開放的なお部屋に憧れるけど、実際は小さいほうがリラックスできる。そんな経験ありますよね。そこで今回ご紹介するのは「小さなベッドルーム」。寝室でなんだか寛げない……。そんな場合は、小さい空間をプラスに考えるも1つの手です。狭小住宅や賃貸にお住まいの方、そうでない方にも参考になる実例を集めてみました。
収納や家具の配置方法が大切
「小さなベッドルーム」でまず最初に考えたいのが、収納アイテムや家具をどのように配置するかです。限られた面積でも、見方や考え方によっては快適な寝室へと様変わりします。それではRoomClipユーザーさんの技を、実例と共にご紹介しましょう。
吊り棚で収納の確保
天井から吊り下げられた、吊り棚収納がある実例。こちらのアイディアなら、小さなお部屋でも収納を取り付けることができますね。棚にはレコードのジャケットが見えるようにディスプレイ。アンティークを思わせるペンダントライトや、爽やかなブルーの壁色とも相まって、まるで海外のアパルトマンのようなおしゃれさです。
すぐに手が届く範囲が快適
naoさんは本棚をベッドから手の届く範囲に置くことで、好きなときに本をパッとすぐ手に取り、寝転がって読書が可能な家具配置にしました。出窓にも自作の本棚を置いて、本に囲まれたベッドールームに。読書好きの方にはたまらないお部屋です!
左右対称でホテルライクに
家具を左右対称に置くことで、お部屋の大きさが気にならなくなります。manahome さんの寝室は、テーブルランプを中心にしてベッドを置くことで、ホテルライクなベッドルームに。きらびやかなシャンデリアもあれば完璧です。ラグジュアリー感のあるお部屋は、生活の質まで高めてくれそうですね。
ベッド選びを工夫してみよう
小さくても居心地が良いベッドルームを実現するのに、意外と盲点なのがベッド自体を見直すことです。お部屋の大きさにあった家具選びをすることで、空間を有効活用。お部屋の大胆チェンジを狙いたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
脚付きベッドをセレクトする
こちらの実例のようにベッドに脚がついていて、なおかつベッド下に十分な隙間があるものなら、収納を入れることができます。収納を設置すると、生活感が出てしまうのではないかと気になりますが、そうは見せないのがhitomiさんの技。観葉植物とアンティーク調家具などで、ワンルーム賃貸には見えない完成度の高さです!
引き出し付きのソファベッドは1台3役
あらかじめ引き出しがついているものなら、生活感が出るのを気にすることなく、インテリアを楽しめそうですよね。こちらはIKEAのソファベッド。日中はソファとして使用して、就寝時はベッドに。さらには広げるとダブルサイズになります。収納、ソファ、ベッドとこれ1つで3役。まさにベストな家具選びをされていますね!
ソファベッドはリビングにも使用できる
Mouさんはリビングルームにソファベッドを設置しました。Mouさんによると、ベッドとして使用するときは広々とセミダブルになるそうです。そして背もたれを起こすことで、一般的なソファのような形に。ソファとして、またベッドとしても使用できるため、1日の中でさまざまなお部屋の楽しみ方ができそうです。
演出方法でこんなにも見違える!
最後にご紹介するのが、ベッド周りの演出法です。テクニックによっては、お部屋の小ささを気にさせない、魅力あふれるベッドルームに大変身します。コツは、思わず心奪われるような演出をどこかに1つは設けること。RoomClipユーザーさんはそのコツを、どのようにカタチにしたのでしょうか。
色鮮やかなお花でコントラスト効果
mirさんは壁色を爽やかな寒色系にし、サイドテーブルには黄色のお花を設置。お花の華やかさに併せて、ブルー×黄色のコントラストが目を引くため、お部屋の小ささを忘れてしまいそうですね。色のマジックによる技は、mirさんの発想力とセンスの高さを感じさせます。
デコレーションで壁に視線を集める
こちらのお部屋に、シングルベッドがぴったり2つ収まることに気づいたHapiful...さん。白壁をマスキングテープで黒色にし、雑貨類でデコレーション。壁に視線を行かせることで、狭さが気にならないお部屋に仕上げました。発想の転換によって、素敵なベッドルームが完成しましたね。
すぐそばに置いて包容力がある寝室に
mina2kiさんは、布団のすぐそばに棚や星型照明などを置くことで、何かに包み込まれているかのような、包容力のある寝室に仕上げました。周りにとことんお気に入りのものを配置することで、就寝前の時間を充実したものに。毎日こちらの寝室に来るのが楽しみになりそうです♪
天蓋+ペンダントライトで幻想的に
天井にシアーカーテンを留めて天蓋のようにし、複数のペンダントライトを取り付けることで、こんなにも幻想的な寝室ができ上がります。ioさんは1Kにお住まいだそうですが、そうとは感じさせない演出の仕方は目を見張るものがありますね。毎日良い夢が見られそうです♪
お部屋の広さに関係なく、快適な寝室は実現可能なことが分かりましたね!安らげる空間は、テクニックによって変わるもの。その技は、ぜひ今回ご紹介したRoomClipユーザーさんの実例を参考にしてみてくださいね。
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「ベッドルーム 狭小住宅」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!