「無骨さと柔らかさの調和。ギャラリーのような佇まいの部屋」 by Yasuさん

「無骨さと柔らかさの調和。ギャラリーのような佇まいの部屋」 by Yasuさん

RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回は、男性が作り出す「エレガント」・男性だから作り出せる「アート」そんな独特の雰囲気に浸らせてくれる、ギャラリーのようなインテリアが魅力的なYasuさん宅をご紹介していきます。住環境を発信する立場にあるYasuさんならではの、マテリアルと佇まい、唯一無二感を大切にした空間づくりの魅力に迫っていきましょう。

今回ご紹介するのはこの方です!

住設メーカーでプロダクトデザイナーをしています。 去年の春頃から、現在のリノベされた賃貸マンションに越してきました。 見た目は髭面ですが、料理やお花が大好きな乙女心を持つおっさんです。

「相反するもの」が手を取りあう空間

優雅な素材と佇まいのコントラスト

Yasuさんのお住まいは、都内にあるリノベーション済みの2LDKマンションです。リノベーション後ならではと言えるのが、モルタル土間のダイニングを挟むように、リビングとキッチンがそれぞれ小上がりになったLDKの構図です。また、LDKは天井高も3mとかなり高めで、全体が一つの空間でありながらも、心地よい開放感と躍動感が演出されていました。こうした空間そのものの魅力はもちろんですが、そこにコーディネートされたYasuさん流のインテリアはさらに特徴的です。日ごろから「量産品」をデザインされているからこそ、「手仕事感やアンティーク的な要素、自然造形」といったものへの関心が高いとYasuさんは語ります。だからでしょうか、置かれたファニチャーや雑貨、そこにあるものひとつひとつの素材のテクスチャーやコントラストが、まるでギャラリーに並ぶアートのよう。いずれも無骨でありながら、優美な存在感を放っているのが印象的です。

こちらは、小上がりのリビングからキッチン側をとらえた一枚です。壁つけのステンレスキッチンは、潔く男前にオープンです。並ぶキッチンツールや家電、ダイニングテーブルに飾られた植物、ガラスの器が反射する光……瑞々しい生活感もまたYasuさんの作り出す、唯一無二のアートのように感じられます。Yasuさんは、料理や盛り付けにもこだわりをもって挑まれているようですので、そちらの作品が生み出される景色・並ぶ景色も気になります。

「絵になる暮らし」を楽しむ

LDKの中に、その存在感をしっかりと刻みつつ「余白」をつくる巧みな仕事をしているファニチャーがひとつ。それは、こちらのYasuさん自作のダイニングテーブルです。エッジの効いた直線的なフォルムと、無骨で凛としたカラーリングに素材感、コンパクトにチェアを納められる機能美に、程よい収納棚、暮らしの中に取り入れたいあらゆる「美」の要素が計算され盛り込まれています。そこに、グラスや流木風のカッティングボードがさらりと置かれているのも絵になりますね。整然とチェアが並ぶ姿も、やはりアート的で目を奪われてしまいました。

そして、視線を変えればLDKの壁の一面を飾るギャラリースペースを楽しむこともできます。ダークカラーのアクセントウォールに馴染むようにさりげなく溶け込む同系色、でもインパクトをきちんと与えてくるアート作品がチョイスされている辺りに、Yasuさんのセンスの良さや粋な遊び心を感じます。Yasuさんのコーディネートするインテリアは、この一画に限らず目を楽しませてくれる美しさと芸術性に溢れています。けれど、そこにはきちんと暮らす人の個性や暮らしの面影・暮らしの動きもあるのです。「当たり前の日常」そこに深いこだわりと丁寧な気配りが反映されると、人の暮らしはこんなにも魅力的になるんですね。

空間を活かす、カラーコントロール

ダイニングのギャラリースペースから視線を動かしていくと、ハイトーンで優し気な空間へとつながっているのがわかります。そこは、YasuさんがLDKに続いてお気に入りと言う寝室です。これまでのじわりと心に沁み込んでくるダークでエレガントな美的空間とは対照的で、まるで包み込むように優しい空間が広がっていました。光がたっぷりと入るホワイトベースの寝室は、ドライフラワーや柔らかなテクスチャーのリネンを中心にゆったりとナチュラルなコーディネートで楽しまれているのだそう。なるほど、どんな間取りでも部屋が変われば建具や採光、使用目的など条件も当然変わります。空間の特徴に合わせ、それを活かすカラーコントロールは、より最適で快適な環境を作り出す大切なメソッドと言えます。

Yasuさんのつくる空間には、自然界にある色、素材そのものの色を多く見つけることができます。人工物ではないそれらは、色も佇まいも自由で力強い生命力に溢れています。一方で、他にはない儚さを同時に感じさせてくれます。そんな相反する両極の魅力が、Yasuさんのインテリアには充満しているのかもしれません。無骨で男性的でありつつ、どこか繊細で女性的、工学的で人工的かと思えば、自然物に彩られている……ひとつの型にはまることなく、自由に感性の赴くままに暮らしと空間をコーディネートするYasuさんの住まいづくり、ぜひチェックしてみてください。

Yasuさん邸の間取り図

Yasuさん宅は、2LDKの賃貸マンションです。リノベーション物件ということで、ダイニングはモルタル土間、キッチンとリビングはそれぞれ小上がりと特徴的な構図のLDKが迎えてくれます。寝室やゲストルーム、水廻りなど、それぞれの空間ごとに、持ち味を生かしたコーディネート、カラーコントロールでインテリアを楽しまれています。

Yasuさんへの5つの質問

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

お部屋のインテリアテーマやこだわっていることを教えてください

Yasuさん

仕事柄、量産品のプロダクトデザインを手掛けることが多いので、その反動なのか量産では表現できない手仕事感のあるものやアンティーク的なもの、自然な造形物に惹かれます。 それらのものが空間で際立つように、余白や素材のコントラスト、カラーコントロールに配慮しながら、ギャラリーのような空気感を目指してます。 今の家は空間として無骨なマテリアルが多いのですが、 男臭さに寄りすぎないよう、リネンやアンティーク的なディテールを織り交ぜてエレガント感をミックスして楽しんでいます。

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

インテリア関連の好きなブランドやショップを教えてください

Yasuさん

好きなショップは、carafe(名古屋)、analogue life(名古屋)、point neuf(東京)、apologia(千葉)、DEMODE FURNITURE系列(東京)などです。また、 好きなブランドは、whol hutte、ochre、東屋です。

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

インテリア関連で最近買ってよかったものがあれば教えてください

Yasuさん

FLOSの照明(品番FLOS265)、 KINTO(SLOW COFFEE STYLE)のコーヒーブリュワーセット、 あとフライングリース用に買ったダークグリーンなプリザーブドのユーカリの3点ですね。

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

インテリア以外でこだわっているモノやコトを教えてください

Yasuさん

器や香り、お花や音楽など生活シーンに関わること全般大好きですが、特にこだわっているのは料理です。 なかでも盛り付けが大好きで、『お皿の上での即興デザイン』と捉えて楽しんでいます。

Instagramでは、そんな料理の写真もアップしています。ご興味がありましたら、是非。https://www.instagram.com/kosuke_yasuma/

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

RoomClipでやってみたいことや期待していることがあれば教えてください

Yasuさん

自身が住生活のプロダクトデザインを生業にしてるので、自分のデザインするものをいつかここでヒアリングできたらなぁ……なんてことを妄想してます。RoomClipユーザーさんはすごくインテリア感度が高いので、ここで意見もらいつつブラッシュアップしながら一緒に商品をつくれたら楽しそうです。

また、自分の中にあるインテリアの考え方をRoomClipで試している部分もあるので、フォロー頂いたり、メッセージもらえたりすることがいつも励みになっています。

絡んで頂いているみなさん!いつもほんとにありがとうございますです!ラブです♥

Yasuさんのお部屋ギャラリー

クリックすると大きいサイズでみることができます。


Yasuさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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