依頼先は、どうやって探しましたか?

yokoyumyumさん

「リノベーションをお願いしたいと思うところは関東の会社ばかりでしたが、お願いするのは現実的でない……。そう思い、市内の業者をWEBで探したとき、気になるところがあったので、すぐにアポを取りました。決め手はデザイン性。『インダストリアル』なテイストや雰囲気が好きだったので、モデルルームを見た瞬間に『ココだ』と思ったのを覚えています。」

実際にできあがった家を見たときは、どう思いましたか?

yokoyumyumさん

「工事が始まってからは、ほぼ毎日現場に行っていたので(笑)解体&再生されていく我が家の様子を間近で見てきましたが、どの工程もワクワクしっ放しでした。天井がブチ抜かれ、40センチ以上高くなったコンクリートむき出しの天井を見たときは思わず夫婦ふたりで歓声!無垢の床も楽しみのひとつだったので、大工さんが一枚一枚丁寧に作業してくださった後の床を見たときはとても嬉しかったです。」

特に気に入っている場所はどこですか? 5つ教えてください

①コンクリートの高い天井とむき出しの配管

yokoyumyumさん

「リノベーション前は低かった我が家の天井。高くしたかったのはもちろん、無機質なテイストが好きなので、コンクリート天井&配管ともに、むき出しにしたいというのが希望でした。最終的には約2.7メートルの高さになり大満足です。」

②採光と抜け感が心地いい室内窓

yokoyumyumさん

「西側にしか窓がない間取りなのと、リビングを少しでも広く感じられるよう、抜け感を求めて室内窓を作りました。予算の関係上『開かない窓』ですが、採光面だけでなくインテリアとしての役割も果たしてくれているので、作って正解だったと思ってます。設計士さんにも『このアイデアいいですね!』と言ってもらえた時は嬉しかったです。」

③リビングに設置したDJブース&CDラック

yokoyumyumさん

「これは夫婦共通の絶対条件でした。ブースは自分たちでDIYしたものですが、設計士さんにはあらかじめ寸法をお伝えし、リビングの壁に収まるようにしていただきました。また、壁面を使って大量のCDを見せる収納にしたい!という要望にも応えていただけました。長い長い足場板とアイアンで造作したCDラックは、インテリアの一部にもなってお気に入りのひとつです。」

④造作したキッチンカウンターとアイアンラック

yokoyumyumさん

「リビング・ダイニングを広く使えるようキッチンは壁付けにしています。ダイニングテーブルを置きたくなかったのと、間仕切り&目隠しの役割を持たせるためにカウンターを造作しました。天板は足場板、その下はモルタル仕上げにしています。カウンターの上にはアイアンラックを。収納にも使えますがインテリア性を重視しています。キッチン兼リビングのアクセント!」

⑤見せる収納を意識した足場板×アイアンの棚とこだわりのタイル

yokoyumyumさん

「壁付けにしたキッチンの壁には足場板の飾り棚を設置しています。吊り戸棚の収納力には劣りますが、圧迫感がなく、とても使いやすいです。生活感の出やすい場所なので『見せる・見られる』を意識した収納にしています。また、サブウェイタイルやブリックタイルを使ったところもポイントです。」

リノベーションを振り返ってみて、いかがでしたか?

yokoyumyumさん

「マンションには規約や制限がいくつかあるため、自分たちの希望する工事が出来るのかどうか、事前の確認が必要だったり、解体してみないと分からないこともあったので、工事が始まるまでは気掛かりなことが多かったです。予算の都合上、諦めたこともありますが、完全オリジナル&自分たち仕様の家に生まれ変わった我が家を見ていると、リノベーションして本当によかったと思います。『好き』に囲まれる暮らしは、想像以上の満足感が!また、リノベーションを機に始めたブログも、予想外の反響がありとても嬉しいです。

今回のリノベーションでは3LDKを2LDKにしましたが、思い切ってワンルームにしてみるのも面白そう!あとは、キッチンや洗面台を造作したいです。」

お話をお伺いして

「自分たちが家に合わせるのではなく、自分たちに合う家を造りたい」との思いでリノベーションを決意されたyokoyumyumさん。従来なら、家の間取りに合わせていた家具のレイアウトも、「ここで音楽を楽しみたいから、ここには収納棚が必要」など、レイアウトの発想は逆転。自分の好きを優先させた間取りとインテリア作りが可能になります。「好きに囲まれた暮らしは想像以上の満足感がありました。」と教えてくださったyokoyumyumさんの言葉通り、とにかく自分好みの快適な空間がリノベーションで実現できるのですね。

また、yokoyumyumさんは、デザイン性を重視し、リノベーション会社を選択。インダストリアルというテーマのもと、木材のぬくもりにアイアンやコンクリートの硬質な素材をミックスし、タイル使いで遊び心とアクセントをプラス。壁、棚、こだわりのDJブースに至るまで、自分らしさを詰め込んだお宅を作られていました。yokoyumyumさんのように、暮らしや感性に合ったリノベーションで、満足度の高い暮らしを目指していきたいですね。

yokoyumyumさんのお住まいについて

  • 所在地: 北海道札幌市中央区
  • 物件種別: マンション
  • 建築面積: 63m2
  • 間取り: 2LDK
  • この家に住む人: 夫婦
  • 施工期間: 2ヶ月
  • 総費用: 800万円
  • 設計: 株式会社 リヨ・デ・ホーム(旧 住宅企画クリエーション)

yokoyumyumさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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